昨晩の僅かな晴れ間を使ってフォーカス位置を定量化しました。
<測定方法>
・Hαを基準フィルタとしてFWHM ( PintAide ) によってピント出し。
・バーティノフマスクを付けて20sec撮像して評価。
ダイヤルゲージを見ながら±20μm程度振って最良位置
を見つける。
・ここでダイヤルゲージをゼロクリアし、基準点とする。
・各フィルタごとにFWHM ( PintAide ) とバーティノフマスク評価にて
最良位置を探し出し、それぞれのダイヤルゲージ値を記録する。
<測定結果>
Focusズレ量[μm] , バーティノフマスク評価値
L(SkyGlowFilter)=-100 , -0.4
R=-250 , -0.1
G=-350 , -0.7
B=-280 , -0.1
Hα=0 , 0.6
OⅢ=-140 , -0.2
S2=120 , 0.5
------------
S2とGで470μmのピント位置ズレが発生していた。
実際には30μm程度ズレるとピントが甘くなるのが判る。
------------
上記ダイヤルゲージデータを基に数値だけでピントを合わせ、
全フィルタで各20sec撮像して評価したのが次のデータである。
L(SkyGlowFilter)
R
G
B
Hα
OⅢ
S2
<結論>
ダイヤルゲージ値だけでここまで合っていれば上等で、
これは殆どジャスピンの領域にあります。
フォーカスノブに触れた時のフニャフニャした動きも、針の動きで
一目瞭然です。デュアルスピードフォーカサーや電動フォーカサー
が無くとも、ダイヤルゲージによる直読は素晴らしく正しいです。
フィルタ厚によるピント位置ズレなどを精査して来ましたが、
実際には計算通りにはなっていません。CCD保護ガラスもあります
し、そもそも硝材がBK7かどうかも分かりません。
ダイヤルゲージを付けて定量化出来たことで、フィルタ厚が異な
っていても十分に対応が可能であることが証明されました。
--------------
本当に少ない晴れ間からメローペ付近を上記方法にて。
L(SkyGlowFilter),R,G,B 各5min , 20min Total
撮影日時:2012年8月16 2:33:32~2:57:41
撮影地:飯能市郊外
星空指数:20点(雲総数80)
気温:22℃
冷却CCD:ORION StarShoot MonoⅢ(SONY ICX285AL)
撮像鏡筒:10cmF6 ニュートン反射
ダーク画像:***
フラット画像:***
フラット用ダーク画像:***
赤道儀:TS-90S
ガイド:5cm fl=250mm + SSAG + PHD
CCD制御&RAW現像:MaxIm DL Essentials Edition
画像処理:CS5
処理プロセス:MaxImにてFITS_16bit
<測定方法>
・Hαを基準フィルタとしてFWHM ( PintAide ) によってピント出し。
・バーティノフマスクを付けて20sec撮像して評価。
ダイヤルゲージを見ながら±20μm程度振って最良位置
を見つける。
・ここでダイヤルゲージをゼロクリアし、基準点とする。
・各フィルタごとにFWHM ( PintAide ) とバーティノフマスク評価にて
最良位置を探し出し、それぞれのダイヤルゲージ値を記録する。
<測定結果>
Focusズレ量[μm] , バーティノフマスク評価値
L(SkyGlowFilter)=-100 , -0.4
R=-250 , -0.1
G=-350 , -0.7
B=-280 , -0.1
Hα=0 , 0.6
OⅢ=-140 , -0.2
S2=120 , 0.5
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S2とGで470μmのピント位置ズレが発生していた。
実際には30μm程度ズレるとピントが甘くなるのが判る。
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上記ダイヤルゲージデータを基に数値だけでピントを合わせ、
全フィルタで各20sec撮像して評価したのが次のデータである。
L(SkyGlowFilter)
R
G
B
Hα
OⅢ
S2
<結論>
ダイヤルゲージ値だけでここまで合っていれば上等で、
これは殆どジャスピンの領域にあります。
フォーカスノブに触れた時のフニャフニャした動きも、針の動きで
一目瞭然です。デュアルスピードフォーカサーや電動フォーカサー
が無くとも、ダイヤルゲージによる直読は素晴らしく正しいです。
フィルタ厚によるピント位置ズレなどを精査して来ましたが、
実際には計算通りにはなっていません。CCD保護ガラスもあります
し、そもそも硝材がBK7かどうかも分かりません。
ダイヤルゲージを付けて定量化出来たことで、フィルタ厚が異な
っていても十分に対応が可能であることが証明されました。
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本当に少ない晴れ間からメローペ付近を上記方法にて。
L(SkyGlowFilter),R,G,B 各5min , 20min Total
撮影日時:2012年8月16 2:33:32~2:57:41
撮影地:飯能市郊外
星空指数:20点(雲総数80)
気温:22℃
冷却CCD:ORION StarShoot MonoⅢ(SONY ICX285AL)
撮像鏡筒:10cmF6 ニュートン反射
ダーク画像:***
フラット画像:***
フラット用ダーク画像:***
赤道儀:TS-90S
ガイド:5cm fl=250mm + SSAG + PHD
CCD制御&RAW現像:MaxIm DL Essentials Edition
画像処理:CS5
処理プロセス:MaxImにてFITS_16bit
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