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退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

♯428: ジャーナリズム

2015-01-12 23:37:59 | アメリカ便り
パリで起きたテロ的行為のため、今、ジャーナリズムと言う言葉が社会をにぎわしています。
“表現の自由”vs “個人、宗教、国の尊重”。
絶対、相容れない感じがします。

ここで“変わっている‼”と自他ともに認めている私のちょっと変な意見を聞いてください。

最近起きた事件、
朝日新聞による、慰安婦に関するねつ造もジャーナリズムの成せる仕事です。
STAP細胞の馬鹿らしいほどの大騒ぎは最初から最後まで、ジャーナリズムの成せる仕事です。


ジャーナリズムと言うのは、事実(ベース)をもとにして、ジャーナリスト個人が自分の意見を発展していくものと思います。


そういう点で見れば、宗教もある一面ではジャーナリズムの感じがします。
と言うのは、宗教と言うのは、キリスト、ブッダたちが述べたこと(ベース)をもとに、宗教家(牧師、坊さん)個人が自分の意見を発展していくからです。

と言うことは、肝心なのはジャーナリストや宗教家が、そのベースにそって自分の意見を発展できるだけの人格教養を備えていなければならないと言うことなのです。
ネットの発達した現在、誰もが簡単にジャーナリストになれるような感覚にとらわれますが、それは錯覚にすぎないのです。

でも現在そのようなジャーナリスト、宗教家ってどのぐらいの割合で存在するでしょうか。
以前にも言いましたが、私は、アルジェジーラと言うニュースチャンネルをよく見ます。
このチャンネルはニュースのほかに、ドキュメンタリーをよく見せています。
このニュースチャンネルでも、ジャーナリストによってジャーナリズムの質と言うものがまるっきり違います。
イスラエルがパレスチナを爆撃していた時は、さすがカタールに根拠を置くチャンネルと感じました。
アナウンサー/ジャーナリストの偏りがすごかったです。

何となく、意味もなく変なことを書いていますが、私は、ジャーナリズムと言えども、最低限の常識/限界と言うのは持ってほしい。
フランスに限らず、アメリカも他国、自国、他宗教を馬鹿にした風刺画、コメントをよく新聞や、雑誌に載せます。
イスラム圏の国々のように、欧米的風刺や冗談が通じない国がこの世界、たくさんあると思います。
だから、いくら表現の自由が尊重されると言っても、そういった国々の思想を尊重することも大切だと思います。
イスラムもキリストも同じ宗教です。
過激派もいれば普通もいるのです。

アメリカで、喧嘩をしているとき、非常に頭にきてとっさに言ってはいけない言葉を発することがあります。
その言葉と言うのが、けんか相手の母親を馬鹿にした言葉です。
ちょっと私は言えませんが。
宗教嫌いな私が、イスラムの肩を持つわけではありませんが

シャルリーエブド社が1月14日の雑誌にまたまたイスラム教を取り上げた風刺画を載せるそうです。
これって、ジャーナリズムでもなんでもなく、ただの意地の張り合いみたいに感じますが。
フランスらしいです。