宇宙(そら)を見上げて

謎の天文機材技師 ☆男(hoshiotoko)のブログです。

K-rで☆の微速度撮影

2011-10-28 18:58:00 | ノンジャンル
3時間分の☆動画です。
K-r , SAMYANG14mmF2.8解放 , DAL18-55mm->18mmF3.5 ,
ISO6400 , 15Sec X 540 Cut



1時間ごとに電池の入れ替えと構図変更を行いました。
1シーン180カット、1時間が丁度良さそうですね。

<不思議な現象>

今回の撮影時にどうにも理解し難い現象が現れました。
20時48分03秒~西側の撮影を始めたのですが、西北西から
天頂付近まで黒い帯状のスジが写っていたんです。見た目には
快晴で雲やガスは皆無であり、写真を撮るまではこんなスジが
あることは分かりませんでした。
また、西側に限り発色がくすんだ緑色+茶色のようになり、
どうにも理解ができませんでした。

ところが、22:02:05のカットから急にこの暗黒スジが薄くなり、
22:03:34のカットではもはや写っていません。
これはK-rのせいではありません。目でも良ーく見ると暗黒スジ
が確認できましたら。

20:48:03~22:00:48まではこんな感じ。


22:02:05 突然暗黒スジが薄くなった!


22:03:34 完全に消えてしまった。


ちなみに、この3枚はカラーバランスを調整してあります。
R=-20% , G=-10% , B=20% です。動画は源画像のままの色です。

薄明終了は18:25頃なので、山の影が投影された?とも考えにくい
と思うのですがどうなんでしょうか。
それにこの暗黒スジ、何時間もまったく動きませんでしたから
太陽の影響ではないですよね。
あまぶんさん、同じような現象、ご経験ございませんか?
場所はいつもの三峰ヘリPです。

あまぶんさんからの情報で、なんと二瀬ダムのライトアップである
ことが判明! 11月6日までやるのだそうな。
皆が節電しているっていうのにズレていないか?
このライトアップは22:00までとのことで、ピッタリ一致しますね。






コメント (4)
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SAMYANG85mmF1.4 THE SUPER SHARP!

2011-10-28 12:30:00 | 天体写真(PENTAX K-5 LimitedSilver)
SAMYANG85mmF1.4はF2.0辺りから実用になりますが、F2.8まで
絞ると紫ハロが減少して四隅までシャープになります。
F4.0では更に紫ハロ(パープルフリンジ)が減少し、まるで
モノクロ写真のようなシャープさを見せます。
カメラはAPS-C機であるK-5です。
網状星雲付近とγCyg付近の、ちょっと大きめ画像です。

SAMYANG85mmF1.4(2.8) , ISO800 , 120SecX4 Composite


SAMYANG85mmF1.4(4.0) , ISO1600 , 120SecX4 Composite


SAMYANG85mmF1.4(4.0) , ISO1600 , 120SecX4 Composite




こちらは6X7用105mmF2.4(5.6)です。
このレンズは6X7用ですから解放からAPS-Cの四隅がシャープなの
は当然ですが、青ハロ、赤ハロ、オレンジハロと賑やかなんです。
F5.6まで絞るとオレンジハロだけが残り、あとは無くなります。

6X7_105mmF2.4(5.6) , ISO3200 , 120SecX4 Composite




SAMYANGのレンズは85mmも14mmもその時々でピント位置が違い
ます。特に85mmは難しいレンズですが、決まれば御覧の通り。
Superコストパフォーマンスレンズなのです。
8mmは持っていませんが、魚眼はアストロトレーサーで隅が流れに
くいと星檜葉さんの作例で分かっていますから、来年の天の川
シーズンまでには買わねば!

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