気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

「桜始開」候のお稽古は

2021-03-30 19:22:42 | お稽古
3月25日~28日は七十二候でいえば『桜始開』
だが巷の桜は満開、大和文華館の三春滝桜は花吹雪
   3/26

19日は近所の公園、29日の佐保川堤と
桜の下ではランドセルを担いだ新一年生が
ポ-ズをとってカワイイ!
   3/19

桜は入学式を待ってくれないので先撮りですね
   3/29佐保川

千利休が亡くなられたのは、1591年2月28日(旧暦)
切腹を命じられてこの世を去られた
利休居士の遺徳を偲ぶ「利休忌」は
新暦でいうと3月又は4月にあたるが・・・
裏千家では3月28日に『利休忌』をされます

今年は3月28日がお稽古の日になり
利休像の軸を掛け七事式を
   

廻り炭』でお炭の修練
   

初めての廻り炭に皆さん戸惑いの声が聞こえたものの
楽しく炭を上げては置く・・・・できるものです
   

花寄せ』で利休居士に花を手向け
   

四畳半花月』で供茶としました
花寄せでそれぞれいい感じに花を入れる事ができ
主菓子は『牡丹餅』
修練の後の花月のお茶は最高に美味しい!!

二月は逃げる、三月は去る

2021-03-15 22:51:31 | お稽古
本当に怒濤のように去って行く三月
外に出ればじーっと春の日差しを待っていた
木々があっという間に花を咲かせ
季節もどんどん過ぎていく
卒業、巣立ち、旅立ち・・・・
コロナも卒業したいですね
    3/15ヤマザクラ

    3/15ヤマザクラ

弥生月半ば、振り返れば・・・
三月一日は立礼、
三月二日の稽古は、五徳を外して「釣り釜」に
軸は立雛図桃花笑春風』 
    3/2

桃の節句も過ぎれば、三月八日の立礼二回目は「頭上満々」に
はやくも桃の花が満開でした。桜も早まりそうで・・・


東大寺二月堂修二会(お水取り)最終日にあたる14日には忘れないでと
』二百六世華厳宗管長・東大寺別当の「上司海雲」(1906~1975)師
野に山に春夏秋冬うるわしく世界をかざる唯心のはな
    3/14

奈良に春を呼ぶとされる東大寺修二会も今日15日で満行でした。
練行衆11人は10時半頃湯屋にて入浴後、昼食を摂られ、
上堂にて「四座講」そして「開山堂参拝」を済まし解散されている。
"私達すべての人に代わって練行衆が荒行によって懺悔し
 世界平和を祈願してくださりました。”
コロナ禍の修二会、1270回目本当にご苦労様でした。
感謝いたします。

さて花(華)といえば桜ですね。
奈良での桜「ソメイヨシノ」の開花日の予想は
3月18日(日本気象協会)、3月21日(ウエザーニュース)ですが
近くの保育園のソメイヨシノは、蕾からこぼれんばかり
    3/15ソメイヨシノ

サクラが咲けば、一週間で満開ですね。