気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

中置大板で初炭のお稽古を

2018-10-16 12:20:49 | お稽古
寒露に入り、この秋始めて火が恋しくなる日、着物を着ても汗知らず
嬉しいような、何故か もの悲しいような・・・

中置で初炭のお稽古を、香合は『砧』  
 
炭斗、灰器の準備は風炉の初炭とかわりませんが
畳の中央に風炉がくるので
客側に釜を下ろす場所がありません
それで勝手側に釜を下ろしますので
自動的に釜敷を懐中する時はわさが奥になります
(懐に入れる紙釜敷のわさは常に釜を下ろす方に)
又、手狭なので鐶、火箸は使い取りです。
と言う事は、釜の前に座ったら
『羽、香合、釜の蓋、鐶かけ、釜敷、前に出る』
 
風炉の初炭は、中置になるとちょっと変わるので
やはり10月に一度はしたい手前ですね。

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寒露菊花開日に秋明菊を

2018-10-14 19:27:23 | お稽古
昨日は、孫の小学校の運動会
朝起きたら『寒!』でも気持ちよく晴れて運動会日より 
お稲荷さんに海苔巻き巻いて・・・
しっかり防寒して出かけたのに
カンカン照りの一日でもっと日焼け対策していけばよかった
と後悔・・・でも子供達の成長が嬉しい運動会でした。

今日のお稽古は、庭に花がない
木槿、萩は終わり、ホトトギスは咲き誇っていますが、菊は未だ
どうしましょうと思っていましたら、鉢の秋明菊が咲いていました
紫式部の実とさんしゅゆの実と水引と一緒になんとか形になりました。
   お菓子は、栗きんとん
 末富さんの行雲流水と高山武藤杏花園の麦落雁
さあ名残の月のお稽古は一か月だけの『中置』です。
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神無月のお稽古は「大板」と「手作り栗金団」

2018-10-07 20:04:35 | お稽古

神無月は、「神無し月」「神の月」や「醸成月」等で、
語源は不詳とされていますが、語源俗解として定着しているのが
”神様が集まっている出雲と、巨体の為参集していなかった諏訪
 「神在り月」で、その他は「神無し月」”という説で、
私達としてはこの説が、簡単で楽しいですね。

それでも出雲に集まっている神様ばかりが神様ではなく
それぞれの土地には留守を守る神様もいらっしゃり、
それが留守神様で、
代表的な神様が「恵比須神」(えびすしん)。
その他には「金毘羅神」(こんぴらしん)「竈神」(かまどしん)
「道祖神」(どうそじん)などがおられます。
こうした留守神様を祭るために十月に「恵比須講」(えびすこう)
を行う地方もあるようですね
そういえば奈良の民話にある「ばくちの神様」も・・・
”神様同士が博打を打つ話で、今御門町の道祖神と薬師堂町の
 御霊様の博打の軍配は御霊神社に上がり、今御門以外の氏子
 を得て今に至り、負けた道祖神は、今御門だけの氏子になり、
 道祖神はふてくされ、蚊帳を着て寝てしまったと云う”
このお話を昨日、劇団「良弁杉」の大紙芝居で観てきました。


今御門町の道祖神は「猿田彦神社」という小さな神社で祭神は
猿田彦命(さるたひこ)様と市寸島(いちきしま)姫命様、
九月七日は例祭で賽を祭り『蚊帳のやぶれ』と称する儀式が、
今年も行われ、旧暦でいけば神無月の祭事になりますね。
猿田彦神社

そんな神無月は、なんとなく気忙しいのです。何故なら、
毎日掃いても家の前もすぐに落ち葉がいっぱいになりますし、
簀戸と障子の入れ替えも・・・なんとか先月の30日に済ませ、


さらに「中置」の準備も、
なにやかにかで、神無月最初のお稽古は大板でということに。
紫式部、ホトトギス、木槿を備前の花入れに入れ、


今朝は、お一人なので炭はせずにさせていただくと。

二季鳥の香合(認得斎好み)を床に・・・

 
菓子は、お手製『栗きんとん』に
高山「武藤杏花園」さんの『雀』と『こがらす』の麦落雁、
さあ準備は、整いました。
いつでもいらっしゃってくださいませ。
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寝待ち月に茶箱『月』のお稽古

2018-09-30 21:05:20 | お稽古


寝待ち月の日に、茶箱『月』のお稽古いたしました。
何度しても時間が経つと手順が
どうだったかしら?となる茶箱の手順・・・。
今年もしておかなければ、と出してきました。


茶箱、建水と運び、
器据えをパラパラと広げ、羽で清め、
お香を焚いて振り出しを出し総礼に。


袋に入ったお茶碗を茶箱から出すと、
いよいよ紐結びが出てきます。
長緒を解いて、片トンボに結んで・・・
薄器、茶杓を出して、さらに茶筅筒、茶巾筒も器据の上に
茶箱を上座に進めます。そして建水を進めて居ずまいを正しました。
やっと道具が出揃うことに。


さてこれから薄器、茶杓と清めていきます。
清め終えますと、茶筅を茶碗に一打ち、
ウグイス、茶巾を出して湯を茶碗に。
さらに茶巾をたたみ直し、ウグイスを立て茶筅通しを。
茶碗を拭いてから茶杓を取り、菓子を進めると、
茶を点て、古帛紗の上に茶碗を出します。


茶碗が戻り、おしまいの挨拶とともにここで拝見の依頼も
茶碗を片付け、茶巾、茶筅とともに
茶箱向う古帛紗を広げ、茶碗を置きます。でもウグイスも忘れずに、
掛合を持って客付けに回り薄器、茶杓と清め、
香合も一緒に拝見に出してください。
掛合は、空中で正面を正し客付けに、
茶箱に茶筅筒、茶巾筒を入れ蓋を閉めて、拝見に出します。
さらに器据を羽で清めたたみ、勝手に置くと、
その上に羽と帛紗を片付け、建水を持って水谷へ下がります。


拝見が終われば問答の後、道具を茶箱に戻さなければ
もう一仕事あります、
器据は使わず、茶箱の蓋を開けて
蓋を正面に置いてここで茶碗、棗を扱います。
茶筅、茶巾ウグイスをしまって
茶杓を袋に終い、薄器を仕服にしまうと、茶碗に薄器に直してから
茶碗も袋に直し、ここで長緒結びをして茶箱に終います。
茶杓を掛合に落し、古帛紗も掛合上に置いたら
掛合を茶箱に戻し、また羽もしまいます。
鉄瓶の蓋を切って、帛紗をたたみ直して羽の上に。
蓋を閉め、器据の上に置いて、鉄瓶正面に置けば、
水谷に持って帰ります。


端折って書いてみても、本当に長々となりました。
秋は、ゆったり茶箱でお稽古、いいですね。

今日の午後8時頃、台風24号は和歌山県田辺市に上陸し、
「長月」は台風等災害のの当たり月でしたが、
明日からは「神無月」、
でも台風24号の後を追うように台風25号が、
週末また・・・。
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中秋の名月のお稽古は

2018-09-25 17:06:05 | お稽古
24日は中秋の名月、この日の夜明け、遠くに雲海も望め、
朝焼けが始まると、秋のからっとした良いお天気になりました。
5時半

前日、明日は久しぶりのOFFでなにをしようかな?
と考えていましたところに、
三か月ぶりの方から、お稽古の依頼がラインで、
”今日、初孫のお宮参りが終わり
 娘達も帰っていってほっとしたところで
 随分行けなかったお茶の稽古、
 明日伺ってもよろしいですか”と
嬉しいことに、明日の予定が埋まりました。

最後にお会いした時は、体調がとっても悪そうでしたので
今日のお稽古にきていただけて、私にとっても嬉しい限り
確か前回は風炉運びで薄茶のお点前でしたので、
今回は、更好棚で薄茶のお稽古にしましょうと準備を。
 

お軸は、大道和尚の筆で「山岡鉄舟」のお歌の一部、
晴れてよし 曇ってもよし 不二の山』と
 
 
続いて『元の姿は 変わりざりけり』と詠まれます。
山岡鉄舟は、幕末から明治時代の幕臣、政治家、思想家。
剣・禅・書の達人としても知られ、
幕臣として江戸無血開城にも関わり、
先の9月24日が命日だった西郷隆盛のたっての依頼により、
明治天皇に仕え、その頃に詠まれた歌だそうですが・・・

西郷隆盛をもってして山岡鉄舟を称して
「金もいらぬ、名誉もいらぬ、命もいらぬ人は始末に困るが、
 そのような人でなければ天下の偉業は成し遂げられない」と

鉄舟にとって、この歌はなかなか深い意味がありそうですね。

 

今日は、中秋、昨日はお彼岸、お菓子は、お萩と月兎
お月様を思い浮かべながらの稽古になりました。
 
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雷乃収声の日の「長緒の紐結び」

2018-09-24 13:42:41 | お稽古
「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉の通り、残暑も落ち着き、
秋の気候へと変わっていきますね。

秋分初候『雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)』は
22日~27日頃にあたります。
夏の雷が収まる頃、入道雲から空にはもろもろとした鱗雲が・・
中秋の名月は今日、夕方から崩れそう、昨晩の月は鱗雲の中に。
9/23午後9時

本当に、この頃は鱗雲が、
息が詰まりそうになるくらいぴったりとやってきます。
72候って、奈良の気候にしっくりあうように創られたかのよう
いえいえ奈良だけではないのかも・・・。

22日も朝から自宅稽古で、
 

大海茶入れ、紐結びに四苦八苦されておりましたが、


随分、板についてこられましたので、
来月は10月神無月で、季節的に茶箱の『月』と言いたいところ、
ちょっとややこしいので、茶箱の『雪』のお稽古をして『長緒結び』
ワンランクアップしましょうね。

そして「中置」になります。ああ簀戸も障子に入れ替え・・・
なんだかバタバタした気持ちになってきました。

玄関のしつらえの虫籠。


虫達も地上での最後のオ-ケストラを謳歌していますが、
お彼岸が終わればすぐそこに、
秋分・次候は『蟿虫培戸(むしかくれてとをふさぐ)
冬ごもりの支度を始めなくてはなりません。

虫達もせわしなく、忙しく歩く私の手にも蚊が・・・
この夏の酷暑でじっとしていた蚊も、
必死に次の世代へバトンタッチしているのでしょう。
でもかゆーーーい。
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大海の茶入れでお稽古

2018-09-17 21:24:50 | お稽古
秋雨前線が停滞し、不安定な天候が続き蒸し暑い日が続きますね。
また夏かと思わせるような夏日になった日の自宅稽古のしつらえは
床には「一期一会」有馬頼底筆の軸に、
花入れは二種の木槿、萩、杜鵑草と水引を活けており、
 

お出でになられたのは、お濃茶の点前も板についてこられた
Yさん、Iさん今日は『大海の茶入れ』でお稽古しましょうと、

茶入れにも色々な形がありますが、背が低く、
胴がふくれて口の広い茶入れは、口の広いところから
海に例えられ大きいのが『大海』、小さいのが『内海』と名づけられ
どちらも(だいかい)と読みますが、このような茶入れの仕覆は、
通常の仕覆に比べて緒が長い『長緒』と決まっております。

長緒は、片側の緒を二つ折りにして結び、右方の
一番前に長緒の端がくるように結び形を整えます。
又、点前では、茶入れの清め方、茶の入れ方、
長緒の解き方が新しい手続きとなります。
休め緒もいつものようでは緒があまりますので
下のようにしましょうね。

何度も結びを稽古して「やったーわかりました」と
満面の笑みで言っていただけて
私も教えがいがあり嬉しい限りです。
結びも茶の作法の一つとなりますからね。
お茶箱『雪、花、月』も又お稽古しましょうね。



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重陽の節句に

2018-09-10 20:47:10 | お稽古
昨日は、重陽の節句
大先生のお稽古の日でした。
朝から菊の絵の入った単衣に
菊の帯を締めて気合を入れてお稽古に
今日は、『法磨之式』『香付花月之式』が稽古課題
香は『萩の露』にしましょうと皆さんと示し合わせましたが、
今思えば、せっかくの重陽『菊の露』がよかったのではと・・・
『香付花月』では四畳半に移って聞香の後、薄茶三服点てその間に
香銘を読み込んだ歌(和歌、短歌、俳句)を作り
薄茶が終わると亭主は、文台を持ち出して記録紙の書式を書き
その後全員で記録紙に歌を認め、最後に折据を回し夏~秋は『月』が
冬~春は『花』に当たった人が記録紙をいただけるという式です。
私も恥ずかしながら短歌を作っていきましたが、残念な事に私は、
『法磨之式』に(内心喜んでいますが)参加させていただき
作った短歌は、日の目を見ずゴミ箱に・・・

ところでこの日はまだまだ、庭の菊は蕾らしきものもなく
例年のごとく菊の節句とは思えません
やはり日本の四季は旧暦でいくとピッタリと合うように思います
旧暦で今年の重陽は、10月17日です。
その頃には菊も咲き『着せ綿』で身を清める事もできそうです

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葉月最後のお稽古は盆点に

2018-08-31 09:27:56 | お稽古
処暑も過ぎ、72候では『天地始粛(てんちはじめてさむし)』と
暦の上では涼しくなっていい頃ですのに、西日本では
まだまだ蒸し暑い日本の夏が続いております。でも予報によると
この暑さも明日までで、週末は秋雨前線が南下し雨が・・・。
ところが来週はまた台風、台風21号の動きが気になりますね。

この28日(火)残暑厳しいなか、昼過ぎから葉月最後のお稽古、
 

ところが三時頃にバケツをひっくり返したような土砂降りの雨、
てっきり涼しくなるのではと思いきや、熱湯が降ったかと思える
ぐらい、あっという間に蒸発、これにより一層蒸し暑さが増すも
この蒸し暑さに負けず、頑張って『盆点』のお稽古を最後まで。
 

今回は「盆付唐物茶入れ」のお点前です。
真の真の帛紗捌きと真の行の帛紗捌き、
茶入れの清めは、『唐物』と一緒で、
新しくは、盆の清めと真の茶杓の清め方に。


菓子は胡桃最中(柴舟小出・金沢)、無花果に、朝から造ったのは、
飛鳥天極テラスで買い求めた吉野本葛(井上天極堂)1Kgを
使った葛茶巾絞りで「山雲」になります。
 

今まで用いた本葛粉秋月とは弾力性が違うように・・・。
これから皆様にも味わっていただけます。
それより勝るものは、月一回のこのお稽古、
疲れますが、稽古できる嬉しさが・・・。

なお、飛鳥天極テラスへはTV秘密のケンミンSHOW
紹介されており、先日の墓参りの帰り道、
孫に葛を使ったスイーツを食べさせたくて伺いました。
 

葛もこんなふうに売り場に。
   


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蒙霧升降の日は点茶盤で

2018-08-21 10:40:06 | お稽古
七十二候(立秋末候)では蒙霧升降(ふかききりまとう)の今、
森や水辺に白く深い霧がたちこめる頃と言うことです。
確かにここ数日朝夕ひんやりとした空気が心地よく
庭に出るのも楽しくなります。
でも夏少なかった蚊が出てきて困り者。
8/18,AM5:30

昨日は自宅稽古日で、駅から歩いてお稽古に来る方は
「公園を歩くのが気持ちよく、ゆっくりし過ぎて遅れて・・・」
とおっしゃる顔は、とても良いお顔で話されていましたが、
この気候もこの日の朝までで、
昼前からW台風(19・20号)の影響で、湿度が高くなり、
酷暑がぶり返したようなうだる暑さになりました。
予報では厳しい残暑になるとのこと。
気をひきしめなければなりません。

お稽古は「点茶盤」、準備をはじめました。
  

釣瓶の水指と「火舎」の蓋置、平棗を出しておきました。
薄茶のお稽古の方々はスム-ズに進み
お濃茶をするのであれば「名水点」にしましょうと
始め、名水の挨拶の後、道具展開していくうちに
お点前が進んでしまい、もうお茶が入っておりました。
私のうっかりで、名水をいただく過程がすっかり抜け、
もう取返しは、できません。夏バテ?

ということで、今日はいつもの濃茶点前に・・・・
次回のお稽古こそは、「名水点」をきっちりいたしましょうね。
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