縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

「日本遺跡」27(菜畠遺跡)

2019年07月15日 | 土器
「唐津市街地の西側衣干山から伸びる丘陵の斜面から谷にかけて広がる、縄文時代晩期から弥生時代前期を中心とした集落遺跡です。縄文時代晩期の水田跡や炭化米・農機具が発見されている。」とあります。
上の土器から「水路」「水田」などを探すのです。
◇「用水路(水路)」はV型の模様と縄状の模様を当てました。
◇「高台」の付いた土器である。祭祀的な要素を含んだ土器である。
弥生的になって作られるようになったと感じる土器です。

◇「水田」はっきりしないが「企画」された印のようなので付けました。
※「大地を耕して水田にする」という行為を願う土器ともいえます。
縄文時代には「所有」という意識がないと思います。
「大地を所有する」という弥生時代の意識の現れともとれます。
縄文楽 浄山

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