縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

(勝坂04)「畑・ 発芽)

2022年01月20日 | 勝坂式土器
「この遺跡からは多くの土器や打製石斧が発掘されている。そのなかでも、装飾的な文様や顔面把手(顔を表現した取っ手)などの特徴を持つ土器は、後に勝坂式土器と命名されている。また、打製石斧も土を掘るものと考えられ、縄文時代において農耕の可能性を示すものとして注目を浴びた。」とあります。
 
土器紋様は「生活環境」と考えていますので、どのような地形で、どのような自然環境かを調べたりします。
「勝坂遺跡」は相模原市にありますので、平野にある遺跡と思います。
 
・「畑の印」が土器に形としてつくられています。
は「双葉」ですから「」だと仮定しました。
反対側の紋様は「収穫」が模してあると想像します。
畑の土器「発芽」と「収穫」の二面で構成しているようです。
・この土器から『自然から大地を借り「タネ」をまき育て「収穫」しました。』と判断しました。
 
作物や大地に感謝の気持ちで償いをするのに、この土器を使ったと思います」

祭祀用として使用されたと思います。実用的だと思いません。
  縄文楽 浄山
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