岡山から戻りました。塾長の軸原教授は大らかなかたで全体がのどかな雰囲気です。お若い案内者(インストラクター)を育てるのがお得意ですが、いつも温かく後輩を見守り岡山の生徒さんたちは本当に幸せです。集中講座も大先輩から新しいかたまで和気藹々としています。
昨日の田原豊道先生の講義は一層熱が入りましたが、それは、受講された皆さんの学ぶ姿勢によるものでしょう。
こうして深いことをおもしろくご指導いただける幸せに一番浸っているのは、実は私かもしれません。
さて、私は今、インドの国民的叙事詩『マハーバーラタ』の中に収められている第6巻の一部『バガヴァッド・ギーター』を皆さんとご一緒に読んでいます。
『ギーター』は、まさに働きかたの法典です。こんな古い聖典が、今、私たちに生きた教えとして語ってくれています。『ギーター』を読むと、気づきが違います。(荻山貴美子)