縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

「すり石」にも命がある

2020年09月14日 | 闇の縄文

北黄金情報センター内に

全てのモノに命(魂)があり、全てが生きる」

という表題が掲げてあります。開園当時(2001年)からのスローガンです。

このスローガンこそ「縄文ヒトの生き方」を表す重要な言葉です。

「すり石」という石の道具があります。これを次のように解説します。

「両手を広げて、片手が「すり石」反対の手が「ヒト」と両手を合わせて一つにして見るのが「縄文ヒト」です。

「すり石にヒトの命が合わさっている」というように説明します。

全ての「モノ」と「ヒト」が一つになるのです。

不思議な事ではないのです。アニメ、マンガ、昔話など現代でも当たり前で通用しています。

また、縄文文化は「全てが生きる文化」と捉えています。北黄金貝塚では教えの核としています。

縄文楽 浄山

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 縄文土器の姿 | トップ | 土偶とは »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿