新月期だと言うのに、この週末の夜は散々な天気予報。
日中は快晴なのに、夜はベタ曇りのようなSCW予報。
Windyも気象庁も夜は曇ると言っておったが・・・
晴れたんですが・・・しかも一晩中。
昨日は高気圧の後端で等圧線1本。
まあ、水蒸気はやや多めで透明度はありませんでしたが、
星が全くチラツかない!! どよ~~んと光っていました。
さぞかし好シーイングなのだろうと期待が膨らみました。
WRXさんに教えて頂いたPHD2 Ver,2.6.9_dev4を入れ、
マルチスターガイドもテストしました。
アッサリ動作しました。
やはりシーイングが最高の5/5であり、RMS=0.55~0.66なんていう
数値を連発しています。マルチスターガイドの利点として、
今回のように薄雲が通過するような時に強い感じがしました。
そりゃあ~1個の星を見つめているよりは雲雲に強いでしょう。
んで、
日曜日の夜だし、あのSCW予報じゃあ本当に迷いました。
実は関越トンネル越えの覚悟で出発したのですが、
幸か不幸か道が混んでいて高速まで行く気が失せてしまいました。
それでいつもの道をタラタラ走って、気が付いたら森に
到着と言う流れです。
では、今回の釣果をば。
どーせ曇ってRGBはコケるだろうと思い、初めからモノクロ
一本勝負で臨みました。ダークとフラットは各10枚です。
M97 , G240 , 10X180s , 30min Total
M81 , G240 , 21X180s , 63min Total
NGC4631 , G240 , 10X180s , 30min Total
M51 , G240 , 14X180s , 42min Total
M13 , G120 , 29X60s , 29min Total
あれ?M13だけ左側の星像が乱れています。
カメラは同一構図、同一ピント位置で全く触れていないので、
コンポジットミスかもしれません。後で調べます。
それにしても良く晴れてくれました。
300FNの光軸も再々調整、更に星像でも追い込んだのでバッチリです。
それぞれ露光が短めなのは、途中でドバーって雲が来て、
パッと流れ去ることが多かったからです。1時以降は朝まで快晴
となりました。
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撮影日時:2021/04/11-12
撮影場所:県民の森 標高850m
天候:どんより晴れ、微風、夜露ほぼ無し
気温:6℃→4℃
星空指数:50(水蒸気多し)
シーイング:4/5→5/5
撮像鏡筒:300FN, 30.5cm , F4 , fl=1220mm
カメラ :ZWO-ASI183MM_Pro (Sony IMX183CLK-J Back Side Illuminated CMOS 1inch)
FilterWheel:Orion Nautilus 1.25"X7 (Lのみで撮像)
コマコレクター:SkyWatcher_CCF4
Gain:240
binning:2X2
冷却温度:-10℃
露光:1カット180sを基本とした
Dark:G240 , -10℃ , 10X180s
Flat:M81用SkyFlatを流用(10X180s , 30min Total)
ファイルフォーマット:Fits
赤道儀:SkyMaxエルボ改_E-ZEUSⅡ仕様
ガイド:50mmF4ガイドスコープ + QHY5L-ⅡM+PHD2_Ver,2.6.9_dev4(MultiStarGuide)
極軸合わせ:スマホのコンパスアプリ+PHD2のドリフトアライン機能
ASCOM Platform 6.4_SP1
撮像ソフト:SharpCap3.2_Pro
現像ソフト:SI7
微調整:PhotoShopCC_2021
撮像用PC:Lenovo_C340_Win10_64bit , USB_3.1C
ガイド&FilterWheel用PCもC340 , USB_3.0_Gen1
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