縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

縄文の素顔04(模様)

2022年05月19日 | 縄文楽

土器の素顔

土器に組み込まれた模様と貼り付けたり描いた模様の区別がつかないことがあります。

北黄金貝塚の器形は円筒形で模様は海と山の上下の2段になっています。

二つの土器を観察しています。

 



海は深く深く作られています

「模様」は海の波を縄文で表現しています。

山部には森林や貝塚が作られているのです。

  成形後に削った所が貝塚です。


まとめ

土器の形はその土地の地形を表している。

河口 海 湖沼 河川 盆地 山間地等です。

ヒトは、目の前に見えるモノを作っている。

目の前にある見えるモノを模様にしている。

縄文土器は「理想郷」を作って祈りの対象にしていると思われます。

縄文楽 浄山

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