歴史は巡る

話題の映画「ペンタゴン・ペーパーズ」を観ました。

主役はメリル・ストリープ。
大好きな女優さんです。
媚びない自然な笑顔が美しく、ウワベだけではない内面から輝きだす人間性。

たしか、ゴールデングローブ賞で受賞した時に、トランプ氏を堂々と批判した人でした。

障がいのある記者のものまねをした下品なトランプ氏をスピーチで批判したことに対して、称賛の声が相次ぎました。

頭にきたトランプ氏は過大評価された女優…と、反撃しましたが、その数年前までは、人間性豊かで大好きな女優のトップにあげていたそうですからお笑い種です。

レディーガガも銃規制に対するデモに参加したり、アメリカは女優さんもミュージシャンも、堂々と社会批判をします。

つまり、自分の意見や信念をしっかり持った人が目立ちます。

日本は…

もともとアイドル志向ですので、なかなか難しいですね。

アイドルとは、成長のプロセスをファンと共有することとあります。だから花の命は短いのです。

その中で生き延びている人でも何となく薄っぺらな感じがしてしまいます。
いくつになっても、ぶりっ子(最近はあまり使わない)大好きな風潮に追随する人に、侘しささえ感じます。

メリル・ストリープは、自然な佇まいの中で、熟女と幼女がないまぜになったような素晴らしい演技でした。

特に、世間から評価されていないことを自分自身がよく知っていて、自信がなさそうな表情としぐさ。

そして、一変してラストシーンでは、腹をくくり、タンカを切るあたりは、スカッとしました。強くてたおやか。

女性の真の自立はこうでなくてはいけませんね。

中学生の時に読んだイプセンの『人形の家』を思い出しました。

報道する側とされる側。

これ以上巨大組織はないという国家相手に勇気を奮って闘う女性。しかも1970年代のアメリカは、女性蔑視が甚だしかった時代です。

麻生財務大臣がTPPよりも森友問題を扱う報道の程度の低さ…と発言して、槍玉に挙げられていますが、森友問題は隠蔽体質が、明るみに出たという氷山の一角にしか過ぎません。外交問題など山積してしますが、トコトン森友問題は追求して欲しいです。

歴史は巡る…と言いますが、1970年代と今とは少しも違わないのですね。

今日はお豆腐屋さん

私は、食材はすべて宅配です。

出来るだけ、無農薬、最低でも減農薬。
たまに、スーパーで農薬入り野菜を買う時は、重曹で念入りに洗います。

本日、届いた野菜にお豆腐。

ネット注文で重複したのでしょう。我が家は2人暮らしなのにお豆腐が10丁も来てしまいました。

日持ちは明日まで。

さてどうしましょう。

とりあえず、厚揚げとがんもどきを作りました。冷めたら冷凍しましょう。

何とか火傷をせずに済みました。(笑)(荻山貴美子)

謙虚に耳を傾けよ！

今日はゆっくり無印良品でお買い物をして、ひとりカフェで過ごしました。

シミジミ思うことは、今、こうして生きている不思議です。

２週間前の佐賀のエスカレーター事故で、田原先生も私も生まれ変わりました。

神さまはいつもおそばにいらっしゃいます。

お怒りの前に、必ず厳しい注意を促してくれます。

親が子どもを叱り、そして守るように…。

あんな事故があったあとでもなお、キャリーバッグを手離さないおつもりだった田原先生でしたが、私がブログで発信して少々荒療治でしたが、神様の思召しを素直に聞いた私は正解だったと思います。

その後、心配していた田原先生の後遺症もなく、一安心です。

私は軽いムチウチにはなりましたが、日にち薬でしょう。

さて、19歳で肝臓癌を発症して余命半年と言われた山下弘子さんが、先日亡くなられたようです。享年25歳。

短かすぎますが、密度の濃い人生だったと思います。やりたいことはたくさんあるけれど、毎日、ノホホンと過ごすことを信条にしていた…という彼女を大いに見習わなくてはなりません。

迷いに迷って結婚もされました。
短くも美しく燃えた弘子さんに悲壮感を感じないのは私だけでしょうか？

国会中継で、山本ナニガシが、「総理、いつ辞めてくださるのですか？」と詰め寄るシーンに何だか可笑しくさえあります。

世界中、狂ったリーダーが闊歩する時代に、本物の政治家がいるのでしょうか？
辞めろ！と声高に叫んでも、あなたは政治家としてどうよ？と、問いかけたくなります。

もうどうでもいい…と投げやりになる国民を尻目に、今後、何十年経っても闇から光に…とはなりそうもありません。

森友問題で、これ以上自殺者が出ないことを祈ります。

いつの時代もトカゲの尻尾切りです。

悪徳の人よ、神さまの声に謙虚に耳を傾けよ！(荻山貴美子)

サプライズはなし

天皇皇后両陛下来年ご退位に、本当に、長いあいだ、ありがとうございました…と思う気持ちと、寂しさとが交錯します。

お二人のお姿は離欲そのもので、神々しく、日本は本当に素晴らしい!と、心から思います。

羽生結弦選手にイチロー選手。
同じ日本人として、誇らしく思います。

しかし…

政治の世界はいつもドロドロ。

日本中が注目した、佐川前国税庁長官の証人喚問。

筋書きどおりの茶番劇になると分かっていても、サプライズがあるかも…と、一縷の望みを託していた人も多かったのではないでしょうか？

でも、ありえませんよね。

いつも同じ。

あの、コワイと思われていた百条委員会でさえ、石原元都知事の逆ギレで、幕を下ろしました。

一体あれは何だったのでしょう。

もう時間の無駄。

佐川氏には何百人と束になってかかっても歯が立ちません。

むしろ、退官したからと言って、何もかも暴露すれば、彼の正義に反するでしょう。

何が正義なのか、わからなくなってきました。

佐川氏も被害者かもしれません。

何が腹が立つかと言えば、自民党のえら〜い人たちの、疑惑が晴れた！と、勝ち誇った顔です。

しかし、疑惑だらけ。

4月は超多忙な月になりそうです。

今週は英気を養っておきます。(荻山貴美子)

インドツアー

こんばんは。
また夜更かししそうです。

よくもまあ、いろいろなことが起こる刺激的な毎日。
ひとつひとつ解決ですが…。

インド旅行ですが、残席わずかです。(荻山貴美子)

なごり雪

今は昔…

事務局に怪文書が飛び込みました。

「荻山先生、〇〇先生にはお気をつけあそばして。田原先生にも申し上げませ」

〇〇先生とは、旧知の仲であり、道友です。

何の目的で、何が言いたくてこんなことをするのか？

本当に奇怪な出来事でした。

しかし〇〇先生との仲は揺らぎがありませんでした。

想像力逞しく、私は、薄暗い照明の下で定規を使いながら筆跡がわからないようにハガキを書いている人を、まるでサスペンスドラマを見る思いでイメージしていました。

大体この文章は話にならないくらい変です。

もう20年以上前のことでしょうか。

いるのですね。
こういう陰湿な人が…。

今ならネットの書き込みでしょう。

でも、定規で字を書く…
という発想が、すごく怖くないですか？

今日は途中から雪に変わりました。なごり雪でしょうか。

いるかさんの、なごり雪を口ずさみながら帰宅しました。

そうだ！
今日は豚汁にしよう。(荻山貴美子)

リアリティーかロマンか

明日の講座のプリントも出来上がり、少しホッとしています。

美輪明宏さんのコンサートに行ったときのことです。

休憩時間の年配女性の会話。

「美輪明宏って、私たちと同じくらいの年だよね。さっきちょっとよろけたよね。私たちとどこも違わないね〜」と。

美輪明宏さんのコンサートは歌に踊りに楽しいおしゃべり。

リズミカルに踊った時に、確かに一回だけ、ヒヤッとした場面はありましたが、それはそれはすばらしいステージだったのです。

その美輪明宏さんと、私たちはどこも変わらない？

ちょうどそのころ、

ハゲ〜
ちがうだろ

と、秘書をなじる豊田真由子さんがニュースで引っ張りだこ？だったので、彼女の声が聞こえてきそうでした。

ち が う だ ろ …

いつまでも話題にしてごめんなさい(笑)

2、3日前、一人カフェにいました。

隣の席に、年の頃は70代中ごろの女性4人。

話題は北の桜守。

「吉永小百合って、私たちと同じくらいの年なんだよねぇ〜」と、嬉しそう。

女性はなぜ、年齢だけで、共感を持つのでしょう。

高倉健さんは男性が憧れる男性でした。いくつになっても健さんは健さん。

オレと同じ年なんだよね〜と嬉しがる男性はあまりいなかった。

男性と女性の違いでしょうか？

私は学生の頃、そんな高倉健さんの魅力に気づかなかったから原宿の小さなカフェで静かにコーヒーを飲んでいる健さんを間近で見ても「あら、高倉健さんだわ」くらいしか思わなかった。

晩年の健さんは、やはりカッコ良かった。高倉健さんは、最後までおじいちゃんにはならなかったのです。

吉永小百合さんは、キレイな女優さんということはわかるのだけれど、今ひとつ、演者としての魅力がわかりませんでした。

しかし…

今回、北の桜守を見てわかったような気がします。

どんな役を演じても吉永小百合さんにしか見えない…と言われるのは、高倉健さんと同じようにやはり孤高の人だからかもしれません。

悪役も似合わない。
娼婦も似合わない。
おばあちゃんも似合わない。

そんな小百合さんが、認知症？を患う役によくチャレンジしたなぁ…と思いましたが、やはり悲惨なことにはなりませんでした。

すべてに美しさを追求した映画だったと思います。

人間の情の美しさ
北海道の厳しいけれど美しい景色
満開の桜

彼女のもっている魅力を十分に引き出された映画の作りは、何と言ってもリアリティーよりも夢とロマンを第一に考えたもの。

だから、見終わった後のモヤモヤがないのです。

今の映画に欠けている部分かもしれません。
私は、樹木希林さんの認知症のお母さんの役も可愛いと思っています。希林さんは、リアリティーを求めて、入れ歯まではずして演技に挑みました。けれど、希林さんだから、違和感がなかったのです。

実際に私の母も認知症になりましたが、あんなキレイだと言われた母の面影はなくなりました。でも可愛いかった。

もし、こんなリアリアリティーを追求した映画だったらサユリストは世を儚んで、ショックから立ち直れないでしょう。

吉永小百合さんと同年代の男性にとっては小百合さんは、青春そのもの。
永遠の恋人なのです。

主人公のてつさんが、認知症になっても吉永小百合さんならば美しい。

ロングの白髪をおさげにした可愛いおばあちゃん。

なんだか、あのヘアスタイルが同年代の人に受けそう。

回想シーンの若いお母さん役よりも年をとったお母さん役のほうが数段美しかった。

さて、私は子どもの頃からオードリーヘップバーンが大好きで、彼女は今でも色あせていないですよね。

晩年の彼女は内面の美しさも加わり、私は最後まで好きでした。

マザーテレサを演じたオリビアハッセーは若い頃は本当に美しかった。しかし、潔く年齢を重ねたオリビアハッセーのマザーテレサも十分美しく魅力的でした。

最近は、テレビで、どうして必ず年齢をテロップで入れるのでしょう？

年齢は隠すことではないけれど、毎回、毎回公表する必要もないのでは…？(荻山貴美子)

ヨーダ

スターウォーズに出てくるヨーダをご存知ですか？身長は50〜60センチくらい。体重は10キロくらい。3歳児くらいの大きさでしょうか。

姿形はおじいちゃん。

先日、若い女の子がおじいちゃんをおんぶして歩いていました。

それにしても小さいおじいちゃん。

何と！

ヨーダのリュックだったんです。

ヨーダの手は彼女の肩のところにちゃんとあるから、まるでおじいちゃんをオンブしているように見えました。

若い女の子はこれが可愛いと思うのでしょうね。(笑)

北の桜守は私の故郷が描かれたもの

雪山童子こと田原豊道です。

映画、北の桜守を観てきました。
この映画は私の故郷が描かれたものでした。
 
私の故郷は遠軽ですがその中の白瀧が舞台になって居ました。
 
私はその隣の丸瀬布という田舎の小学校の少年教師でした。御年１５才で准訓導でした。本当に懐かしかったです。

小野寺恵美子さん、ありがとう。
 

ステキな日本人女性

どうなの？森友問題。
どうする？麻生財務大臣。
どうなる？安倍首相。

さあ、面白くなってきました。

最近、よく見る元官僚、山口真由さん。
才媛で若くて美しい。

天は二物を与えず…はもはや死語？

ステキな日本人女性に嬉しくなります。(荻山貴美子)