日本ヨーガ学会

ヨーガ的生活

秋晴れの気持ち良い1日ー岡山ヨーガ連盟大会

2013年09月30日 22時32分04秒 | 思うがままに
フリーダイビングの平井美鈴さんが、またまた快挙です。ギリシャで銀メダル!
個人戦での銀メダル獲得は男女含めて初めてだとか。すごいですね。

10月7日(月)「報道ステーション」の「松岡修三コーナー」に出演されます。生放送ですので、放送日がずれ込む場合もありますのでお気を付けてくださいね。

さて、昨日は岡山ヨーガ連盟大会でした。

ヨーガの大会に相応しい会場で、内容も充実していました。秋晴れの1日を楽しく過ごしてまいりました。

連盟代表の軸原未子教授をはじめ、連盟の皆さんの至れり尽くせりのお心遣いに感動もしました。

ヨーガと論語は共通点も多く、田原豊道先生のお話に、私もいろいろと気づかせていただきました。

行き帰りのバスの中でも和気藹々。本当に気持ちの良い1日でした。県外からもたくさんのご参加、皆さん、ありがとうございました。

いよいよ私は明日から「ヨーガの四季」の次号と「記念号」の第二弾に取り組みます。(荻山貴美子)
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苦しんだあとでなければ会得できない

2013年09月27日 19時48分36秒 | 思うがままに
雪山童子こと豊道です。
スワミ・ ヨーガスヴァルーパーナンダ老師が、我が学会のゼミで語られたお話のなかに「三つの罪」と言う言葉がありました。

ある方から、この三つの罪とは具体的に何か?と言う質問がありました。
私は「その時の前後の話をしっかり読んでみましょう」とお答えだけしました。「ヨーガの四季NO65」よりピックアップしましょう。

【スワミ・シヴァーナンダと二代目のスワミ・チダーナンダがよく言われていました。
我々の心というのは常に外を向いている。
あれだ、これだというふうに、人さし指で人を指しながら心が外に向いていきます。
人さし指が「それはあなたが悪いんだよ」と言ったときに、あとの三本を見てください。自分の方を向いています。(笑) ですから、あなたが悪いんだよと一本の人さし指で言ったら三つの罪を自分が犯すことになります。】

実は、スワミは<三つの罪>とは何かを具体的には何も語っておられません。
だから私は質問者に何も語らず正解だったと思っています。

スワミにとっての教えの大事なことは、三つが何か?ではないと思うからです。
でも、ここで三つの罪を自分なりに考えてみるのも意味のあることかもしれません。

一番に思い起こすのは、貪・瞋・痴の三毒から起きる三垢ですね。
また、ヤマ<禁戒)の中のアヒンサー(不害、不殺生)とサティヤ(正直、不妄語)とアステーヤ(不盗、不偸盗)の破戒ではないか?と思う人もいるでしょう。

しかし、私は違う角度から見てみたいと思います。

スワミのお話のように、外に向かっている人さし指を親指のほうに向けてみましょう。そうすると智恵の法印になります。あとの三本の指を三つの自我だと考えてみるのは如何でしょうか。小指がアハンカーラ、薬指がジーヴァで中指がジーヴァートマ。ジーヴァは存在とか生命、個体のことでアートマは魂です。
この三本を握ると利己的になるが、開くと利他的になる…とか。面白いではありませんか。

インドでは、昔から親指はブラフマン、人さし指はアートマンで二つを合わせて梵我一如と言いますね。これを象徴するのがジュニャーナ・ムドラー(智慧の法印)です。

また、プルシャ(真我・神我)を手の平、プラクリティ(個我・自性)を手の甲にたとえることもありますね。
ふつう人間は、心の平安を失うと手を握り締めます。すると手の甲、つまり(個我)ばかりになって、手の平(真我)は隠されてしまいます。そこで心を鎮めて手のひらを開いてプルシャ(真我)を解放するのだ…と。

ここで鎌田東二さんのむすんでひらいてのお話を思い出しました。握るんじゃなく結ぶんだ。そして開くんだ、と。それが悟りだ!三本指がひらいているのが(智恵の法印)なのだから!…と。

明日から岡山ヨーガ連盟大会に行ってきます。閑谷学校とはスゴイ会場を選んだものです。孔子様の教えですね。私が好きな述而編第七にこうあります。

「憤(ふん)せずんば啓せず 悱(ひ)せずんば発せず」(一部の携帯では文字化けするかもしれません。りっしんべんに非という字です。)

もう少しで分かりそうなところまで追いかけていながらどうしてもわからず、苦しんだあとでなければ会得できない。孔子様は知りたくてわくわくしなければ教えなかったそうですよ。(笑)
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生きねば

2013年09月23日 16時43分56秒 | 思うがままに
土曜日は水戸、昨日は岐阜、そして今日は大阪に来ています。
田原豊道先生お勧めの映画「風立ちぬ」を観ました。

アニメにあまり関心のない私でしたが、とてもよかったです。スゴイですね。リアルながら全編美しく描かれていました。

ゼロ戦を誰が作ったのか?アメリカをも畏怖させたゼロ戦のすごさは、実は設計者、堀越二郎氏の少年時代からの夢だった美しい飛行機作りから生まれたもの。

そんなことを、私は考えたことも、知ろうとしたこともありませんでした。

戦争では多くの戦死者がおられますし、ゼロ戦は特攻にも使われましたから、堀越氏にはツライ思いもたくさんあったに違いありません。

ラジウムの発見がまさか広島や長崎の原爆の悲劇につながるとはキュリー夫人は夢にも思っていなかったでしょうし、諸刃の刃なんですね。

いろいろと考えさせられる映画でしたし、あの混迷の時代のことを豊道先生から時折伺っていたので重なり合いました。

宮崎駿氏のメッセージは堀越二郎氏と堀辰雄氏に敬意を込めて発する「生きねば」に尽きるのでしょうね。

堀辰雄氏の小説「風立ちぬ」も、もう一度読んでみたくなりました。(荻山貴美子)






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まるでインドのヴェーダ

2013年09月20日 14時15分49秒 | 思うがままに
横浜は日本近代水道の発祥の地だそうです。

横浜に古代の水路や祭りの痕跡がみつかっていたとは驚きでした。

昨日、皆さんと「水へのいのり」を観てきました。

まるで、インドのヴェーダを思わせるような遺跡の数々。行ってよかったです。

それにしても学芸員の柳沼千恵さんの解説は素晴らしかったです。

学術的研究もさることながら、ユーモアがあって分かりやく、もっと聞いていたい…と思わせてくれます。

日本ヨーガ学会のメンバーでもあります。千恵さん、眩しかったです。

古代の人々の水への信仰は今に通じるものがありますね。

今月の22日がラストチャンスです。

11時と14時にお話が聞けます。是非、横浜歴史博物館にお運びください。(荻山貴美子)
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毎朝30秒の正坐で腰痛が治る

2013年09月19日 09時10分29秒 | 思うがままに
雪山童子こと田原豊道です。

たまたまテレビで腰痛治療最前線という番組を観ました。

むかし一緒に巡業したことのある林家木久扇師匠が登場していました。

実は私も岩手連盟大会を挟んで三週間腰痛との戦いでした。

大会後荻山貴美子理事長に打ち明けました。

彼女すかさず「ありがとう!とおっしゃいましたか ?」と。


五日市剛先生の講演の中で、ベーチェット病という難病に苦しむ柴田章吾君の「ありがとう」で救われたというお話をお聞きしたばかりだったからです。

ベーチェット病の耐えられない痛みに遭遇した時、我知らず、つぶやいた「ありがとう」で、彼は救われた…とか。

さらに、荻山理事長は教えてくださいました。

彼女が出版で無理がたたり、腰痛に悩まされた時パーダ・ムドラーで救われたと言うのです。

早速お仲間とクラスで実践してみました。たちまち躍り上がる程良くなりました。

でも、翌日には再び腰痛です。そこでまた、バーダ・ムドラーです。

そんなある日、毎朝30秒の正坐で腰痛が治る!というタイトルの本に出逢いました。

そうだった!私は昔からねどこのムドラーでみなさんに語って来たんだ!

[お尻を後ろに引き、胸を高く張り、頭の後ろで天を突く。二、三十分、いや二、三十秒で結構。二、三分も坐れば素敵。何の造作もないことだから毎朝、坐りましょう。」ヴァジラ・アーサナ即ち日本流の正坐のことです。

あらためてしっかり正坐です。そしてパーダ・ムドラー。そしてまた正坐です。もちろん合掌して聖音オームです。

さらにさらにヨーガスートラを荻山貴美子理事長の主導による詠唱 (CD)にあわせて唱えて行くと次第次第に身も心も暖かくなり温かくなってやがて熱くなってくるんですね。

これで100%腰痛から解放されました。ありがとうありがとう万々歳!感謝しています。(感涙)


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水へのいのり

2013年09月17日 10時30分40秒 | 思うがままに
おはようございます。

台風の被害は甚大だったようですね。本当に日本はどうなってしまったのでしょう。
水の猛威は恐ろしいものがありますが、それでも水は生命の源。地球は水の惑星とも呼ばれ表面の約70%は水で覆われているとか。人間の身体の中の水分量も70%。つまり人間は水からできている…ということです。

横浜市歴史博物館 企画展をお勧めします。9月23日まで、横浜市歴史博物館で開催しています。
田原豊道会長と私は19日(木)3時にいってきます。解説もしてくださるようですのでお時間のあるかたはご一緒しませんか?

水源の王の神まつり
都のまつりと地方のまつり
井戸と雨乞いのまつり

そして、エピローグは生命の水

興味深いですね。(荻山貴美子)
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100年の恋も冷めた?

2013年09月15日 15時29分54秒 | 思うがままに
こんにちは。

昨夜遅くに長崎から戻りました。
今日は西武コミュニティカレッジのレッスン。朝から悪天候でしたが、楽しいひと時を過ごしてまいりました。

明日は「ヨーガまんだら」講義ですが、台風の影響により早々と休講が決まりました。ひと月抜けるとしわ寄せができるので、来月はかなり詰め込み授業になりますね。

さて、2か月ほど前、よくなついていた携帯電話が壊れてしまいました。タブレットもアイフォンもフル利用の私にとって、お財布機能がついていて電話とメールができればそれでよかったのですが、ショップの担当者の強い勧めでお財布機能がついているスマホに買い替えました。人のせいにしてはいけませんね。決めたのはあくまでも私です。

しかし今、私はホトホト困り果てています。まず、バッテリーが午前中で切れてしまいます。人一倍、メールと電話の多い私にとってスマホは利用価値が薄いです。また、電話をかけた自覚もないのに「お電話いただきましたか?」という電話がかかってきたり、異常な首こりに悩まされたり…。

日経トレンディネットによると首のこりは「新型うつやパニック障害」を引き起こす可能性がある…とか「スマホ症候群」は危険だそうです。

上手に楽しむうちはいいのでしょうが…。

ガラケーなどと揶揄されている携帯電話は、日本の携帯が独自の進化をとげ、優れたものなんです。特にお財布機能は日本だけ…。
今はスマホには100年の恋も冷め、早くお別れすることを考えています。(笑)

もっとも私の利用頻度はそれでなくても問題です。

日本の食文化は素晴らしい…と、世界中で和食がもてはやされています。携帯電話も素晴らしい!(荻山貴美子)
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言葉による錯覚

2013年09月14日 12時09分07秒 | 思うがままに
映画やドラマはまさに言葉による錯覚。
「半沢直樹」は面白いですね。

机をバンバン叩きながら激怒する小木曽次長は何とも憎らしい。

国税庁エリートの片岡愛之助さん演じる黒崎さんはオネエ言葉がかえって怖い。

けれど、二人とも分かりやすい。分かりやすいからちょっと許せますね。


問題は…

香川照之さん演じる大和田常務。底知れず分かりにくい手のつけられない黒幕。
今までくすぶっていた悪事が段々あらわになって来ました。

香川さん、上手ですね。本当に憎らしいですもの…。(笑)

次回、よほどいい人を演じなきゃこの憎らしさは払拭できません。

私たちはドラマや映画を観ては、その世界に入り込みます。いちいち「そ んなことあるわけない!」なんて思ったら楽しめません。だから面白いんですね。

しかし、日常生活では困るときがあります。
5つの心のはたらきのなかに「言葉による錯覚」が、あります。
ある人がいいかげんな思惑を言いふらすと、多くの人は信じてしまいます。
私達は、自分の都合で脚色して自分を苦しめ他人も苦しめる。

もし、自分が標的にされたらどうするの?
スートラは答えます。
「放っておきなさい」と。

さて、半沢さんの倍返しはヨーガ的ではないのですが、あれだけ悪人だと放っておくほうが罪ですね。(荻山貴美子)
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爆発だ!ヨーガ・スートラ革命だ!

2013年09月13日 12時00分37秒 | 思うがままに

雪山童子こと豊道です。

パタンジャリのヨーガ・スートラのCD発売がブログで発表されるやいなや注文殺到!

釧路の堀内優子さんの20枚を先駆けとして、福岡の武藤利子さん、郡山の松田由美子さん、いわきの遠藤悦子さんと続き、盛岡の平純子さんが34枚!

さらに驚くべし鹿児島の中江ひと美さん50枚!

基礎科のみなさんが全員お求めになるのだと言うのです。

まだまだ続々!まさに爆発です。革命だ!

第3次革命です。

第1次革命はマンダラ革命でした。アーサナのアラカルトからフルコースへの転換でした。

太陽の礼拝がそのルーツでした。

抵抗がありました。12連続なんて覚えられないと言うのです。

単発のアーサナで、効用別にして欲しいと言うのです。

幾つも組み合わせるから副産物が一杯!なんですがねえ。

これは、やがてホームヨーガの特徴になりました。

第2次革命はマントラ革命です。
スーリヤ・マントラがそのルーツです。

やはり抵抗がありました。
12も覚えられないと言うのです。

月の礼拝の登場でさらに大騒ぎでした。

今日ではこれも私どもの特徴になりました。

第三次革命は驚きました。まことにまことにスムーズに進行中です。

記念号とCDのおかげです。ひとえに荻山貴美子理事長のおかげです。


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秋の深まりとともに

2013年09月11日 12時33分31秒 | 思うがままに
秋が深まってまいりました。

読書の秋、スポーツの秋、そして食欲の秋です。

私は明日から九州にいきます。戻ったらすぐに「ヨーガまんだら」講座。

今、テキストづくりに四苦八苦しています。

刻一刻と時間は過ぎていきます。まんだら講座が終われば、ヨーガの四季の次号に着手です。(荻山貴美子)



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