こんにちは。
スーリヤ・ナマスカーラ(太陽の礼拝)をなさっていますか?太陽の礼拝は早朝又は夕方、太陽に向かって行うのが理想的です。天に召されたシーヴァーナンダ・アーシュラムの総長チダーナンダ老師が病床からメッセージを出されましたが覚えていらっしゃますか?「生きている限りスーリヤ・ナマスカーラをしなくてはいけない」と。
菅野美穂さんのBS番組だったと思います。
スーリヤ・ナマスカーラは体操ではありませんが、普通の体操で得られるすべての効果が得られます。疲れたり、エネルギーを浪費したりしないところが大きな違いです。アーサナは偏らないような組み合わせでできています。唯一入っていないポーズがあるとしたらねじりでしょうか。だからといって安直にどこかでねじりを入れようなんて考えないでくださいね。伝統の行法は磨かれ磨かれて今に伝えられているのですから、私たちの浅知恵で創作してはいけないのです。日本も欧米に負けず、実にいろいろなものが流行り、また廃れていきました。しかし、伝統的なものは脈々と今に受け継がれています。
大切なのは12のマントラです。これらのマントラは単なる太陽の名前というだけではなく、それぞれのマントラに含まれている無限なエネルギーが心に特別な効果を生じさせます。心はマントラそのものになり、そのマントラの持つエネルギーが心の中に現れます。
春ですね。心もウキウキ。太陽の礼拝でもっと幸せに…。(荻山貴美子)