春日大社第六十次式年造替にて奉祝行事の献茶式があります。
15日(火)は表千家、17日(木)は裏千家、19日(土)は遠州流、
27日(日)上田宗箇流、29日(火)小川流となっており、
昨日17日は、朝十時から茶道裏千家、坐忘斎千宗室御家元
奉祝献茶式の日に当たり、運よく参加することが出来ました。
この朝、奈良の最低気温は3.9℃と冷え込みましたが、
日が昇るとともに気温も上昇し、小春日和。
朝一番のお席は9時から、二席が同時刻に始まるのに合わせ、
春日大社まで友人と車で伺いましたが、駐車場に入れるのは、
七五三等のお参りと献茶式だけの車のみとなっており、
タクシーで来られる方が目立っておりました。
祈祷所では、七五三参りをされておりました。
献茶式の案内図です。
案内図
出来るだけ午前中で済ませたい?・・・
献茶式は十時からですが、立礼席と副席迷うところ
駐車場に近い立礼席からにしましょう。
感謝共生の舘の入り口には、鹿さんが。
淡交会奈良支部から立礼でお薄のおもてなしを
花押のついた真塗の点茶盤はお道具が逆さに映り、
綺麗な道具をより際立たせておりました。
花は、鈴の音がが聞こえる春日さんに相応しい桐の実に椿
よく見ると杓立ての火箸の頭も桐の実
お薄器は徳風棗、玄々斎好みで八代宗哲造との事・・・
とてもすてきなお道具立と美味しいお薄、お菓子に感謝です。
次は副席の桂昌殿へ、入口で頂いた番号は137番、
席入りを待っていますと
お家元が席主である薬師寺長老松久保秀胤方々と
お席から急ぎ足で出ていらっしゃいました。
そろそろ献茶式の時間
私達は残念ですがちょうどその時間に、
お濃茶をいただくことになりそうです。
春日大社神官を親に持つ詫び茶人長闇堂ゆかりのお道具
橋本凝胤さん手ひねり、加藤藤九郎窯の志野茶碗などなど
祇堪能させて頂き、美味しいお濃茶に至福のひと時を過ごし
あわてて献茶式の行われている回廊内の直会殿へ
終わった後で、お道具を片付けられており、残念。
直ぐ横の幣殿でお参りを済ますと、五百円で式年造替により、
11月6日に遷座された本殿へ特別参拝も可能とのことで、
本殿近くで、参拝をさせて頂きました。
回廊の朱色は黄色味な赤
修理の相成った本殿は、二度塗りされた水銀由来の本朱の
赤みの強い深い色合いに感激
本殿 中門
(写真は式年造替のパンフレットより)
*本朱については日本経済新聞に次のように記載されています
本朱は硫黄と水銀の化合物で「丹(に)」とも呼ばれ、真っ赤な粉末状だ。
これに、にかわを溶かした湯を少しずつ流し入れ、こん棒で練り合わせていく。
春日大社で本朱を使うのは、行儀良く東西方向に並ぶ本殿4棟と、
境内の南東にあり、藤原遠祖夫妻の子を祭る若宮神社の全部で5つだけ。
60を超す摂社・末社の中でも特別扱いだ。
本朱が異例なのは春日大社の話にとどまらない。身近な寺社の鳥居や柱などの
朱塗りは鉛入りの鉛丹や酸化鉄を含むベンガラなどの顔料が使われるのが一般的
量産に向くが、時間がたつとオレンジに近い色や黒ずんだ色になる。
国宝殿の拝観券もついていたため、伺ったあと、
点心席にて、京都なだ万のお弁当を頂き、
午後1時前には春日大社を後にすることが出来ました。
15日(火)は表千家、17日(木)は裏千家、19日(土)は遠州流、
27日(日)上田宗箇流、29日(火)小川流となっており、
昨日17日は、朝十時から茶道裏千家、坐忘斎千宗室御家元
奉祝献茶式の日に当たり、運よく参加することが出来ました。
この朝、奈良の最低気温は3.9℃と冷え込みましたが、
日が昇るとともに気温も上昇し、小春日和。
朝一番のお席は9時から、二席が同時刻に始まるのに合わせ、
春日大社まで友人と車で伺いましたが、駐車場に入れるのは、
七五三等のお参りと献茶式だけの車のみとなっており、
タクシーで来られる方が目立っておりました。
祈祷所では、七五三参りをされておりました。
献茶式の案内図です。
案内図
出来るだけ午前中で済ませたい?・・・
献茶式は十時からですが、立礼席と副席迷うところ
駐車場に近い立礼席からにしましょう。
感謝共生の舘の入り口には、鹿さんが。
淡交会奈良支部から立礼でお薄のおもてなしを
花押のついた真塗の点茶盤はお道具が逆さに映り、
綺麗な道具をより際立たせておりました。
花は、鈴の音がが聞こえる春日さんに相応しい桐の実に椿
よく見ると杓立ての火箸の頭も桐の実
お薄器は徳風棗、玄々斎好みで八代宗哲造との事・・・
とてもすてきなお道具立と美味しいお薄、お菓子に感謝です。
次は副席の桂昌殿へ、入口で頂いた番号は137番、
席入りを待っていますと
お家元が席主である薬師寺長老松久保秀胤方々と
お席から急ぎ足で出ていらっしゃいました。
そろそろ献茶式の時間
私達は残念ですがちょうどその時間に、
お濃茶をいただくことになりそうです。
春日大社神官を親に持つ詫び茶人長闇堂ゆかりのお道具
橋本凝胤さん手ひねり、加藤藤九郎窯の志野茶碗などなど
祇堪能させて頂き、美味しいお濃茶に至福のひと時を過ごし
あわてて献茶式の行われている回廊内の直会殿へ
終わった後で、お道具を片付けられており、残念。
直ぐ横の幣殿でお参りを済ますと、五百円で式年造替により、
11月6日に遷座された本殿へ特別参拝も可能とのことで、
本殿近くで、参拝をさせて頂きました。
回廊の朱色は黄色味な赤
修理の相成った本殿は、二度塗りされた水銀由来の本朱の
赤みの強い深い色合いに感激
本殿 中門
(写真は式年造替のパンフレットより)
*本朱については日本経済新聞に次のように記載されています
本朱は硫黄と水銀の化合物で「丹(に)」とも呼ばれ、真っ赤な粉末状だ。
これに、にかわを溶かした湯を少しずつ流し入れ、こん棒で練り合わせていく。
春日大社で本朱を使うのは、行儀良く東西方向に並ぶ本殿4棟と、
境内の南東にあり、藤原遠祖夫妻の子を祭る若宮神社の全部で5つだけ。
60を超す摂社・末社の中でも特別扱いだ。
本朱が異例なのは春日大社の話にとどまらない。身近な寺社の鳥居や柱などの
朱塗りは鉛入りの鉛丹や酸化鉄を含むベンガラなどの顔料が使われるのが一般的
量産に向くが、時間がたつとオレンジに近い色や黒ずんだ色になる。
国宝殿の拝観券もついていたため、伺ったあと、
点心席にて、京都なだ万のお弁当を頂き、
午後1時前には春日大社を後にすることが出来ました。