縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

「繊維土器03」(中期 あきる野市草花出土  )

2019年08月21日 | 土器

 縄文中期の土器で、東京都あきる野市草花遺跡 出土とある。

「東京湾の干満のある環境での生活」と予想している。

この土器も「繊維土器」といえる。

 細い糸で芯を巻いているのが分かる。

これも同じで「細い糸で芯になる物を巻いている」

このような土器も張り付け紋様と思っていたが、迷っている。

細かな粒の粘土で形を修正していると思われる。なめらかな表面になっている。

土器の骨組みは「繊維」(木の皮 茎 イネ科の草など)を使って製作していると考える。

※「カゴ」は作られていた(東名遺跡参照)

カゴに粘土を張って水漏れを防ぎ、焼いて固くしたのが土器と文章では書けるが簡単ではないだろう。

大きな課題である 

縄文楽 浄山

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