気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

「浄土真宗と本願寺の名宝Ⅰ」展へ

2016-11-05 11:55:01 | 美術館・博物館
昨日は、「茶の湯の書」の講座に京都へ。
奉書の使い方・書き方と懐紙の作法をお教えいただき、
茶カフキ之書や香付花月之書の記録の仕方など
試に筆を執って書いてみており、
さらに懐紙の作法では、時代により懐紙の寸法も変わり、
和歌(やまとうた)三十一文字から繋がる、みくだり半のお話や
仮名での文字数(9.10.9)真名(3)等
本当に勉強になりました。
秋の京都、大文字山も見えておりました。
大文字山 
帰りに龍谷ミュージアムへ足を延ばしました。
「浄土真宗と本願寺の名宝Ⅰ」受け継がれる美とこころ
 
四章からなり
Ⅰ、本願寺歴代宗主-親鸞聖人から顕如宗主まで-
親鸞聖人影像、准如裏書 1622、岐阜・專精寺
本願寺聖人親鸞伝説絵 巻上 詞:存覚(1290-1373)
南北朝時代14世紀、大阪・天満定專坊、重要文化財
重要文化財 
山科八幅御影
歎異抄 蓮如筆 15世紀 本願寺 重要文化財
天文日記 証如筆 1539 本願寺 重要文化財
豊臣秀吉朱印状 1591、1.5、本願寺


Ⅱ、受け継がれる伝灯奉告法要
木製蓮華形柄香炉 20世紀 本願寺
銀製蓮華形柄香炉 20世紀 本願寺
「壽」字群仙図 狩野梅雲(1657-1715)本願寺

Ⅲ、本願寺と浄土真宗の法宝物-法灯の継承-
阿弥陀如来像 1511 志賀・普門寺
御文章 顕如証判 16世紀 龍谷大学図書館 等

Ⅳ、本願寺と浄土真宗の名宝-三十六人家集と都を彩る美-
伊勢物語図」(小菊之間障壁画) 江戸時代  西本願寺蔵

最後に国宝が
類聚古集 巻第三・十二帖 龍谷大学図書館
三十六人家集」37帖のうち『忠見集』平安時代後期 西本願寺蔵
国宝
かなの流麗さに、これを見るだけでも価値があります。

今日の懐紙での作法で、かなを書いておりましたが・・・
勉強することが、次から次へ、精進あるのみですね。

なお11月18日(金)から11月25日(金)まで期間限定で
国宝「親鸞聖人影像(しんらんしょうにんえいぞう)」
(鏡御影(かがみのごえい))専阿弥陀仏画・賛覚如 
鎌倉時代13世紀 西本願寺蔵を特別公開されるそうです。