ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

失敗することへの恐怖に打ち勝つには

2018-06-29 | 雑念
「答えが欲しい」

後輩たちから「答えを求める」が目につくのは確か。彼らも必死である。

それが目に余るのも頷ける。
失敗したくないとか、自分が傷つきたくないとかが主な理由だそうだ。

だから昔からの格言や書籍でも「冒険しよう!」「後悔するのは失敗よりも何もしない事」的なものに溢れている。

つまり人類の歴史と「失敗への恐怖」は切っても切れない関係が普遍的な悩みなのだろう。

最近の課題ということでもなさそうだ。

若い時の僕(かわいい後輩だった)はチャレンジする事の意味も価値も感じていなかった。

だから踏み出すことも、何もしなかった。

答えがないものに立ち向かうことへのモチベーションが高まってきたのは、その時代の自己の無力感から徐々に芽生えてきたのだ。

だから今、世に溢れる後輩たちの無気力感は彼ら自身のモチベーションアップへのプロセスであると信じている。

ある意味、保健体育における「第3次成長」なのかもしれない。

そして更に「アップするきっかけ」はやはり決定的に「憧れの先輩」が必須である。

人が人を動かすのだ。

その図式は僕の人生観の根幹である。

本や研修、更には大自然の感動は人を動かすきっかけではなく、素材のような役割だと思う。

その素材がたくさんあることに越したことはない。

しかし、恐怖を伴う初動へのきっかけは必ず人が絡む。

だから「人間関係が重要」であると言える。(僕は未だに不得意だ)

ここまでくると何が言いたいのかわかると思う。

先輩となった自分自身の在り方が人を動かすのだ。

だから「最近の若いものは…」とか「何を考えているかわからない」と嘆く暇は先輩にはないのだ。

もし管理職や責任ある先輩になった(てしまった)僕らの為すべきは、自身がチャレンジの重要性を自らの行動で示す以外ないのである。

だから「答えを求める」後輩たちに、「答えは自分で考えろ!」といくら励ましても求めてくる事はやめないだろう。

少なくとも求められるという事は、憧れられているから聴きたくなるのだろう。

それならば行動で答えを示すしか方法はない。

その憧れの先輩であるあなた自身が恐ろしいほどのチャレンジに立ち向かう姿を行動で示し、その心の動きや価値をストーリーとして話してあげるのが良いだろう。

話などせずともその背中は確実にチャレンジャーの背中として語られるに違いない。

それを感じられないのならば、その後輩はまだまだプロセスの途中であって、機は熟していないと言える。

僕は憧れの先輩たちのチャレンジに感動し、自らの無力感を必死で補うように追いかけた。

そしてチャレンジする事の大切さを自分なりに掴んで、誰が何と言おうと「自分だけのチャレンジ」をし続ける。

時に疲れて休息し、時に自分のチャレンジをする。

そんな事しか自分には出来ない。

「話がしたい」と言ってくれるかわいい後輩たち(女性だけじゃないよ)がいる事の幸せも噛み締めながら、彼ら自身をいつまでも信じている。


美味しくて安い店はあまりに遠い。

2018-06-29 | 雑念
ラオス23日目

ゲストハウスの朝食。
やる気のないイヤホンをしてyoutubeを観ている親父がえーびーしー?と聞いてきて壁のメニューを指差した。



スクランブルエッグが無難だろうとしー!と答えるとこーふぃーおあてぃー?と聞いてくるのでてぃー!と答える。

その隣に座っていたもっとやる気のない娘っ子がラオス言葉で指示されて厨房へ。

やる気のないスクランブルエッグと小さなトースト2枚が出てきた。



飲み物も1杯のみ

やる気のない人が作った朝食は相当美味しくない。

ラオスの悪いとこ、いやアジアの接客の悪さは店舗や接客ゾーンで何かを食べているかスマホをいじるか、寝ているところ。



日本のサービスやおもてなしは確かにグローバルに通用する。

そそくさとチェックアウトして街に繰り出す。
どこに行こうかなぁー。







いつもの通りのK-martでライムのトニックウォーターが飲みたい。

机のある休憩所で飲んでいると、あれ?昨日の可愛い女の子?日本人?隣に西洋人と歩いている。





あっ、友達だったんだ。

また会ったのでちょろっと運命の細い糸。

声はかけない。

友達といる女子ほどタチの悪いものはない。
ひとり旅なら声もかけるかもしれないが。

Googleマップを見て行き先を決める。
何となくビエンチャン の少し北にある湖が目にとまる。



歩けそうだ。

レンタルサイクルもあるが、まだ元気なので歩こう!

また1時間半くらい歩いた。
昼間は暑い。

水を飲み飲み進む。





途中のお寺





湖というより沼?

でも綺麗に整備されて、どうやら新興住宅地として整備していこうとしているようだ。

完成予想図が工事用壁に描かれていた。

でも今は閑散としていた。
入居者がいなかったのかな?







そのまま進んでお昼時なのでレストランに入る。

ビエンチャン の中心街から外れているからワンランク安い。













注文したものもやけに美味い。
初めて汁物もついていた。

アボカドシェイクも珍し美味い。



ビエンチャン 市街地にあったら毎日来るのに。





遠い。

食事に満足してまた折り返してゲストハウスを探す。この日はブッキングドットコムを使わないと安いという事に気付き、数日前に泊まった朝食の美味しいゲストハウスに2泊をとる。



ブッキングドットコムだと47,000KIP
直接アポなしは42,000KIP
5,000KIP/1泊は安い。



部屋は前回と同じ。
ベットの場所は変わったくらい。
部屋はそんなによろしくはない。
そこは我慢だ。

周りの中国人男性たちもなんか嫌な雰囲気を持っている。

僕は中々多様性を受け入れられないよね。

警戒心バリバリだわー。

シャワーを浴びて得意の公共スペースでゴロゴロする。

今夜はポーランド戦。
同時開催のコロンビアvsセネガルを観ていたら嫌だなぁ。日本とセネガルを放映してほしい。

ダメならどっかスポーツバーかどこかに行かねばならない。

それは困る。

夕暮れ時、勝負前の腹ごしらえ。

近くのナイトマーケットへ。
あの日本人に会わないかなぁ。



そんな不純も忘れさせてくれるほど、
美しい夕暮れ。

導かれるように川辺へ



風景は素晴らしいのに
なぜか大音量でリズミカルな音楽が流れている。
雰囲気壊すなぁ

見てみるとエアロビ?
集団エアロビ?
変なカルチャー!

そしてこれほど人が集まる場所にやって来るのはバイク。若者なのかも。えげつない数のバイク。







夕食の場所を見つける。



安そうでしょ?







上手い。20,000KIP
スタミナ定食みたいな味。

満腹。

ゲストハウスに戻ってポーランド戦に備える。





そしてあの試合。
ちょっとガッカリ。
日本代表の事を嫌いになりそうだった。

無難にこなす試合。
勝つために攻めない姿勢。
決勝リーグ進出は良かったけど
あの試合は本当につまらなかった。

寝た。