縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

縄文土器の姿(鉢型)

2022年09月16日 | おらの一品

縄文土器の形
「土器の器形は地形」と定めています。

「尖り底土器は、河口」「円筒形土器は深い海」

その中間と思う鉢形土器はどのような地形になるでしょうか

北海道の土器を調べていると 鉢形の土器が非常に多く目につきます。


 ということは 北海道の大地は 広々としていて河川 がうねるように 走っています。 

その河川の流域に住んでいる人達の土器だと察しが付きました。

 つまり

「鉢形は河川の流域に住んでいる人たちの土器」

を表すと言えます。

 

ここに火炎形土器があります。

この下部は鉢形を呈しています。


よく模様を見ると縦に線が走っているのが分かると思います。これは信濃川の流れだと考えます。


つまりこの鉢形の部分は信濃川が下って流れている様子を表現しているということです。

付加

・火焔型土器で 上部は 空の様子で 雨、雲 などです。

・中間部は地表面で川とか山とか 湖沼などと思います。

・下部は川が流れていく様子を表しています。

縄文楽  浄山

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