ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

2時間前のルアンパバーン

2018-06-18 | 雑念
大阪の地震を海外で知る。

そういうシチュエーションで思い出す。
僕は23年前の阪神淡路大震災の時も関東にいて
その被害の大きさをニュースで知ることになる。

僕は日本という小さな島国に住みながら直下型地震を経験していないのだ。

しかし対岸の火事ではなく
こんなに冷めている僕も阪神淡路大震災の時は大学生で春休みを利用してボランティアスタッフとして働いた。

兵庫県北部の丸山川氾濫の時も少しだけ復興のお手伝いに赴いた。

東日本大地震の時は直接向かわずに
たくさんの声でyoutubeメッセージを作ったりした。

地震大国日本に生まれて43年(もうすぐ44年)。
大きな地震が立て続けに起こった。
そして南海沖地震が予測される中、
専門家は火山の噴火も予知できず
地震の発生なんかできるはずもない状況。

人間が予知できるのは天気がやっとなのかもしれない。

本当にいつ起こるのか分からない世界の中で、
自分自身の大切なものは何なのだろうと毎回考えさせられる。

そして多くの人と本当にこれからの自分自身のことや未来の日本のこと。世界のことを話しできたらいいなぁと思う。

ラオスの若者も暇さえあればスマホをいじり、
日本と違うのは会話はスピーカーに出して大声で話すという荒業。

技術は追いついてきても
マナーは国際基準に達していないようだ。

当然ラオス国民は日本の大阪という都市に地震が起こったことなど知らないというか関心はないだろう。

ラオスの旅の半分が過ぎようとしている。

その中間地点に大きな地震が地元で起こる事の意味を何か偶然とは思えない自分がいる。

日本に帰ってからのこと。
当然あと半月のラオス。
そして僕自身の人生も折り返しを過ぎている。

自分はやっぱり
「新しい事へチャレンジすることの大切さに気付き合える環境作り」
「自分で考えて行動する事の大切さを感じられる場作り」
「クリエイティブな行動や世界観を生み出す集団作り」
とかがしたいなぁと思う。

その為に、「自分自身のチャレンジとしてのラオスひとり旅」を楽しんでいる。

様々なことが自分の周りで起こる。
その全ては本当につながっていくような感覚がある。

アジアの空を見上げながら深呼吸して
自分の心臓の鼓動を意識すると
大切なものだけが雲の隙間に表れてくる。

静かに自分が2018年という時代に生きていることを誇りに思う。

健康な足で
健康な目で
健康な心臓で
汗をブルブルかきながら
見たいものを見て
歩きたいから歩いて
生きたいから生きる。

僕は生きている。

プリングルスを買いました。

2018-06-18 | 雑念
ラオス12日目

なんか寝不足。
この日のヒッチハイクが不安でナーバスに。

ラオスの親切に甘えて、甘く考えている自分に

これでいいのか?

と問いかける。
何やら体の中の脈が早くなって寝られない。
そんな朝を迎えた。

案の定ゲストハウスのおばちゃんはいない。
09:00から歩き出そうと鍵を部屋に置いてそのままチエックアウト。



もう金も払ったし、向こうは何も関係ないてなもんだ。

ホスピタリティがちょっと少なめ。

ゲストハウスがあった事に感謝せねばー!
コープチャイやでー。

そしてバス停留所を通り抜けて方向は分かっている。こっちがウドムサイだ。



恐らく昨日のバスの時間から算出するに40分くらいの車の距離。だから30〜40kmだと踏んだ。

すると時速4kmの徒歩で10時間。
夜の19:00には到着する。

ヒッチハイクができなくとも歩きで到着できるのだ。それが少し安心感。

小雨が降る。



カッパを着る。
これぐらい全然へっちゃらである。
逆に太陽ギンギンの方が死ぬ。

寒いくらいがちょうどいいのだ。

田植えの時期なのだろうか。
いろんな場所で準備をしている。



機械で掘り返している所もあれば、スコップでて作業する所もある。

どれにしても風景が素敵なのだ。



しかしカッパを着た日本人が歩いてこの道を通るのが珍しいのだろう。必ず手を止めて見てくる。

その見方は尋常じゃないくらい見てくる。

別にあなたたちのバイクに手をつけませんよ。

それぐらい警戒心と好奇心で見てくるのだ。

もう少しずつ慣れてきたけど。

途中の店の前を通った時に撮影した現地の人が僕を見る眼差し。



めっちゃ見てくるやん!

始めの2〜3時間は余裕。
そこから少しずつ疲労が蓄積。
もうヒッチハイクの親指を立てる気力も無くなってくる。

1kmごとの案内石碑に腰掛けて動けなくなってくる。





しかし残り10kmの所で力尽きて動けなくなった。
峠の上り途中。

もう下を向いて水を飲むしかできない。

諦めかけたその時。
バイクのにいちゃんがラオスの言葉で話しかけてきた。多分ウドムサイへ行くの?と聞いてくれている。はずだ。

いえすいえす
念のため指差してウドムサイ方向を示すと頷いてくれた。

安心してバイクの後ろにまたがった。



救世主

ヒッチハイクならぬ逆ナン
若いにーちゃんから逆ナンをされた。

どっちでもいい。とにかくウドムサイ方向に少しでも近づける。

もう全身の力が抜けてちょっとGoProを回す手が震えた。

とても気さくなにーちゃんは時に話しかけてくれるのだが、ラオスの言葉か中国語?

ウェアアーユーフロム?

と聞かれたので耳元でJAPANと答えた。

ワッチャネーム?と聞かれたのでホクト!と。
すると向こうからアイムノイ!と自己紹介。

しかもカゴに入っていた水をくれようとするのだ。ノーノーサンキューサンキューといった。

めっちゃいいやつやないか!

すると思っていた山道から逸れた。
あいうぉんとぅーごーとぅーウドムサイ!と言うと、あいしーあいしーと言っている。

どっか立ち寄るのかな?

ちょっと心配になりながらでも絶対いいやつだから。

で見覚えのある場所にたどり着いた。

なんとウドムサイのバスターミナルまで乗せてくれたのだ。

すげー、気遣いすげー!

やるなぁ。

のい、コープチャイやで!
握手をして別れた。



仮面ライダーみたい。

ちょっと信じられないくらい早く着いたウドムサイ。バスターミナルでしばし休憩。

足が死ぬほど疲労していた。

ようやく動ける足になったら、次のバスの確認に。

窓口に行ったらポーカーおばちゃんがいた(昨日のブログ参照)。

本日はポーカーをしていないようだ。

ルアンパバーン、トゥモロー、わっタイム?と聞くとイレブンオクロックと返ってきた。

イレブンオクロックオンリー?と聞き返すとイエスだと言う。

1本かー。

ハウマッチ?セブンティサウザン!
70,000KIP≒1,000円ちょい。

本日はウドムサイで一泊。
明日の11:00のバスでルアンパバーンが確定した。
それから先は決めていない。

だったら一昨日泊まったゲストハウスに行こう!Wi-Fiも早いしな。

と言う事でチェックイン。

その前に昨日の朝ごはんから何も食べてない。
腹ごしらえじゃ!

一昨日かな?食べきれないほどの肉野菜炒め(辛め)の店Kanyas Restaurant(ラオス サイ郡)へ

ゲストハウスに戻ったら多分動けなくなるだろうから、プリングルスとオレオ(類似品)を購入。

金がなくなってきた。
この日は日曜日。
銀行が休み。ATMがやっているが、明日銀行窓口に行ってみよう。日本円がいくらになるんだろ?

ルアンパバーンでは73万KIPだった。

ま、背に腹は変えられないけど。

部屋でシャワーを浴びる。あったかいお湯が出るだけ幸せだ。シャワーのノズルから水が出るだけでも。洗濯もしてベットに横になる。

本当に疲労が溜まっている。

動きたくなくなった。

それでもWi-Fiが繋がってLINEメッセージや仕事のメッセンジャー、メールを確認するとかなりの数が溜まっていた。昨日の朝から一度も繋がっていないからね。

ブログ更新も無事に行い、メッセージも返す。

動画編集とアップロードも今のうちに。

昼寝。

そして晩御飯めんどくせぇ。
抜きだ!抜き!

プリングルスとオレオ(類似品)で腹膨れたし。

このまま寝る。

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関西方面の方々へ
地震の影響はいかがですか?
皆さんがご無事である事を遠い異国からお祈りします。
いつも読んでくださってありがとうございます。