気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

北陸の秋を

2016-11-20 09:57:28 | 旅行
今朝も曇り空、暖かい朝を迎えました。
次男が友達の結婚式とかで帰ってきており朝ごはんの準備、
それと今朝から自宅稽古に見えられますが・・・
お茶会開けで、なかなか調子が上りません。
自宅の庭の満天星つつじも色づいてくれました。
10時になり来られるでしょう。稽古モードへ切り替えて!


先日実家へ帰った折の話になります。
お米は数年前までは、玄米で奈良・大和高原の農家から
次男坊が運んでくれていたのですが・・・
今は故郷の富山米コシヒカリを妹の旦那さんのお世話で、
年3回、車で取りに行っております。
当然行くたびに、男三人は宴会状態で翌日は二日酔い?
それが楽しいからなのでしょうが・・・。
9月中旬に”新米ができたから”とのことでしたが、
お茶会もあり、なかなか余裕がとれず、お茶会終わりの
二日間だけですが、予定を入れることが出来ました。
お土産は柿の葉寿司とリクエストのあった焼き鯖寿司
夕方着くなり殿方は盃を交わし、女組は近所の温泉へ。
痛めていた腰も良くなるかしら?
三姉妹家族揃っての会食、富山湾の地魚がおいしいー
先日生まれた初孫さんの顔も見られ、お祝いを。
来春にも嬉しいことが重なるそうで、話がつきません。
時間はあっという間に過ぎさり、
桜の咲く頃の再会を約束して実家で一夜を過ごしました。
翌朝、富山市内からの立山連峰の遠望です。
  
誰もいない実家の庭も、松葉だらけですが・・・
楓の木が一本枯れており、思い出が一つ無くなりました。
でも椿は今年も咲いてくれました。
 
帰りがけに近くのスーパーで買い出しを。11時前なのに
筋子1280円が一腹しか残ってなく、孫にはかわいそう。
イクラを作り、冷凍して正月用にしましょう。
またサバが一匹180円なのに調理してくれるとのこと、
三枚の下ろしてもらい、サバずしに、帰ってから大変!
さらに昨日もでた地元ヒラメの造り・エンガワもゲットし、
昆布全国消費量一位の富山県ですから安い羅臼昆布を5袋、
さすの昆布〆(くろかじきまぐろ)、黒づくり(パスタに重宝)等、
車には30Kgの玄米5袋、富山湾の深層水20Lも積んでいるのに
どうなることやら・・・と思っていたら
帰りの高速道路で一瞬ひやりとしたことがありました。
トラックが遅いのに、前の車が追い抜きません。
相方はじれ、指示器をだし追い越し車線に出て並んだ瞬間、
前車が急にトラックを抜こうと寄ってきました。
助手席から相手側のドライバーの顔が、隙間は?㎝冷や汗
もちろん相方にもスピードの出し過ぎに、お灸を。
気分転換にいつもは止まらない南条SAで遅い昼食に。
山々には秋が一度にやってきておりました。
  
何年振りかで訪れたSA、月曜日なのに人でいっぱい、
最近はやりのフードコート形式になっており、ボルガ食堂へ。
武生名物B級グルメ・ボルガライス、デミグラソースが別添で、
オムライスにとんかつが載っており、同じ皿の横にサラダが。
借用しました。
甘めのソースで、この値段???やはりSAは・・・
新ソバの季節、下りの北鯖江PAの蕎麦をたべたかったのに
悔やまれますが、敦賀への山越えで、トンネルを抜けると
気がかりな雨がフロントガラスに落ちてきます。
紅葉の山々が一転して夕暮れの暗さになり雨の世界に、
北陸路に私の嫌いだった冬の訪れが告げられておりました。
夕山やそば切色のはつ時雨』一茶

茶会の花の行方は

2016-11-19 11:46:53 | しつらえ
昨日は十日ぶりの日宅稽古、ご挨拶は先日の茶会に
お越しいただいた御礼と、炉開きのお善哉にて稽古を。

床には先日の茶会での花(百日紅、西王母、ニシキギ)を活け直すも、
もう一週間、椿の花が落ちてしまい、白の初嵐に。
11/12⇒11/15⇒11/18
そして待合いの花も、玄関に

気付いていただけたでしょうか?
花の命は短いですが、最後まで花を咲かせあげたいものです。
そういえば林芙美子さんの晩年の詩を思い出しました。
花のいのちは短くて 苦しきことのみ多かりき

知らなかったのですが、2009年にこの詩の自筆原典が、
「赤毛のアン」の翻訳者・故村岡花子さんの書斎において
額として掲げられていたのが分ったそうです。
風も吹くなり 雲も光るなり
 生きている幸福は波間の鴎のごとく
 飄々とただよい
 生きている幸福は
 あなたも知っている 私も良く知っている
 花のいのちは短くて 苦しきことのみ多かれど
 風も吹くなり 雲も光るなり

本当は、生きている幸福をうたわれていたのですね。

春日大社式年造替・奉祝献茶式へ

2016-11-18 15:12:17 | お茶会・お茶事
春日大社第六十次式年造替にて奉祝行事の献茶式があります。
15日(火)は表千家、17日(木)は裏千家、19日(土)は遠州流、  
27日(日)上田宗箇流、29日(火)小川流となっており、
昨日17日は、朝十時から茶道裏千家、坐忘斎千宗室御家元
奉祝献茶式の日に当たり、運よく参加することが出来ました。

この朝、奈良の最低気温は3.9℃と冷え込みましたが、
日が昇るとともに気温も上昇し、小春日和。
 
朝一番のお席は9時から、二席が同時刻に始まるのに合わせ、
春日大社まで友人と車で伺いましたが、駐車場に入れるのは、
七五三等のお参りと献茶式だけの車のみとなっており、
タクシーで来られる方が目立っておりました。
祈祷所では、七五三参りをされておりました。
   
献茶式の案内図です。
案内図
出来るだけ午前中で済ませたい?・・・
献茶式は十時からですが、立礼席と副席迷うところ
駐車場に近い立礼席からにしましょう。
感謝共生の舘の入り口には、鹿さんが。
淡交会奈良支部から立礼でお薄のおもてなしを
花押のついた真塗の点茶盤はお道具が逆さに映り、
綺麗な道具をより際立たせておりました。
花は、鈴の音がが聞こえる春日さんに相応しい桐の実に椿
よく見ると杓立ての火箸の頭も桐の実
お薄器は徳風棗、玄々斎好みで八代宗哲造との事・・・
とてもすてきなお道具立と美味しいお薄、お菓子に感謝です。
 
次は副席の桂昌殿へ、入口で頂いた番号は137番、
席入りを待っていますと
お家元が席主である薬師寺長老松久保秀胤方々と
お席から急ぎ足で出ていらっしゃいました。
そろそろ献茶式の時間
私達は残念ですがちょうどその時間に、
お濃茶をいただくことになりそうです。
  
春日大社神官を親に持つ詫び茶人長闇堂ゆかりのお道具
橋本凝胤さん手ひねり、加藤藤九郎窯の志野茶碗などなど
祇堪能させて頂き、美味しいお濃茶に至福のひと時を過ごし
あわてて献茶式の行われている回廊内の直会殿へ
終わった後で、お道具を片付けられており、残念。
直ぐ横の幣殿でお参りを済ますと、五百円で式年造替により、
11月6日に遷座された本殿へ特別参拝も可能とのことで、
本殿近くで、参拝をさせて頂きました。
回廊の朱色は黄色味な赤
修理の相成った本殿は、二度塗りされた水銀由来の本朱
赤みの強い深い色合いに感激
本殿 中門
     (写真は式年造替のパンフレットより)
*本朱については日本経済新聞に次のように記載されています
本朱は硫黄と水銀の化合物で「丹(に)」とも呼ばれ、真っ赤な粉末状だ。
これに、にかわを溶かした湯を少しずつ流し入れ、こん棒で練り合わせていく。
春日大社で本朱を使うのは、行儀良く東西方向に並ぶ本殿4棟と、
境内の南東にあり、藤原遠祖夫妻の子を祭る若宮神社の全部で5つだけ。
60を超す摂社・末社の中でも特別扱いだ。
本朱が異例なのは春日大社の話にとどまらない。身近な寺社の鳥居や柱などの
朱塗りは鉛入りの鉛丹や酸化鉄を含むベンガラなどの顔料が使われるのが一般的
量産に向くが、時間がたつとオレンジに近い色や黒ずんだ色になる。


国宝殿の拝観券もついていたため、伺ったあと、
点心席にて、京都なだ万のお弁当を頂き、
午後1時前には春日大社を後にすることが出来ました。

江月会の茶会の菓子と点心は

2016-11-17 14:22:48 | お茶会・お茶事
先日の「江月会の茶会」の菓子と点心を紹介します。

主菓子は、栗きんとんで銘「山里」、奈良・樫舎
 
干菓子は、奥山に小男鹿の麩焼きと紅葉の落雁、これも樫舎です。

どうぞお取り上げ下さい

山里で小春にはえる茶室なり
           愚句
 
お点前を少しだけ
 

点心は、奈良・小粋料理 万惣さんで、
2017年もミュシュラン一つ星を維持されており、
五穀の恵みで、五感に訴えってくれました。

向付

煮物椀で蛤真薯も


お土産には、「くりの葛焼」京都・和久傳さん

くりの風味、和三盆の甘さと本葛の口当たりを
楽しんでいただければ、嬉しい限りです。
開炉の季節、お忙しい中
お越しいただき、ありがとうございました。

茶会の花は

2016-11-16 19:57:22 | お茶会・お茶事
先日の茶会でのしつらえ、床の花木は、前日の搬入時に
ご無理を申し上げ、明日の茶会に松柏美術館のお庭で咲いて
いる草木から使わせていただくことになりました。
実は自庭では一度咲いた西王母、次の蕾はまだ色づいておらず、
咲いている白の椿の初嵐だけでと思っていたのですが・・・、
先生からやはり、紅・白の椿をとのこと。
そういえば美術館のプロムナードに炉開きツバキが咲いていた
11/12
ことを思いだし、一安心。

当日朝、伺わせていただいたところ、
嬉しいことに、大渕池ではアオサギとカモが池で遊んでおり
思わぬ鳥たちの歓迎?の迎えを受けました。
 

でも使わせていただいたのは、「炉開き椿」ではなく、
朝一番に裏の駐車場の門で、ピンク色の椿が少し開いていた
のを目にした途端”あっ西王母、これをお願いしましょう”

何故なら「炉開き椿」は枝が短く花も少し縮れ気味ですしね。
さらに、停車した目の前にも赤い実が、いいなー
「ニシキギ」でした。

本席の花入れには、この二種に自宅の「サルスベリ」を合わせると、
 

紅葉しかけの「モミジ」と自宅の椿「初嵐」を合わせて
          
待合いの床に活けております。
 

きれいなお庭にはたくさんの松の木のほかに、こんな花も。
駐車場には山茶花が花をたくさんつけており、

マユミやシュウメイギクそして杜鵑草も
   
コブシやシロヤナブキが黒い実をつけておりました。
 
松柏美術館の方々には、色々とご迷惑をかけましたが、
無事終える事ができ、本当にありがとうございました。

松柏美術館「花鳥画の心」展へ

2016-11-15 13:52:28 | 美術館・博物館
先日の江月会の茶会で皆様をお見送りした後、片付け前に
先生を含め水屋の方々にも、お菓子で一服差し上げておりますと、
先生よりお褒めの言葉を頂くことが出来、嬉しかったのですが、
水屋の方々の話を聞くうちに、あーすればよかったなど、
まだまだ勉強しなければいけないことを痛感いたしました。
片付けやお支払いも済ませ帰ろうとしましたが、車を出せません。
上村淳之館長の美術講演会もあり、裏の駐車場には詰めて車を
止めており、先の車の方が松柏美術館
開催されている『花鳥画の心』展を観覧中、
では戻られるまで、私達も行くことになり、
作品群が茶会で高揚した心を和ませてくれました。
 
山川草木 悉有仏性
東洋の自然観と理想世界の視点で35点選ばれております。
年代順に紹介します。
「竹雀図」(重文) 可翁筆 南北朝 大和文華館
何回か見せて頂いており、雀が竹の動きを見つめる
つまり自己を映し出すような禅の世界を表しています。
竹雀図

「四季花鳥図」 伝狩野元信 室町 根津美術館
四季花鳥図

「秋草鶉図」 土佐光起 江戸初期 静岡県立美術館
秋草鶉図

「白鷹図」 円山応挙 江戸中期 大雲院
白鷹図

「蹴合」 竹内栖鳳 大正15年
一瞬の動きが捉えられており、さすがですね。
蹴合

「兎図」 小林古径 昭和期 東京富士美術館
兎図

「後苑雨後」 徳岡神泉 昭和2年 京都国立近代美術館蔵
牡丹、鳩、土、空間に命を与えた神泉の描き方に
後苑雨後

「朝顔」土田麦僊 昭和4年 京都市美術館
瑞々しい色合いの朝顔と対照的なリズミカルな墨の葉に注目
朝顔

「青柿」福田平八郎 昭和13年京 都市美術館
青柿

「孔雀」 杉山 寧 昭和31年 東京国立近代美術館
孔雀

「水辺春暖」 前田青邨 昭和48年 大松美術館
水辺春暖

「鶏頭の庭」山口華揚 昭和52年 京都市美術館


松柏美術館からは、上村松篁さんの「鶏」昭和48年等もあり
現代日本画の新しい波も窺える展示になっておりました。

東山トレイルⅢ・日向大神宮~出町柳

2016-11-14 13:56:35 | 散策
日向大神宮は東山トレイル11Kmでケーブル叡山まで約半分
7時から歩き始め現在10時40分、お腹が空いてきましたが、
大文字山で昼食にしますから辛抱とのことで、歩き始めます。
日向大神宮から、右は急登のある伊勢遥拝方面コースと左は
ましな神宮内コースがあり、39番七福思案所で出会います。
右を選びましたが、足が上がりません。ハッハッ・・・
やっと下りに、七福思案所前に遠足の小学4年生の騒々しさ
ここから大文字山まで、ほぼ登りばかりになりますが・・・
振り返ると、青龍殿から京大花山天文台も

途中の樹林内にこんなオブジェ?が
子猿を背負った風に見えませんか?
 
どんどん足が上がらなくなりますが、70歳は元気です。
京都市内を望める場所に出ました。
11時30分、”ここで、ご飯にしましょうよ”
  
コンロまでお持で、野菜とハム入りの暖かいラーメンと
おにぎりで、有難く昼食に。
(なんと相方はコーヒーしか持って来ておりません)

体も中から温まり、さあ再出発です。でも登りばかり、
大文字山四つ辻までくると、大将から突然のお声掛けが。
”もう帰りましょうか”とお声掛けが、
聞くと3年ぶりのコースで、判らなくなったみたい?。
地図を見てみると、ここまで来たのですから、
このコースをはずれ大文字山の頂上へは行かなくてはね。
右側を廻り込み、視界が開けると、大文字山頂上465.4m。
たくさんの方が、腰を下ろし風景を満喫されておりました。
 
一番見たかった、大文字の火床へ下ります。
途中幼稚園児の列を追い越し、京都の子供たちは良いですね。
午後一時に、大の字のてっぺんの火床に到着。
すごーい急坂35度以上で、ほぼ真下まで見えます。感動
  
ヒュルルルーと鳴き声と共に空でくるくる回る鳥が、
トンビが迎えてくれました。
  
左から右へ、五山の送り火を紹介します。
左から鳥居形(アップできませんでした)
左大文字
舟形
妙 

急な階段を降り、大の字の横棒との交差点の火床に

さあ銀閣寺、正式には東山慈照寺まで下るだけです。
また幼稚園児を追い抜き、銀閣寺の建物が見えてくると
門前は、すごい人・人・人
 
哲学の道までくると、バスで出町柳へ行こうとされると、
相方が、この辺も歩いてみたいと、
一番疲労度が強いのに、後で何を言っても知りませんよ。

橋本寒雪記念館の前には寒雪桜、やや紅葉が

浄土寺橋は標識52-1、17.4Kmになり、今日はここまで
次回子の続きを歩くことにしましょう。
でも出町柳までは歩かなくては、残り1.6Km
振り返ると大文字山が

吉田神社を横に見ながら、カリンがたわわに実っている
京大農学部の前をとぼとぼと。
雰囲気のあるお店が多く、パン屋さんが目につきます。

百萬遍智恩寺の前を通り

やっと、京阪出町柳の駅に到着、午後2時40分です。
約7時間の歩行時間、久しぶりに相方は歩いており、
お誘いくださりありがとうございました。

江月会の茶会

2016-11-13 12:33:47 | お茶会・お茶事
素晴らしい秋天の中、奈良大渕池畔の松柏美術館
*家庭画報11月号で紹介されております。
p66~p71(草刈正雄さんが訪れておりますよ)
   
旧佐伯邸内、茶室「伯泉亭」にて江月会の茶会がありました。
右に旧佐伯邸、左は松柏美術館、在釜との表示も
 
庭内の小高い丘から佐伯邸を望みます。
村野藤吾氏が設計した木造による数寄屋建築です。


外から廻りを紹介します。
広間を外から見てみると、
東側から広間を
南側から広間を
西側出窓から広間を

小間の屋根は茅葺、外回りです。
 
北側に門が
 
門を入ります。
 
受付にした小応接室の左側に広間と小間
右側に大応接室と会議室(点心をお出ししました)

待合いとして使わせていただいた八畳間、
其淵の鹿が走り、一刀彫の鹿が鎮座しています。


広間ですが、西側が入り口で
  
窓からは、松や紅葉し始めた満天星等が
 
東から、入り口を

南側から、床を


水屋、天井は網代で
水屋の小窓から西を望むと庭が
 
ひたすら点てられていた茶筅(後始末で乾燥中)


濡れ釜がかかり、お茶会が始まりました。

・・・・・・・・・・・・・・・
御料理屋さんの到着が遅れて、少し慌てましたが、
二席、無事江月会の茶会を終えることが出来ました。
お教えいただいた先生、
お越し頂いた皆様、
そして水屋の皆様、感謝あるのみです。

東山トレイルⅡ・東山山頂~日向大神宮

2016-11-12 22:36:36 | 散策
すみません。あまりに楽しいお茶会でしたので、
いま帰り着いたところです。
予約投稿でお願いいたします。

朝7時から歩き始めて8時過ぎに給水で5分休憩、
9時半には東山山頂駐車場に到着し10分ほど休憩をしていると
ご婦人3人組、この無料展望台では不満らしく
”私ら貧乏人に見えたのかしら、拝観料500円出すわよ”と
言いながらタクシーへ戻られました。というのも
2014年に作られた将軍塚青龍殿の大舞台のことで、
 
     ⇑トレイルから見上げた舞台
100m先に将軍塚青龍殿への門が、その中に将軍塚大日堂と、
「将軍塚」と呼ばれる直径約20m、高さ約2mの塚のこと。
 *桓武天皇が奈良から長岡、さらに京都中心部へ遷都するときに、
 和気清麻呂と共に、京都を見下ろして場所を決めたとされたのが
 この山上で、「今度こそ、平和な都を作る」という願いを込めて、
 将軍の像が作られ、この地に埋めて、塚を作られたのが由来に

さあ先を急ぐことに、廻り込むと先ほどの舞台が
これから蹴上へ下るのみ、暗い林の中を進みます。
モチツツジ 
尚も下り続けると、木々の間から京都の町並みと法観寺
五重塔、いわゆる「八坂の塔」が一瞬見られました。
 
ひょっと「おみくじ」や庚申さんの尊勝院へ、
 
素敵な土塀の道が続き、栗田神社まで降りれました。
途中、外国の方に青蓮院への道を聞かれ、ドギマギ
 
排気ガスの三条通りから昨年お祝いで訪れたウエスティン京都
 
交差点を渡りインクラインへ、
幼稚園児や外国の方の姿が、またしても幼児連れの方に
”動物園はこの道で”と聞かれ”多分”としか答えられず、
 
インクラインの下に、南禅寺への向うトンネルを通り
 
標識31を右折しインクラインの上へ、琵琶湖からの水路が
先人の知恵に感心です。
  
京都最古の神宮「日向大神宮」への向かいます。
山の中なのに若い方がちらほらお見えで、古くは京の伊勢
近年は天の岩戸のパワースポットとして有名なためでしょうか。

手水舎前に到着、ネクタイ姿の男の方がお参りを
 
あっ桜が、十月桜に今年も出会えました。

日向大神宮の紅葉は紅葉は2分程度です。

続きは、大文字山へです。(予約投稿です)

明日の茶事の準備はOK?

2016-11-11 10:25:02 | 日記
未明の嵐のような激しく雨戸や屋根に打ち付ける雨に、
しばし眠りを妨げられましたが、
目が覚めると、朝日が射し込み、暖かい朝を迎えました。

庭では小さなミカンがたわわに実り、明日の晩の誕生会で、
相方は孫にもいでもらうのを楽しみにしております。
蜜柑を好む故に小春を好むかな』子規
 
隠れていた「サンシュユ」の赤い実も葉陰から覗いており、

待っていた「初嵐」の椿の花びらが開きかけ初咲きに、
これから三ケ月は重宝させていただきます。ウレシイー


さて明日の茶事の準備もほぼ終ったのですが・・・

昨夕は、もう一度イメージトレーニングを兼ねお稽古を
相方からは口をあんぐり。(なんとゴハン・ゴハン)
今日のお昼から、市内のお茶室へ道具類等を搬入し、
準備をする予定になっており、できればもう一度稽古を、
願っております・・・・。
明日も小春日和、喜んで頂けるお茶事になりますように。