日本ヨーガ学会

ヨーガ的生活

歩くミトコンドリア?

2014年04月30日 18時21分14秒 | 思うがままに
昨日の東京瑜伽大学ゼミナールは大好評でした。
安保徹先生のお話は医学的知識のない私にもよくわかりました。先生ご自身はいたって真面目なお顔でお話されているのに会場は爆笑の渦。

先生のずば抜けた頭脳とユーモアで私たちのハートを鷲掴み。(笑)

安保免疫理論で生き方の見直しをして、ガンなどの病気から脱脚した方や、健康に生きるコツを見出した方はたくさんいるそうです。

ところで...

最近、田原豊道先生から、「東京タワーの700段の階段を上って見たいと思いませんか?」というお誘いがありました。

もちろん、キッパリとお断りしました。(笑)

元来怠け者であることと、私は階段は嫌いです。

何故なら…

私は以前、キャリーバッグを一所懸命に持ってようやく階段の一番上にたどり着いたところ全速力で走ってきた女性に正面衝突されて、13段落ちをしたことがあります。その時から階段を目の敵にするようになりました(笑)それに、せっかく作ってくれたエレベーターやエスカレーターですもの。使ってあげなくては申し訳ありません。

そういえば、あの時落下しながら何を考えたかというと…

「こんな大きな重たい荷物を持ってやっとこの階段を上がったのにまた上らなくてはならないの?」ということです。

それどころではないのに人間は咄嗟のときって結構つまらないことを考えるものですね。

さて、話を戻します。

結局、私にフラれた?田原先生はお一人で東京タワーに上られたのです。しかも二度も…。

しかし、スゴイ!本当にスゴイ!

安保先生のお話をお聞きしていて田原先生のスゴさはミトコンドリアが元気なため…と納得しました。
そういえば、田澤賢次医学博士もおっしゃっていました。姿勢のいい人はミトコンドリアが若々しい!と。

ミトコンドリアは有酸素運動(歩くこと)や太陽も好き!…ともおっしゃっていましたね。

興味がおありの方は『ヨーガの四季』NO63号のご再読を…。

それでも私は東京タワーの階段は断固として上りません。(笑)(荻山貴美子)



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天誅殺?

2014年04月24日 16時31分51秒 | 思うがままに
ご無沙汰していました。

算命学によると、私は毎年、小さな天誅殺があるそうです。それは3月~5月まで...。
忙しさが半端じゃないので確かに言えています。

その中で、昨日は高校時代の友人と久しぶりに会いました。2時間という限定された時間でしたが、ブランクを感じることもなく学生時代に戻って楽しくおしゃべりしました。

高校の3年間、いつも一緒に行動していた4人グループ。その後、進路が変わっても、ずーと会ってきましたが、この15年くらいはお誘いがあっても私だけ参加できない状況でした。それでも懲りずにお声かけしてくれる友人、ありがたいです。

美人の上にたくさんの経験で内面を磨き、それぞれ輝いていました。
「今度はもうちょっと時間を取ってね」と別れ際に言われてしまいました。(笑)

さて、忙しさはこれから本番を迎えます。
東京瑜伽大学ゼミナールにヨーガの四季に記念号。そして全国大会です。

季節は春から初夏に...。

いろいろなことが順調に進み、待ちに待ったインド旅行になります。参加申し込みもたくさんになり、そろそろ打ち止めでしょうか?(荻山貴美子)



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平安な日々でありますように!

2014年04月19日 12時08分15秒 | 思うがままに
月曜日の「ヨーガ・まんだら」のプリントづくりに昨日から取り組んでいました。これでコピーをして月曜日の授業に臨みます。

これからヨーガ・スートラ第3章の入稿したものの見直しです。

この数か月は編集に支障がなきよう、どうぞ全国的に平安な日々でありますよう。

事務的なご相談はどうぞ事務局にお願いします。(荻山貴美子)
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超多忙!

2014年04月17日 21時55分27秒 | 思うがままに
会員名簿の編集が終わり、ヨーガ・スートラ第3章の入稿も済み、いよいよヨーガの四季の編集スタートです。
サンライズの木村健一郎さん、どうぞよろしくお願いします。頼りにしています。
というわけで、私は一年で一番忙しい時期を迎えます。(荻山貴美子)



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心が奮い立つ!

2014年04月13日 09時40分26秒 | 思うがままに
佐賀ヨーガ連盟大会が終わり武雄温泉を満喫し博多経由で帰京します。

「読誦 の力」 が私たちにとって、いかに有力にはたらくか...

ヨーガ・スートラ、論語、祈り...

全部一つにつながっていました。

田島恭子さんの美しく力強い論語の主導にゾクゾクしました。
田原豊道先生の横にすわっておられるのが恭子さん。後ろの若きインストラクターは田島めぐみさん。ステキな母娘です。



映画「祈り」は何度観ても感動します。

佐賀ヨーガ連盟代表 、古川京子教授を はじめ、たくさんの皆さんの力が実を結んだ連盟大会でした。

ここで、映画「祈り」のエンディングで白鳥哲監督が朗読した詩をご紹介しましょう。


大きなことを成し遂げるために
力を与えてほしいと神に求めたのに
謙遜を学ぶようにと弱さを授かった

より偉大なことが出来るようにと
健康を求めたのに
より良き事が出来るようにと病弱を与えられた

幸せになろうとして、富を求めたのに
賢明であるようにと、貧困を授かった

世の中の人々の称賛を得ようと、
成功を求めたのに
得意にならないようにと、失敗を授かった

人生を享楽しようと、あらゆるものを求めたのに
あらゆることを喜べるようにと命を授かった

求めたものは一つとして与えられなかったが、
願いは全て聞き届けられた

神の意にそわぬものであるにも関わ
らず
心の中で言い表せないものは全て叶えられた

私はあらゆる人の中で
最も豊かに祝福されたのだ
( 無名の南軍兵士の祈り)


あまりに心を揺さぶられるので再び投稿させていただきました。(荻山貴美子)

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読誦の持つ力

2014年04月11日 15時12分32秒 | 思うがままに
こんにちは。
昨日から九州に来ています。
今日は佐賀新聞カルチャー、そして明日は佐賀ヨーガ連盟大会です。
大会テーマは「 音読 読誦の持つ力」。
ヨーガの大会に相応しいテーマですね。

ヨーガ・スートラ第2章
「読誦により理想の諸神との霊的融合が生じる」

読誦の持つ力で自分の思い描いている人生が得られる...
なんてステキなんでしょう。

また、音読は感情や理性、記憶をつかさどる脳内の前頭全野を刺激するので認知症の改善にもつながるとか...。

認知症は人ごとではありませんね。誰でもその素質?があるのですから。

さて、お勧めした『古事記』ですが...
角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス) [文庫]です。(荻山貴美子)
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打てば響く感性

2014年04月08日 15時11分33秒 | 思うがままに
雪山童子こと豊道です。

荻山貴美子先生に太鼓判を押していただくと何にも増して嬉しいです。

私達ヨーガを学ぶ者はインド神話とともに日本神話も学ばなければなりません。

それで、初めてヨーガの奥深さとヨーガの真実に近づくことができると思っているからです。

この本(古事記)は、先ず最初に現代語の「通釈」があって、次に「原文」がくるのが革命的ですね。

音読すれば、やまとことばの香りを味わうことができて嬉しいです。

そしてその「寸評」が続いてあるのがまた憎いですね。
著者武田友宏さんと角川書店の編集者に感謝です。

よくアンケートでこんなのがあります。

「賛成」「反対」「どちらでもない」

問題はこの「どちらでもない人」です。
本も映画も「感動した」「感動しなかった」は自分というものをはっきり持った人。

「どちらでもない人」というのは人の意見に左右されるいわゆる風見鶏。
どんな宝物に出逢っても宝の持ち腐れになり兼ねません。

お勧めした本にしても映画にしても「打てば響く」感性は大事なことです。


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古事記

2014年04月08日 11時38分51秒 | 思うがままに
田原豊道先生ご推薦の本『古事記』(角川ソフィア文庫)を読んでいます。
古事記ってこんなに楽しくて読みやすかったの?

現代語通釈が、とても楽しいのです。
現代語通釈を読むと今度は原文が読みたくなる...

そして、最後は音読したくなる。
心憎い構成です。

そう言えば亡くなられた出雲井晶先生は古事記を暗誦していらっしゃいましたっけ。それはもうカッコ良かったです。

出雲井先生は「日本神話」が、日本の文化の源であるという真実をすべての人々に知らしめ、さらに次世代へ伝承してゆくという責任を生涯貫いておいででした。

出雲井先生の偉大さと、昨年の再演「アマテラス」の坂東玉三郎さんの美しさにうっとりしたことと重ね合わせながら読んでいます。

本や映画や舞台との出会いも私の財産。田原先生に感謝します。(荻山貴美子)





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元気の元は気休め?

2014年04月04日 23時01分50秒 | 思うがままに
気休め...

これは五木寛之氏の勧める養生法の原点とか。

ストレス社会にいる私たちですから大いに参考になります。

「明日は明日の風が吹くから、なんとかなるだろう」と考えるのが気休め。

五木氏のご著書にこんな文章があります。

【知り合いの新聞社の人で、非常に優しい人がいます。その人は私と顔を合わせるたびに憂い顔で、「先生、昨夜、徹夜しました?」「いま仕事が大変なんじゃないですか?」「ちょっとお疲れのようですけど」「きょうは顔色がよくありませんね」と気遣ってくれるのですが、私はこれがいやでいやでしようがありませんでした。】

嘘でもいいから元気が出る言葉が欲しい!これは万人が求めていることですね。

一体正直って何?

ヨーガ・スートラの第2章36にこうあります。

【正直(=真実の言葉)に徹すれば行為と結果が一致する】と。

正直(サティヤ)はインドの重要な概念となっています。
インド大使館の便箋にsatyam eva jayate(真実のみが勝利する)とあります。

サティヤの語源はサ(一緒に)ティヤ(くっついている)で、「必ずそのとおりになるもの」「違うことのないもの」を意味し、それは特に言葉と不可分な関係にあるとか…。

ブラフマンとサティヤは同義語だ…と宮元啓一先生がおっしゃっていましたが、ブラフマンは「言っている言葉を必ず実現する力のある言葉」「言葉どおりに実現する」という意味に解されます。

私たちの考える、正直とは心が正しく素直な事。一方、嘘をつかないという意味もあります。しかし、ありのままを伝えることによって、問題が生じたり、不都合が生じるならば、沈黙を守るべき、とサッチダーナンダ師は述べています。


五木寛之氏によると、昔は、「佞奸(ねいかん)」という、お世辞だけを言う人間を近くに置いていた将軍や王様がいたとか...。

身の回りに率直な意見を述べる人がいるだけでは自分を奮い立たせることができないのですね。それがたとえ気休め...であっても。

というわけで、五木氏の養生生活の基本は「気休め」だそうです。

勿論、これだけの世界では「裸の王様」になってしまいますが...。

私は、これからますます繁忙期に入ります。皆さんの前にヨレヨレで現れることもあるかもしれませんが、私は暗示に弱いので、嘘でも「今日も元気ですね!」と、お声をかけていただけると元気百倍になれます。(笑)

この写真は、今日板橋の南蔵院で撮ったものです。



南蔵院はしだれ桜で有名です。満開の桜に田原豊道先生…とってもマッチしています。
今日はひろさちや先生にお会いしてきました。

そのまんまのあなたが素晴らしい!貧乏なら貧乏なあなたが素晴らしい!悩んでいるなら悩んでいるあなたが素晴らしい!
みんなで唱和しました。
「南無そのまんま そのまんま」…と。
全国大会を楽しみになさっていてくださいね。(荻山貴美子)




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