縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

土偶の姿

2022年09月13日 | 土偶

縄文土偶の姿

三内丸山遺跡の土偶

ここにある土偶は、 三内丸山遺跡の「十字架土偶」と言います。
 この土偶の顔と思う部分を見るとお面 のような顔が張り付いています 。

これで思いつきました 。

 お面をかぶせて「ヒト化」するための表現方法なのです。

土偶というのは 「生きものの効き目」を 表しているのです。

この生きものは サメと思 い ます。
ハンマーヘッドを持っているシュモクザメと考えます。

 このシュモクザメのハンマーの両側に目がついているのが分かるでしょうか。

 実はサメの歯は何回も再生すると言われています 。
サメの効き目を 人の助けとするために借りたのでしょうか。
 シュモクザメの 土偶がたくさん出てきます。


「ヒト化」する工夫として

٠お面をかぶる「ヒト化」

٠足りないところを無地で付け足す「ヒト化」


お面と無地のところを省略すると元の姿が分かるかもしれない

生きものとして

シカ、カエル、モグラ、コーモリ、ライチョウ、モモンガ、カメムシ 他 など多数

興味のある人は地域の生きものと土偶とを比べてみてください。

土偶の形や模様は、身近に見ている「生きものの利き目」を「ヒト化」して表現している姿と思います。

縄文楽  浄山

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ⑫北黄金٠物語(竪穴式住居) | トップ | 縄文土器の姿(鉢型) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿