千利休は守・破・離を、打ち出し、茶道、武道など道とつく師弟関係の理想を打ち出しました。
スタートは「型を守る」。グル(師匠)を心から信じ敬いそしてその教えに従うことです。「守」
その後、その立場のもとに、自分なりの工夫発展を試みる。「破」
そうすると、自分独自のものがつくり出される…。
そのつくり出された型は、師匠の型に立脚したものですから、自分自身と型についてよく理解しているため、型から自由になり、型から「離れ」て自在になることができる。
守→破→離
これを田原豊道先生は
隋順→選択→独創と、打ち出されました。
まさに「田原豊道ヨーガの世界」はこうして生まれてきたものなのですね。
白隠禅師は大信根・大疑情・大憤志と…。
今月も田原先生のお授業で、まわり道をせず斯道一筋こそが自分を高める一番の近道…と確信し、白隠禅師を敬慕される、田原先生の信念とが繋がりました。
さて、『ヨーガの四季』の記念号の編集がいよいよ佳境に入ってきました。(荻山貴美子)