私が大好きだった漫画家は手塚治虫さんと赤塚不二夫さんと長谷川町子さん。
鉄腕アトム、天才バカボン、意地悪ばあさん…
よく読みました。
最近、とみに天才バカボンの「これでいいのだ!」が口をつきます。
井上ひさし氏は昔々言いました。
「わたしは、文部省がこの「天才バカボン」シリーズをなぜ「道徳」の副読本に採用しないのか、また日教組がそうすることをなぜ文部省に迫らないのか、理解できない」と。
バカがバカと戦う、ためになる漫画。
勝海舟が清水次郎長に言ったそうです。
「馬鹿あいいね。あたしも、馬鹿になろうと修行をしても、いまだにその馬鹿になれずにいるよ。お前らところ迄行くにゃあまだまだだね」と。
手塚治虫さんは60歳で亡くなりました。赤塚不二夫さんも長谷川町子さんも72歳で亡くなっています。
この時代はこの年齢では早世とは言われなかったかもしれません。
今、再び私の中での流行語大賞にしたいと思います。
♫西から登ったお日さまが東へ沈む〜♫
「これでいいのだ!」
好きな人と語り、好きなものを食べ、好きな時間を過ごし元気に死ぬ。
最後に
「これでいいのだ!」と思える人生。
本物のバカになれず、不本意な人付き合いも重ねてきました。
これからそういう時間は、実に勿体ない。
人はひとりでは生きていけません。だから基本、好きな人と付き合う。
人生
哲学
生
死
全部ひっくるめて「これでいいのだ!」を前提にして『ヨーガ・スートラ』や『バガヴァッド・ギーター』を読んでいます。
草刈正雄さんが出ているお墓のコマーシャルが好きです。
オレの方が先かな?
いえ、私の方が先よ。
いやオレの方が先、
いえ、私よ。
オレ。
私。
オレ。
私。
一杯飲んでいこうか?
口説いているの?
バックグラウンドミュージックに、ちあきなおみさんの「黄昏のビギン」が流れています。
キャッチフレーズは
草刈正雄さんの声で
「時を超える空間は、時を忘れる空間でした」
今日はそぼふる雨。
「オレのほうが先」に入っちゃった築地本願寺までふらっと来ています。