気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

茶会の花は

2016-11-16 19:57:22 | お茶会・お茶事
先日の茶会でのしつらえ、床の花木は、前日の搬入時に
ご無理を申し上げ、明日の茶会に松柏美術館のお庭で咲いて
いる草木から使わせていただくことになりました。
実は自庭では一度咲いた西王母、次の蕾はまだ色づいておらず、
咲いている白の椿の初嵐だけでと思っていたのですが・・・、
先生からやはり、紅・白の椿をとのこと。
そういえば美術館のプロムナードに炉開きツバキが咲いていた
11/12
ことを思いだし、一安心。

当日朝、伺わせていただいたところ、
嬉しいことに、大渕池ではアオサギとカモが池で遊んでおり
思わぬ鳥たちの歓迎?の迎えを受けました。
 

でも使わせていただいたのは、「炉開き椿」ではなく、
朝一番に裏の駐車場の門で、ピンク色の椿が少し開いていた
のを目にした途端”あっ西王母、これをお願いしましょう”

何故なら「炉開き椿」は枝が短く花も少し縮れ気味ですしね。
さらに、停車した目の前にも赤い実が、いいなー
「ニシキギ」でした。

本席の花入れには、この二種に自宅の「サルスベリ」を合わせると、
 

紅葉しかけの「モミジ」と自宅の椿「初嵐」を合わせて
          
待合いの床に活けております。
 

きれいなお庭にはたくさんの松の木のほかに、こんな花も。
駐車場には山茶花が花をたくさんつけており、

マユミやシュウメイギクそして杜鵑草も
   
コブシやシロヤナブキが黒い実をつけておりました。
 
松柏美術館の方々には、色々とご迷惑をかけましたが、
無事終える事ができ、本当にありがとうございました。