円筒土器(海と山)北黄金貝塚の円筒土器です。当時の気候は現在より少し暖かったと思いますが、丘のふもとの海には寒流が流れていたと思います。なぜならカキやウニの寒流系の貝塚が丘の上に大きく広がっているからです。この貝塚の奥にハマグリの暖流系の小さめの貝塚もあるのです。土器の器形もそれぞれちがいます。円筒土器は、寒流系の貝塚を生成した時期に当たります。現在に近い海の環境のように思います。
三内丸山遺跡 . . . 本文を読む
円筒土器「すべてに命がある」
「おらの世界」とは、今、住んでいる地域の地形や環境をいいます。
縄文ヒトの「縄文の心」というのが北黄金貝塚の情報センターに展示されています。すごい文言だと感心します。縄文を根底から支える文言といえます。
「すべてのモノに命がありすべてが生きる」という意味のコトバが開園して二十年以上になりますがそのまま表示されています。
この公園を創立した原動力となった大島直行 . . . 本文を読む