ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

とにかく私は元気に生きている。

2010-08-10 | 雑念
組織の苦手な私は、コネも実績もない土地で朽ち果てる。

それは嫌だ。プライドも意地も捨てた。

地盤を築くんだ!

初めての「ハローワーク」に登録し、就職活動。

そう、小学校や教育委員会への営業と同時進行で地道な安定した収入源を確保するべく奔走してもいたのだ。

そして変なプライドの高さを併せ持つ私は誰にもそのハローワーカーであることを語らず、もくもくと作業をしていた。

初めは塾の先生の口があるだろうと軽く考えていた。確かに何件も口はある。

しかし私の心が何故か申し込みに踏み出させない。

教育に関わり、体験学習の大切さを知るにつけ、「塾」というコンセプトがあまりにも私の理想に楯突いてくるのだ。

住んでいる町にも向かい合い、競い合うように2つの塾が連立している。そのどちらの募集もある。

しかし結局の結局であった。

私はあるNPOに申し込んだ。

そして採用された。

すぐに歓迎会が催され、そのNPOがココ1年の間に急激に成長したことを聞かされる。

そして加えて代表理事に

「もうハローワークには募集終了の電話をしようとしていた」

「〆切の1日遅れで届いた履歴書を見て、1度会ってみるか、で面接」

「経歴と面接から、ウチに必要な人材とのことで、あと1人頑張って(採用して)みるか!」

この流れで私は採用された。

ハッキリ言って「ギリギリ」なのだ。

思わず「危ね!」と口に出していた。

そして私は働き出して一週間なのだ。

土日休みのNPOで銀行の様な内装の事務所に会社員の様に勤務。

通勤時間は車で30分。

本当に見知らぬ土地で究極にラッキーな就職にありついたのだ。

そしてさらに。

何故このNPOが伸びているのか?

悪いことしてるんじゃ?と不安になっているところで内部資料を読み漁っていくと、少しずつ実態が分かってくる。

いわゆる「民泊」だ!

今、教育旅行が地域活性と都会の旅行会社とのニーズにマッチし、急速に成長しているのだ。

そこには県のグリーンツーリズムや農林漁業の体験への圧倒的バックアップが絡み合い、トンデモない一大産業が生まれつつある。

全貌は把握しきれないが、これまた圧倒的な独占的な地盤が地域を制覇して、どこのNPOも真似できない地域活性化ベンチャーNPOに就職してしまったのだ。

そして何の縁なのか兵庫県からの学校がガンガンやってくるのだ。

今まで耳にしていた学校が受入学校名簿にヒッキリ無しに列挙されるさまは圧巻だ。

私は地盤といいながら、トンデモなくラッキーな仕事が出来るのかも知れない。

過度な期待は禁物だが、面白い仕事が出来そうだ。

しかしまだ自分の「教育」へのアプローチも夢としてある。

地盤を上手く利用しながら、教育での自分の社会貢献を実現していきたいと考えている。

とにかく私は元気に生きている。