日本ヨーガ学会

ヨーガ的生活

心に太陽を くちびるに歌を

2012年03月31日 22時56分07秒 | 思うがままに

田澤賢次医学博士と田原豊道会長

 

こんばんは。

今日は埼玉ヨーガ連盟大会でした。
田澤賢次先生のご講演のテーマは「医学から観たヨーガ  健康は太陽からの贈り物」。日常で放射能と向き合う料理法、リンゴの力、ミトコンドリア…。今、私たちが知りたいことを、わかりやすく、ユーモアを交えてたくさん、たくさんお教えいただきました。

限られた時間でしたが、田原先生の楽しいお話に元気をいただき、太陽の礼拝もキールタンも皆さんと楽しみました。スタッフの皆さん、本当に皆さんのチームワークは抜群でした。連盟大会はこうあるべき…ともいえる見本を見せていただきました。

田原先生からご紹介いただいた詩を皆さんにもお裾分けしますね。

  心に太陽を持て(山本有三編著  新潮社)

心に太陽を持て。
あらしが ふこうと、
ふぶきが こようと、
天には黒くも、
地には争いが絶えなかろうと、
いつも、心に太陽を持て。

くちびるに歌を持て、
軽く、ほがらかに。
自分のつとめ
自分のくらしに、
よしや苦労がたえなかろうと、
いつも、くちびるに歌を持て。

苦しんでいる人、
なやんでいる人には、
こう、はげましてやろう。
「勇気を失うな。
くちびるに歌を持て。
心に太陽を持て。」    

-フライシュレンによるー

こうして、全文をあらためて味わうと、なんて力強い詩なんでしょう。
今日もステキな一日を過ごしました。田原豊道先生、田澤賢次先生、ありがとうございました。そして、和泉洋子教授ほか埼玉ヨーガ連盟の方々ありがとうございました。おやすみなさい。(荻山貴美子)

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自己チュー

2012年03月30日 11時00分14秒 | 思うがままに

こんにちは。
年度末ですね。決算やら会員名簿やら、やらなくてはならないことが目白押しです。ところが朝から問題続出でてんやわんやしていました。


さて、今日は自己チュウーについて…
【自我とは「私とは何か」を自分自身に問う意識です。自我は自己チュウーとは違います。「自己チュウー」は自分の内側だけで自己完結するもので、他人を必要としない。他者との間に壁を作り、自分の中に籠城すれば自我が確立されると思っている人が多いようですが、それは違います。他者と交わらなければ、自分は見えてこないんです。そして、他人と関わらなければ、他人も見えてこない】。(姜尚中)

自己チュウーの人って本当に多いですね。
「私は絶対に間違っていない!と主張する自己チュウー女性は上司をウンザリさせる」という文章をどこかで見たことがあります。
一昨日投稿した「自然人」と言われる人。「無邪気でいい人なのに…」「天真爛漫ね」と言われるような人。

自己チュウーの人は自我とエゴの区別がつきにくいようです。つまり気づかない人。

かく言う私は??(荻山貴美子) 

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自然人・知識人・自由人

2012年03月28日 21時35分01秒 | 思うがままに

こんばんは。

山田霊林老師の『忘れる技術』から抜粋しましょう。

【ある家に、3人の女性が住んでいました。おばあさんと若奥さんと女中さんです。
ある日、ご主人の部屋の前の廊下に、スリッパが取り乱されて、裏返しになっていました。

女中さんは、いくどとなくご主人の用を足しに来たのですが、スリッパが裏返しになっていることには少しも気がつきません。山奥や、離れ小島に見いだされる、素朴な少女のごとく、この女中さんも、言いつけられたことだけを実行し、ほかのことには、気配りもせず、大変朗らかで、屈託のない女性でした。

若奥さんは、郵便物を持ってきたときに、裏返しになっているスリッパに気がつきました。しかし、ご主人から急ぎの用を言いつかって、それを直す暇がありませんでした。また、しばらくして、紅茶を持ってご主人の部屋に来たのですが、飲み物を持つ手で、履き物を直すのはどうかと思って直さず、部屋を出るときには、子ども部屋の騒がしさに驚いて、とんでいったので、スリッパのことなど思いもよりませんでした。そののちも、忙しい仕事に追い回されながら、何かしら忘れたような、頭の中に何か残っているような、変な気持ちで一日を過ごしました。

おばあさんは、ご主人に何か告げることがあって、部屋に来ました。「ちょっと、失礼しますよ」と言いながら、障子をあけようとした、その時に、裏返ったスリッパを、直すとも思わず直して、部屋に入りました。さすがにこのおばあさんはおっとりとした人柄でした。何かにつけてよく気がつく、気がついたことは、無造作にやってのける、やってのけられないようなことは、さっさと忘れてしまうという、心境まことに健やかな人でした。

この3人の女性が、同じ一つのことに対してとった態度の相違は、そのまま、世のあらゆる人を区分する、3つの類型とみなすことができます。

素朴で、何ら知的な内面の葛藤も、感情的な軋轢も感じないで、平和に生きる「自然人」とも言うべき人びと。
頭脳明晰で、知的能力が異常に発達しているがため、かえってその知的な葛藤や、先鋭化した神経からくる感情的な苦しみのために、自他共にいらいらした不愉快な生活を送らなければならない「知識人」ともいうべき人びと。

身体や心の自由を妨げられている多くの現代人は、まさにこの第2のタイプ「知識人」。第1のタイプはたしかに、一見平和で幸福な生活のようですが、しかし社会的にも、個人的にも、その発達段階からみて、成長した一個の人間と見るには、あまりにも、単純で半人前の人間としか言いようがありません。いわば、無知な人で人間としての目覚めを持たない人。したがって自分の苦しみも、悲しみも、たいして感じないかわりに、他人のことも考えない人。

私たちは、正常に成長した大人であるかぎりこういった第1のタイプから抜け出ようとして第2のタイプに流れ込みます。そこで人間としての自覚を得るかわりに、それにともなう人間的な、不祥事や焦燥や苦悩を味わうわけです。心の狭い、悩み多い「知識人」というタイプの深みから抜け出て、のびのびと自由を満喫し、本当の人間としての幸福を勝ち取ることこそ、人間の本来の目的です。

たまたま3人目の女性、おばあさんに、その典型を見たわけですが、これはけっして、年をとり、人の世に何の希望も執着も持ちえなくなったというような、老耄者の生き方ではありません。
それどころか、第2のタイプに空しく足踏みし、頭の中にびっしりと、さまざまな感情的な記憶を詰め込み、その重さに耐えかねて、倦怠しきっている、去勢されたような現代人に、若々しい生気に満ち、内にたぎるようなエネルギーを秘めた、活動人、自由人としての魂を取り戻させる生き方なのであります】

                                ★

この本は田原豊道先生がずっとずっと前の師範科で勧めてくださったものです。ヨーガはまさに「自由人」になる教えでしょうか。ちょっと思い出しましたので、皆さんにご紹介しました。(荻山貴美子)

 

 

 

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アントニーデメロ師の瞑想法

2012年03月27日 07時07分21秒 | 思うがままに

おはようございます。

 今年はインドとネパールに行きます。すでに何度か行ったところですが、何度行っても新しい発見があります。

今年の楽しみはイエズス会のアントニーデメロ師のアーシュラムに行けることです。人の内的自由を見いだし、身体と心と魂の統合を目指して、すべてのもののなかに神を見るという瞑想法です。

アイアンガー先生にも久しぶりにお目にかかります。

はじめてのインドのかたが半数いらっしゃいますが、ゆったりしたスケジュールですので安心してくださいね。(荻山貴美子)


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マントラで、ものの見方が変わる!

2012年03月25日 19時09分46秒 | 思うがままに

 

あいこさん、コメントありがとうございました。

あいこさんのクラスはとっても楽しそう。(笑)

今日は坂村真民記念館プレオープンの時に出会ったリュックさんと再会しました。

岐阜の師範科に忘れずにいらしてくださったのです。旧知の間柄のような懐かしい感覚は何故でしょう。
出会いというのは不思議ですね。

ヨーガが初めてというのに「太陽の礼拝」を12セット余裕?でやり遂げました。

太陽の礼拝はポーズと呼吸とマントラの力で身体と心と魂に働きかけます。

特に、マントラの力は絶大です。

「言葉が変わると行動が変わる。
行動が変わると習慣が変わる。
習慣が変わると人格が変わる。
人格が変わると運命が変わる。
運命が変わると人生が変わる」


アメリカの心理学者ウイリアム・ジェームスの言葉らしいですね。サッチャーさんが父親から教え込まれた言葉です。

良い言葉ですがちょっと長すぎる(笑)

田原先生語録の
「ものの見方が変わると考えかたが変わる。
考えかたが変わると生きかたが変わる」に集約されますね。

ものの見方は言葉が変わらない限り変わらないのですから…。
言葉、つまりマントラです。田原豊道先生の自然発生的に生まれた語録はスゴイです。

ただ今、岐阜から大阪に移動中です。(荻山貴美子)

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化石人間?

2012年03月25日 00時15分50秒 | 思うがままに

 

私たちのブログをご覧になっておりますね。ありがとうございます。

どんどんコメントしてください。

ご覧のように皆さんのコメントはいきいきしていますね。

このような案内者(インストラクター)のいるヨーガクラスは活気があります。

時代ですね。今日ブログを見ることが出来ない人は珍しくなりました。

だから私も老骨に鞭打って必死に挑戦しています。

私はもはや化石人間です。だから本当に本当に大変です。(笑)

どうぞ私の投稿にもお付き合いくださいね。(雪山童子こと豊道)

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鉄の女の涙

2012年03月24日 20時02分05秒 | 思うがままに

こんばんは。

今日は久しぶりの休日でした。朝から何をしようか…ウキウキ。
映画「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」を観ました。

サッチャーさんが亡くなったご主人に問いかけます。「教えて。あなたは幸せだった?」と。
今は認知症と闘っているサッチャーさん、彼女も本当に幸せだったのでしょうか?切ない映画でした。

いつも機嫌が悪く、心休まる暇のないサッチャーさんをメリル・ストリープさんが熱演。しかし、テレビで観たメリル・ストリープさんは映画とはほど遠く穏やかな美しい女優さんでした。

明日から岐阜と大阪に行ってきます。皆さん、良い週末を…(荻山貴美子)

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全国大会キャンセル待ちのお詫び

2012年03月23日 09時16分18秒 | 思うがままに

山形NHK文化センターの案内者(インストラクター)momoさん

 

おはようございます。

昨日は、山形NHK文化センターでした。授業と懇親会、楽しかったのですが、話がつきず、解散が夜中の11時になりました。皆さんのお帰りが遅くなってしまったことだけがちょっと気になっています。

昨日、事務局に「最新 ヨーガを始めるの人のために」の読者のかたからご質問があったそうです。その内容はまた折を見て、書き込みますが、それがご縁で、4月29日のゼミナールにみえることになりました。ちょうどキャンセルが出たところでしたのでご縁を感じています。数年前、やはり読者のかたから質問がありそれがご縁で、横浜の師範科に通われ、今年はインドにまでご一緒することになりました。嬉しいことです。

さて、全国大会ですが、会場のホテルにご無理をお願いし、枠を広げましたが、申し訳ないことに日帰りもキャンセル待ちになりました。ごめんなさい。

行けるか行けないか微妙だけれど、とりあえずお申込だけなさったかたはいらっしゃいませんか?早めにご決断なさり、もしキャンセルならば早めになさってくださいね。キャンセルのお勧めをしているようでちょっと変ですが。(笑)

 美加子さん、コメントありがとうございました。アンドルー•ワイル博士とヨーガが見事に重なりあったのですね。こういう時の嬉しさ、よく分かります。

白銀の世界から少しずつ遠ざかり、今、東京に向かっています。今日は、大陸旅遊の谷奥社長と田原先生と3人で、ランチをしながらインド旅行の打ち合わせです。(荻山貴美子)

 

 

 

 

 

 

 

 

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今日もステキな一日でした

2012年03月22日 00時27分20秒 | 思うがままに

こんばんは。

庄内NHK文化センターが終わり、明日は山形NHK文化センターに行きます。庄内は久美先生がお若い案内者(インストラクター)の活躍の場をできるだけ多くと考え、盛り立てています。なかなか出来ないことですよね。

とにかく、朝のクラスも夜のクラスも歓迎してくださいました。これを機会にできるだけお伺いするようにしますね。

石和のゼミナールにご参加くださった皆さん、嬉しいコメントありがとうございました。鈴香先生、ステキな生徒さんたちですね。近い将来、師範科が出来ることを心待ちしています。

今日もステキな一日でした。おやすみなさい。(荻山貴美子)

 

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車窓から

2012年03月20日 16時07分08秒 | 思うがままに

こんにちは。新潟経由で鶴岡に向かっています。車窓から見た景色は白一色。冬の厳しさを垣間見ることができます。でも春はもう目の前ですね。冬が厳しければ厳しいほど春の訪れは、喜びでいっぱいでしょう。

先日の石和温泉の岩下鈴香さんのプライベートゼミナールを思い出しています。田原先生と私を見送ってくれた参加者の皆さん、お子さんもたくさんいらっしゃいました。その子どもさんたちが、ラーマ クリシュナ ハリ ムクンダ ムラーリ と歌いはじめた時、感動してしまいました。それは、インドの子どもたちが校庭で唱える風景を彷彿させたからです。ママがいつも唱えているのを聞いていて覚えた…とか。素敵な母子ですね。

あと30分ほどで鶴岡に着きます。それではまた。(荻山貴美子)

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