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日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

「副島隆彦 の今こそ金を買う」を購入しました

2009-06-22 21:42:37 | 船井幸雄氏
 本日お客さんとの打ち合わせが早く終わったので、駅の上の書店で「副島隆彦の今こそ金を買う」という著書を購入しました。
 アマゾンのこの本の評価を見ると、評価は真っ二つに割れています。

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☆2つ
この本は初心者向けです。金現物の購入が目的で他の本も読んでいる人には不要です。
そして某テクニカル知らずのブログにも書いたことですが、副島氏なら書きそうな重要なことがなぜか書かれていません。かってアメリカでは金を政府以外が所有することを禁止、通貨の切替後に旧平価の40%で収奪しています。当然、隠し持った人はいるでしょうが、金自由化により売却が可能になったのは40年後のことでした。
我国が通貨切替や金の所有禁止をするかどうかは判りません。しかし万が一そのようなことがあった場合、金現物の購入は子孫への隠し財産(ある意味塩漬け)となることを肝に命ずるべきです。そんなことが無かったとしても売却時には金貨であっても身分証明書の提示を必ず求められますし、昔と違い住基ネットも拡充していますから、金を持つような富裕層への懲罰的な高税率がかけられるでしょう。

☆1つ
副島氏がどんな人物であるかは
wikipediaのアポロ計画陰謀論
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9D%E3%83%AD%E8%A8%88%E7%94%BB%E9%99%B0%E8%AC%80%E8%AB%96
を見ればよく判ります。
現実と妄想の区別がついていませんし、情報のソースすらデタラメであることがわかります。

ただ、明らかに専門外(中学生並みの知識)の理系分野はともかく、自分の専門であるべき分野ぐらいはきちんとした知識を持っているのだとは思っていました。

どうやらそれすら誤りだったようですね。
例えば「恐慌前夜」という本の211ページで「原油価格は100ドル台まで下がってから再び高騰する」と書いてありますが、既に50ドルを割っています。
その本では「私は経済関連の予想を違えた事がない」などと豪語しているにもかかわらずです。
金を買うのが正しいかどうかは別として妄想と現実の区別がつかない人間の言葉を真に受けるのは感心できませんね。
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かなり辛らつな評価です。
今度は良い評価をつけている方です。

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☆5つ
まず、本を手に取ったとき【初心者向け】だと感じた。
本の大きさは教科書のような大きさで
内容も写真を多様した社会科の参考書のようである。
恐らく、世界経済や投資に興味のない中学生でも
理解できるような、内容ではないだろうか。

私は、そこに副島先生の大きな意図が感じられる。

氏の実力から考えれば、相当【妥協】した内容で
違和感をおぼえる。
副島先生の過去の著作を読んでいる歴史経済通の方は
新刊だからとゆう理由で無理に本書を読む必要はない。

この本は今まで金(ゴールド)の購入など考えもしなかった
一般の方々に向けた、副島先生のやさしいメッセージだ。

だから、今まで投資に全く興味の無かった人にほど
読まれるべき、内容だと思われる。

普通の人は
「ロスチャイルドがどうだ‥」
「あの時の戦争の舞台裏では実は‥」
「現在のマネーサプライが‥」
とゆう文章を見ても理解ができない。

しかし、【不換紙幣】の世の中に我々が生きている以上
誰しもが、最低限知っておかなければいけない事がある。
それを、初心者にでもちゃんと理解できるように
今後、経済的危機が訪れても、資産を防衛できるように
【極力簡単】にまとめ、文書として綴った。
本書ではないだろうか。

投資・歴史・世界経済の裏側を熟知している方には
どう考えても物足りない内容ではあるが
【ベストセラー】になるべき一般向けの良書である事は間違いない。


 ●アマゾン
  http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4396613199/ref=dp_top_cm_cr_acr_txt?ie=UTF8&showViewpoints=1

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日本郵政 西川善文問題の紛糾について 副島隆彦氏

2009-06-22 08:03:22 | 政治・社会
 郵政問題について副島隆彦氏は、「西川善文(にしかわよしふみ、ぜんぶん)を後押しするのが、今の日本国民にとっての、正義であり、日本国内勢力の結集として、正しい判断である、ということになります」と言われています。

 副島隆彦氏は昨年のベストセラーである「恐慌前夜」でも、西川善文氏は愛国者だと書かれていましたが、今回もその主張は変わっていませんでした。

 昨日は飛鳥昭雄氏の記事を引用させていただきましたが、今日の副島隆彦氏の記事と共通しているのは、「今回の問題の裏では、読売のナベツネが裏で画策している」ということです。

<記事転載>
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 「日本郵政 西川善文(にしかわよしふみ)人事の紛糾について」

                   副島隆彦 06/20(Sat) 05:29:32


副島隆彦です。 日本郵政ホールディンズの社長(および会長)の人事を巡る問題への、私の考えを書いておきます。
結論は、西川善文(にしかわよしふみ、ぜんぶん)を後押しするのが、今の日本国民にとっての、正義であり、日本国内勢力の結集として、正しい判断である、ということになります。

以下に、最近の新聞記事を載せますが、そのうちの最初の、毎日新聞の6月13日の記事が、すべてを、書いていて、すばらしい。さすがに毎日新聞である。他の新聞社は、ろくでもない、くだらない記事ばかりだ。

ここで、鳩ポッポ(邦夫、そして、由紀夫にまで影響が及んでいる)のは、ナベツネ (読売のドン、ネルソン・ロックフェラーの子飼いのキッシンジャー派の、老害、82歳の頂点の男)が、この日本郵政の人事を、裏からあやつっていたことが、以下の記事ではっきりしている。

今の、日本で一番の、アメリカの手先(てさき)財界人は、西室泰三(にしむろたいぞう)東京証券取引所会長 (前は、東芝の会長)である。

 デイヴィッド・ロックフェラーの直属の家来の筆頭は、この西室泰三(にしむろたいぞう)である。 小泉や竹中平蔵(現在はパソナの顧問)などは、もう誰からも相手にされないから力は無い。

 彼らは、パソナの南部やすゆき という孫正義の子分の、人さらい業(女衒=ぜげん=業、人材派遣業という、ユダヤ人の古来の本業)をやっている会社に、皆、結集して、そこでしかごはんを食べられない。 

 大蔵官僚どもでも、パソナにたかっている。ゲシュタポ・金融庁の前の長官の五味ひろすけでも、今はパソナの顧問にしかなっていない。シティバンクに行く予定が、壊れた。 それが、彼ら、手先どもの現状だ。

 皇帝デイヴィッド(94歳)の所有であるシティバンク が潰(つぶ)れそうなので、やっぱり日本の郵貯を狙って、取りに来ている。それに対して、西川善文は三井住友銀行の生え抜きのドンで、私、副島隆彦が、愛国者だと書いて来たとおりである。

副島隆彦の本のいい加減な、読者たちが、「副島隆彦は、郵政民営化を進める西川の肩を持ち続けて、判断を誤った」 などど、愚かなことを書いている。 おまえたち程度の、あまたの悪さで、副島隆彦を判定できない。 私の読者だと言うくせに、私の本をしっかり読むことをしないからだ。

 今の三井住友銀行の、筆頭大株主は、ゴールドマンサックスである。5千億円を、6年前に資本投入した。10年前は、住友銀行がゴールドマンの株の2割を持っていた。売却させられて逆転したのだ。
ゴールドマンのオーナーは、ジェイ・ロックフェラーである。

そして、ゴールドマンは、この数年ずっと日本郵政の、資金運用係りであり、300兆円のうちのすでに20兆円ぐらいをニューヨークに持ち出しているだろう。そこから、デリヴァティブ(金融バクチ商品)の運用での大損が、今後、出てくれば、それが、すべての首脳人事にとっての、決定的な責任問題だ。 

 ゴールドマンと、シティの、抗争は、中国の金融政策、対外資産戦略での、人事の奪い合い (やがては、中国による、米国債の売り崩し、ドル暴落へ、来年の暮れぐらいからだろう)になっている。日本は、すでに、世界政治では、極東リージョン region において、中国の陰の部分程度でしかない。この大きな理解から、解読すれば、 今回は、ゴールドマンが、「これが日本の財界人の総意」 と言う援護射撃を受けて、西川善文 続投人事を守り抜いた。

 シティバンクが、攻勢に出て、以下の記事人あるように、 西室泰三(にしむろたいぞう)という奇怪な男を、日本郵政のトップにすえようとしたが、日本側の結集で、失敗した、というのが、一番の大きな理解である。 財界人が、貧乏人(労働組合、旧郵政官僚ども)を食べさせるのである。 あまり勘違いをするな。

 郵便局の旧全逓(ぜんてい)労組は、小沢一郎にすがりついて、自分たちを食べさせてくれ、ということで官公労として、民主党の政権交替を支えているのだ。旧郵政官僚どもでもそうだ。

 それから、私、副島隆彦は、ずっと今も彼らに嫌われているが、特定郵便局長たちの集まりである、大樹会(だいじゅかい)が、昔から、郵便局を経営して、一族で、それぞれ何億円も資産を作った。私は、そのことを、森田実(もりたみのる)氏との対談本でも、書いた(話した)。 大樹会は、全国の村の、ごとの有力な一族が、戦後、特定郵便局の看板をもらって開いた。だから、大樹会は、自分たちの長年の利権を奪い取った小泉・竹中に反対する者は、たいてい講演会に呼ぶのに、私、副島隆彦を煙たがった。 私は、自分の立場をいつもはっきりしさせている。

 日本国民の資産の中心である、全国の2千万人のおじいちゃん、おばあちゃんが、それぞれ一千万円ずつ預けている、郵便貯金を守り抜くことが一番、大事なことだ。

 労働組合と、官僚という2種類の貧乏人たちと、それから、大樹会(今は、名前を変えている)の連中が、一丸となって、小泉・竹中からひどい目に遭ったものだから、「いまこそ、自分たちの利権を守れ」ということで、鳩山邦夫ポッポの、造反路線に乗った。 それでも、民営化を元に戻すことは出来ないのだ。30万人の郵便局員を、もう一度、国家公務員にすることは出来ない、し、するべきではない。 どうして、こういうことも分からないのか。 

 以下の記事を読めば、ナベツネが暗躍して、西室泰三(にしむろたいぞう)を何としても、西川義文の後釜に据えようとしたことが分かる。そして、失敗したのだ。 当面は、これでいい。 私、副島隆彦は、ロックフェラーの日本支配に対抗して、三井住友ロスチャイルドの勢力が、大きく挽回して、アメリカ勢を、日本で弱体化させる大きな歴史の流れで、ものごとを観察している。  今日の自力講演会でも、私は、このことを話す。

 日本の、低脳の アホの「陰謀論者ども」は、あまりに、「ロックフェラーを裏からあやつっているのは、ロスチャイルドでしょう」と、言うものだから、私、副島隆彦は、そろろそ、怒りだす。 馬鹿やろうども。19世紀の世界を動かしたのは、大英帝国の財政を握っていたロスチャイルド家(ヨーロッパで悪いことをたくさんした。ナポレオンをたたきつぶした)だが、20世紀になって、石油の時代になって、世界中で悪いことをきたのは、ロックフェラー家だ。 どうして、この明白な大きな事実を、故意に、捻(ね)じ曲げようとするのか。

 間抜けの「陰謀論者ども」が、ロスチャイルド家たたきばかりするのには、おそらく、裏がある。この低脳の薄ら馬鹿たちの、出版業界での跳梁(ちょうりょう)を、私、副島隆彦は、そろそろ、許さない、という気になってきました。もう、ほってはおかない。

 切実な、政財界人たちの動きをこそ、以下の新聞記事を読んで、理解しなさい。貧乏人どもの小さな利害で、情勢が動くことは無いのです。
よくて利用されて、意図的に騒がされるだけだ。 それは、庶の民(しょのたみ)である、貴兄ら自分自身の頭も、いいように、あやつられるのだ、と、そろそろ知りなさい。  副島隆彦拝


●(副島隆彦注記。6月14日。 鳩ポッポを、裏で操っていたのは、ナベツネであることが、以下の記事ではっきりした。)

(記事)

●「鳩山総務相更迭 西川氏謝罪で続投案 最後の妥協策決裂」

2009年6月13日 毎日新聞

拡大写真
麻生首相に辞表提出後、記者の質問に答える鳩山総務相=首相官邸で2009年6月12日午後2時10分、小出洋平撮影

 「妥協案はのめない。あなたに辞任しろと言われれば、辞任する」。12日午前、首相官邸5階の首相執務室で、鳩山邦夫総務相は麻生太郎首相にまくし立てた。首相は「じゃあ、午後にもう一度来てくれ」と36分間の会談を終えた。

 首相の言葉には「辞表を出すために出直してこい」との意味が言外に込められていた。事実上、鳩山氏の更迭が決まった瞬間だった。

【写真で見る鳩山邦夫氏の軌跡】郵政社長人事、裁判インコ、愛犬ジャムとの思い出…いろいろありました

 妥協案とは、日本郵政の西川善文社長が鳩山氏に謝罪した上で、総務省の業務改善命令に対しても徹底した改善計画を出すことと引き換えに、西川氏の続投を認める案。鳩山氏も辞任せずに済む。政権へのダメージを最小限にとどめるため、首相サイドが鳩山氏に水面下で打診していた。

 この数日間、首相サイドと鳩山氏の調整は難航した。調整役となった河村建夫官房長官は電話で鳩山氏に「あなたは政権の大黒柱。(首相を支援する)太郎会の会長だ。冷静によく考えてほしい」と翻意を促した。

 しかし鳩山氏は「その通り大黒柱だ。だからおれの言うことを聞けばいい」と西川氏の解任を迫った。浅野勝人官房副長官も複数回にわたって鳩山氏に接触したが、同氏は「首相がおれを罷免した方がいい」とまで言い放ち、妥協の余地は狭まっていった。

 両者の溝が埋まらないまま、いら立ちを募らせた鳩山氏は10日夜、総務省出身の岡本全勝首相秘書官に電話し「『官房長官には言われたくない』と首相に伝えてくれ」と、首相自らが調整に乗り出すよう促した。鳩山氏は自民党総裁選で首相の選対本部長を3度にわたって務めた。首相に直接電話せず秘書官に電話した鳩山氏に、盟友の面影はなかった。

(副島隆彦注記。上記の文末の 一文「 首相に直接電話せず秘書官に電話した鳩山氏に、盟友の面影はなかった」 の一文は、秀逸である。この一行を書ける者が、新聞記者としての最高の腕前である。この一文を、しっかりと読める人間から上を、頭のいい人と言う。この一文が、読めない人間は、雑魚として生きて、死んでゆくしかない。副島隆彦注記終わり)

(副島隆彦注記。 鳩山邦夫は、これで、次の選挙で落ちなくて済んで、ニンマリしている。政治というのはそういうことです。以下は、茶番劇 だ。 副島隆彦注記終わり)

  ◇
「(日本郵政の西川社長には)大変大きな責任がある。一定の始末はご自分でつけていただきたい」鳩山氏が公の場で西川氏の進退に初めて言及したのは、5月8日の衆院予算委員会での答弁だった。

 その後、西川氏の後任探しにも動き、鳩山氏は5月27日には、鳩山氏と懇意な渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長兼主筆から西室泰三東京証券取引所会長でめどがついたとの連絡を受け、西川氏の交代に自信を示した。

 鳩山氏のボルテージは6月に入って急激に上がっていく。6月3日夕。鳩山氏は渡辺氏と東京都内で極秘に会談した。関係者によると渡辺氏は「鳩山さん、あなたは英雄だ。西川は悪者だ」と激励。さらに「あなたを切って西川を残す。これがどういうことか。簡単に分かる話なのに、麻生(首相)も与謝野(馨財務・金融・経済財政担当相)も分かっていない」と語った。渡辺氏の一言一言が鳩山氏を鼓舞したのは間違いない。

 西川善文日本郵政社長辞任をターゲットに強硬路線をひた走った鳩山邦夫氏。だが強硬路線は両刃の剣で、「拳のおろし方次第では、次の選挙どころか政治生命が終わる」(自民党中堅議員)可能性もあった。

 鳩山氏は麻生太郎首相とのきずなを信じていたようだ。周辺に「総理はおれのこと分かってくれる。西川のクビは間違いないよ」と漏らす鳩山氏。自分の祖父の鳩山一郎元首相と麻生首相の祖父の吉田茂元首相は犬猿の仲だったが、自分たちの世代は「同志関係にある」との強い自負に支えられていた。

 麻生首相も郵政民営化に対する悔悟の気持ちは強い。05年8月、郵政民営化法案が否決されたことを受けた臨時閣議に際し、当時総務相だった首相は解散に難色を示し、辞表を胸にしのばせて閣議に臨んだ過去を持つ。しかし、自民党の菅義偉選対副委員長ら郵政民営化推進派から「西川続投」を求める声も日増しに強まっていた。首相は悩み続けた。

 6月5日夜、首相公邸で、極秘の麻生・鳩山会談が行われた。鳩山氏は「私は総理に出会えて、充実して、幸福で、幸せだった。とても感謝しています」と語った。さらに鳩山氏は首相に「大臣をやろうなんてもう思わない。何度も大臣やっているし、飽きた。議員辞めて南国のチョウの収集に行ったっていいんですよ。私はそういう扱いにくい男なんです」とも述べ、高級ブランデーXOを3杯空けた。

 今回の結末について、鳩山氏周辺は「罷免となれば首相が相当に傷つく。さすがにそこまではできなかったのではないか」と推測する。首相サイドにも、鳩山氏を罷免すれば自民党離党の口実を与え、「永遠の政界再編論者」と公言する鳩山氏が新党を結成するのではという危惧(きぐ)があり、罷免は避けたいとの事情があった。

 鳩山氏は今後、どう動くのか。

 「そう簡単に新党は作れるものではない」と同氏は周囲に語ってきた。同氏が離党などの行動に出たとしても、同調者をどれだけ確保できるかは不透明だ。ただ、自民党内からは「民主党の小沢一郎代表代行が鳩山氏を放っておくはずがない。鳩山氏の選挙区(衆院福岡6区)調整を含め、鳩山氏を取り込む動きが出てくるのではないか」と警戒する声が出ている。【坂口裕彦、石川貴教】

● 副島先生へ

アルルです。この件、私も調べてみましたが、やはり重要なのは西室泰三です。

西室は、日米財界人会議の議長だったことがあり、その時のカウンターパートが米側の会長はデリック・モーン・シティグループ副会長だそうです。

http://www.nishinippon.co.jp/wordbox/display/988/

 ゴールドマンに対するシティの巻き返し狙いでしょう。ゆうちょと昔から優先接続してもらえたのは公社時代からシティだったわけです。(ゆうちょのATMではシティバンクのカードは使えた)

 ナベツネ自身、反竹中主義だったのですが、西室をあえて推薦するのは外部のネットワークの支援を求めて、ということもあると思います。しかし、ナベツネの背後にいるのは財務大臣の与謝野です。したがって、この闘争は、ナベツネ・与謝野(西室=シティ)VSゴールドマン・西川・竹中という構図になるのでしょう。

 どっちを取るかという「究極の選択」ですが、第三の選択肢として、民主党政権に少しはマシな政治を期待するしかない(官僚の封じ込め)と思います。 )


●「総務相、「西川会長打診」報道を否定 与謝野氏「順序違う」」

日経新聞  2009年6月19日

 佐藤勉総務相は19日午前の閣議後の記者会見で、総務相が日本郵政の西川善文社長に会長就任と引き換えに社長辞任を打診したとする一部報道について「まったくそんなことはない。私が圧力的に言うことはしない」と、否定した。

 与謝野馨(よさのかおる)財務・金融・経済財政相は「まず業務改善命令について日本郵政と総務省が話し合うのが第1段階。その前に人事の話が出てくることは正しい順序ではない」と語った。そのうえで「今週に入ってから、佐藤勉総務相と一対一でお目にかかったことはない」と述べ、人事問題について総務相と協議していないと強調した。

 総務相は19日午前の衆院総務委員会で「西川氏と総務相になって初めて会った。そんな不見識なことを最初から言う立場にはない。まったくそういう事実はない」と述べた。西川氏も「総務相が答えたとおりだ。人事などの話はなかった」と語った。民主党の川内博史氏への答弁。

● 「「民主政権なら郵政社長解任」 麻生・鳩山、第2回党首討論」

日経新聞 2009年6月18日

 国会は17日、麻生太郎首相(自民党総裁)と鳩山由紀夫民主党代表による党首討論を開いた。鳩山氏は日本郵政の西川善文社長の再任問題で総務相の鳩山邦夫氏が更迭された問題について「首相が判断できない、ぶれる、間違える。首相としての器が問われる」と対応を批判した。同時に「政権を獲得したときには西川氏にはお辞めになってもらう」と表明した。

 首相は「政府が100%株式を持っているとはいえ株式会社だ。政府の介入は最小限にすべきなのは当然で、人事介入は特に慎重であるべきだ」と主張。民主党政権で西川氏を解任させるという考え方に「世論をバックに介入するべきなのか。うかつにやるべき問題ではない」と反発した。

 鳩山氏は国連安全保障理事会決議に基づく北朝鮮の船舶検査などに関して「早く法案を出してほしい。白紙委任はできないが、できるだけ早く結論を出したい」と要請。首相も「船舶検査法だけをなおせばいいというものではなく、色々なものがかかわる」としつつ「与野党一致して早急な結論を得たい」と応じた。


● 「日本郵政の西川社長、続投に意欲 労組の大会であいさつ 」

日経新聞 2009年6月18日

 日本郵政の西川善文社長は17日、仙台市で開いた日本郵政グループ労働組合(JP労組)の全国大会であいさつし、「誇りをもって働けるグループとして発展できるよう、より良い民営化の推進に引き続き取り組んでいきたい」と述べ、続投の意欲を改めて示した。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。この最後の記事で、西川が、「おまえたち労働組合を、しっかり私が守ってやる」と言っているでしょう。これが、経営者層(シビリス、シトワイヨン、シチズン)の側からの、従業員・貧乏大衆への現実政治 というものなのです。こういうことを分かりなさい。

副島隆彦拝
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 ●思い気持ちで書く掲示板
  http://soejima.to/




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「鳩山辞任 郵政問題の裏にある恐ろしい真実」  飛鳥昭雄氏

2009-06-21 18:22:23 | 政治・社会
 郵政問題で一躍ヒーローになった鳩山邦夫議員ですが、この問題の裏にはまたもや官僚の画策が働いていると、飛鳥昭雄氏は言われています。官僚がバックにいるので鳩山元大臣は強気な行動が取れたとのことです。
 鳩山問題の裏にある真相が、民主党潰しの画策であるとすれば、大きな問題です。政治の世界は裏でうごめく思惑が大きすぎて、一般の人間にはよくわかりません。このような飛鳥氏や副島隆彦氏の解説を参考にして、自分で考えてみたいと思います。

<記事転載>
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 『民主党に牙を剥く「検察」』

 障害者団体「凛の会」(現・白山会)による「郵便割引制度」の不正行為で、「大阪地検」が「厚生労働省」に押し入った。官僚も法を犯せば許さないという、公正で清潔な「法の番人」に見えるが、果たして額面どおりに受け取っていいのだろうか?

 「極めて怪しいというしかない!!」

 なぜ怪しいかというと、自民党の鳩山邦夫国会議員が、妙に「正義」を口にしながら、「日本郵政株式会社」に首を突っ込み、西川善文代表取締役に食って掛かってきたからだ。政治家がやたら正義を振りかざす場合、大体は“黒”と思えば間違いない。ろくでもないのが後にへばりついているからだ。

 前にも書いたが、鳩山(弟)という男は正義を振りかざせるような人間ではない。郵政民営化の是非は既に過去のことなので省くが、この男、「かんぽの宿」などで、国民の貯金を湯水の如く使った郵政官僚のことは一切口にしない。理由は簡単だ。鳩山の背後に当の旧郵政省の官僚どもがついているからである。彼らは西川追い落としを何年も前から画策してきた。

 つまり、「大阪地検(検察)の動き」と、「鳩山の乱」がリンクしているのだ!!

 筋書きを書いているのは旧郵政官僚、いや、今では検察である。検察の標的は西川などではない。「民主党」である。

 検察が主導権を握った段階で、自民党の鳩山は用済みとなった。だから麻生は検察が動くので方針を変えたということだ!!

 官僚政治を打破しようと画策する民主党は、国家官僚の検察にとれば、“敵”以外の何者でもない。


 自民党の場合、官僚に支配されるコバンザメなので、官僚組織に一切の害は無い。が、民主党の場合は、特権階級に挑戦してくるだけに絶対許すわけにはいかないのである。

 そこでまず、小沢(元)代表の秘書を違法逮捕することで、民主党の勢いを削ぐ戦略に出た。

 これにより、民主党の「衆議院選挙」における大勝を避けることが可能になったが、最近になり再び民主党大勝の動きが出てきた。仮に民主党だけで衆議院の過半数を取れば、官僚政治を壊されてしまう。

 ところが、自民党と接戦なら、自民党の力で官僚政治の崩壊劇だけは逃避できるのだ。自民党が改革を妨害してくれるからである。

 これで今まで通りの官僚支配の構造が生き残るわけで、上手くいけば「大連立」によって自民党と民主党とシャフルできる。そうなれば官僚の地位は絶対的なものになる。それで動いているのが「読売新聞」のナベツネで、あの男はジャーナリストの道を踏み外した“外道”である。

 ところが、ここにきて再び民主党の勢いが大きく伸びてきた。そこで検察は民主党潰しの第二幕として目論んだのが、「郵便割引制度」の不正行為で、今回の郵政不祥事と関わった民主党副代表・参院議員の石井一の追い落としである!!

 現在、石井は「兵庫県総支部連合会顧問」を務め、衆議院選挙の選挙参謀の一角を務めるだけに、検察の民主党攻撃は、国家権力による露骨なまでの「第2次国策捜査」となる!!

 日本では、国会議員は地方の調整役で、知人や有権者、特にパーティ券を買ってくれた人物の仲介の労をとる仕事に徹している。それを「口利き」という。

 口利きの是非は別の機会に譲るが、その意味で自民党が「口利き」では歴史が古く、最も泥に汚れているはずだが、検察は自民党には一切お目こぼしをしている。

 問題は、そういう“グレイゾーン”のサジ加減を、検察の意向で自由に決めることができる点である。今回の大阪地検の動きも、東京の検察庁とリンクする明らかな「越権違法行為」であり「国家権力の乱用」に該当する!!

 これでは日本が完全に「警察国家」であることを証明したことになる!!

 ところが、当の日本人ときたら、お上の意向(威光かもしれない?)に盲従する妙な習癖があり、役人には頭が上がらず逆らわないのを常とする。まるで江戸時代である。

 衆議院選挙の前哨戦ともいえる「東京都議選」あたりに、石井、あるいは牧義夫衆院議員の本格的事情聴取、または一気に逮捕劇を演出する可能性があり、この程度のミエミエの茶番で日本のマスコミと有権者は簡単に引っ掛かる。

 はっきり言えば、検察は政治家や経済界のスキャンダルと違法行為すれすれの行為を調べまくっており、それを「バンクシステム」で保管し、自分たちの都合でいつでも引き出せるようにしている。

 官僚の言いなりになっている間は、自民党に逮捕者が出ないのは、そういう仕組が出来ているからだ。“浄化”というわりに最も悪辣な組織が今の検察であり、自分たちの目的達成のためなら、同じ官僚の逮捕さえ平気でやってのける。

 ずる賢いのは、検察権力維持にとって、過去に目障りだった官僚ほど逮捕されるという仕組みだ!!

 この組織を潰すか、異様なまでに拡大した権力を削がない限り、日本は戦前の「警察国家」へ本格的に舞い戻るだろう。今度の衆議院選挙がそうなるか否かを決める重要な“分水嶺”であり“天王山”になる。

 しかし、そのことに気付いている有権者は日本に果たしてどれだけいることだろうか・・・・・・

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 ●飛鳥昭雄氏ブログ
  http://askazeera.cocolog-nifty.com/

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ピンチはチャンス これから日本はとても良くなる 船井勝仁氏

2009-06-20 06:27:35 | 船井幸雄氏
 船井勝仁氏が今の日本や世界の状況を的確に説明されています。

『今回の金融危機は絶対に回復不能な事態なのです。

日本の産業構造から考えると輸出できないということは

輸入するためのお金も入ってこないということなので、

日本も江戸時代のような自給自足経済、

もったいない経済を復活させるしか生き残りの道はないようです。

そう考えると、日本は農業を中心にした産業構造でやっていくことと、

生体エネルギーのような次元が違う本物技術を使いこなしていくしか発展の道はない』

 私は日月神示に出会う前から、日本のこれからの生きていく術は、江戸時代のような自給自足の循環型社会しかないのではないかと、考えていました。

 雨露がしのげて、とりあえず日々の最低限の食べ物さえあれば、何とか生きてはいけると常々考えていました。自給自足、つまり自分や親戚友だちや近所の人々が食べていけるだけの農産物を作れれば、とりあえず何とか生きていけます。
 これからの恐慌時代を生き抜いていくには、農業を基本とした自給自足の生き方をしていったほうがよいと改めて考えました。

<記事転載>
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 「日本の産業構造」

 こんにちは船井勝仁です。

 今、新潟県の燕三条のホテルでこのブログを書いています。

本日、生体システム実践研究会の中部ブロック産業技術セミナーで講演させていただきました。

講演会のテーマは「物造りと生体エネルギー」。

燕三条は日本でも有数の金属加工業のメッカ。

日本の技術力を支えてきた地場金属加工業をどう再生するかが大きなテーマでした。

 先日、仙台天命塾のオープンセミナーで藤原直哉先生の話を

たっぷり聞かせていただきました。

その時、今回の金融恐慌は30年前にアメリカが産業立国であることをやめ、

金融とIT等のハイテクで国を運営していくことを決めたときから、

いずれはやってくることが決まっていたというお話を伺いました。

 日本の景気回復の方法論は、この数十年、

アメリカに対して輸出ドライブをかけるというワンパターンでした。

ものをふんだんに買ってくれるのはアメリカだけで、

日本や中国などの輸出で経済を支えてきた国はもちろん、

中東やオーストラリア等の資源国も結局は

アメリカがどんどんものを買ってくれることで成り立っていたというわけです。

 今回の金融危機でアメリカがものを買えなくなってしまったわけですから、

日本の製造業は大変な危機を迎えています。

20年もバブル崩壊の後遺症を経験してきた日本は、

どちらかというと消極的な意味ですが、

一番リーマンショックからは影響を受けないポジションにいました。

でも、輸出だけに頼ってきた産業構造のために主要先進国の中で

一番激しいGDPの落ち込みを記録してしまったというわけです。

 今までならアメリカの景気が回復することをじっと待っていればよかったのですが、

今回は本質的には絶対に景気は回復しません。

藤原先生の解説では、

欧米諸国や中国などはバブル崩壊がどんなものか始めて体験しているので、

やがて景気は回復するだろうという期待を持っていると言っています。

日本で言うと1995年ぐらいで誰もがやがて株価も不動産価格も元に戻るので、

それまでの辛抱だと期待していたころと同じ状態だというのです。 

でも、日本が20年たっても全く元に戻っていないように、

今回の金融危機は絶対に回復不能な事態なのです。

日本の産業構造から考えると輸出できないということは

輸入するためのお金も入ってこないということなので、

日本も江戸時代のような自給自足経済、

もったいない経済を復活させるしか生き残りの道はないようです。

そう考えると、日本は農業を中心にした産業構造でやっていくことと、

生体エネルギーのような次元が違う本物技術を使いこなしていくしか発展の道はないというのが、

本日の講演会の結論でした。

 過去の延長線上でものを考えていると怖くなりますが、

日本は実は豊かな自然とポジティブ人間で

とんでもない想念力を持った佐藤政二先生のような方が多くいらっしゃるので、

視点の持ち方によっては全く何も心配することはありません。

ここ2年間ぐらいは本当に厳しい状態が続きますが、

その後はすばらしいミロクの世の中がすぐそこにまで来ていることもまた事実です。

にんげんクラブの皆様としっかり勉強して共にこの時代を乗り切っていきたいと思います。
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イタリアから13兆円を持ち出そうとした日本人はCIAと天皇の手先であった

2009-06-19 08:02:15 | 船井幸雄氏
 古歩道ベンジャミン氏が不思議なことを書かれています。CIA、ロスチャイルドと天皇が並列に書いてあります。これはどういうことを意味しているのでしょうか。まるで天皇が悪なる勢力とも取れる書き方です。

<記事転載>
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                        06/15/2009

 「イタリアから13兆円を持ち出そうとした日本人はCIAと天皇の手先であった」

様々なハイレベルな情報源によると、先日イタリアで$1340憶相当の米国債を持ち出そうとして拘束された日本人二人はCIAの闇の部分であるパパブッシュ一派の手先だと言う。

この裏工作はMayflower(メイフラーワ)というCIAの団体が担当であったそうだ。Mayflowerは中国を再び皇帝支配制にさせたい悪質な中国派閥とつるんでいる。逮捕された日本人の一人はおそらく福島という男だ。福島はCIAと天皇とロスチャイルドの手先である。ブッシュと奴隷である小泉やCIAから賄賂を受け取っており阿呆総理も絡んでいる。このお金を使って今年の日本の総選挙を操ろうとしていた。絶対にこのような連中にその国債を換金をせてはならない。またこの逮捕劇の影響でイルミナティの幹部達が近い内に我々とスイスで交渉をしたいようだ。スイスに行く手配はある。

 ■毎日新聞記事
 イタリア:日本人?2人拘束 米債券13兆円持ち出国容疑
 【ローマ藤原章生】ANSA通信などによると、イタリア財務警察は今月3日、イタリアからスイスに1340億ドル(約13兆円)相当の米有価証券を持ち出そうとした日本人2人を拘束した。在ミラノ総領事館は当局の報告で拘束を確認したが、2人の国籍も含め事実関係については「捜査中なので明らかにできない」としている。

 2人は拘束時、スイス国境に近いイタリア側の駅に停車中の電車にいた。財務警察官が手荷物を調べたところ、かばんの底から多額の米国債やケネディ債券などが出てきたという。2人は持ち出しを申告しておらず、容疑が固まれば多額の罰金を科せられる。総領事館は「身元や所属については言えない」と述べている。

毎日新聞 2009年6月11日 東京朝刊

 ●毎日新聞
  http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090611ddm041040136000c.html

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 ●古歩道氏ブログ
  http://benjaminfulford.typepad.com/benjaminfulford/

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西川社長問題の裏に米国の大掛かりなシナリオ  平沼赳夫氏

2009-06-18 12:50:58 | 日月神示の実践
 平沼氏が西川問題の裏にアメリカのシナリオがあると言われています。アメリカの裏からの働きが、公然と語られるようになったことも、アメリカの力が弱くなった証拠なのだと思いました。

<記事転載>
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「麻生首相よ、日本のために西川社長をクビにしなさい」
           日刊ゲンダイ(06月15日10時00分)

 大詰めを迎えている日本郵政・西川善文社長の進退問題。麻生首相は11日、早期決着を示唆したが、昨今の報道はどうも論点がズレている。政府が民間企業の人事に介入することの是非が問われているのではない。平沼赳夫元経産相が斬る西川問題の本質――。


●裏に米国の大掛かりなシナリオ

 西川問題がここまでこじれた理由について、さまざまな解説がなされている。

「ここで辞めたら、政府の人事介入を認める前例を残すことになる。だから、西川さんは辞めないんだ」

「鳩山大臣が首切りに突っ走っているのは、政治的パフォーマンスだ。次期総裁選への布石である」

 などなどだ。しかし、平沼氏はまったく別の見方をする。

「西川さんが辞めないのは、そもそも就任のときから大きなシナリオがあるからでしょう。そのシナリオの中では西川さんは必要不可欠の人物だ。だから、辞めるに辞められないのだと思います。そのシナリオとは、日本の郵貯、簡保資金の開放ですよ。私が経産大臣をやっていたころから、郵政問題は日米の政府間協議に上っていた。何度も政府間協議が開かれましたが、その会合には米国の民間保険会社の社長が来ていて驚いたものです。年次改革要望書でも郵政問題は取り上げられた。そうしたら、米国では研究よりも人脈づくりに励んでいたのではないかと思われる竹中平蔵さんが郵政民営化を推し進め、その竹中さんや米国のゴールドマン・サックスと強い絆がある西川さんが、前任者の生田正治氏に代わって日本郵政の社長に就任したわけです。彼が辞任しないのは、裏の大きなシナリオ抜きには語れない。鳩山大臣も当然、それを知っているから引けないのでしょう」

 実際、ここまで問題がこじれているのに、なお、地位にしがみついている西川氏は異様だ。

「西川さんは国民のお金で2400億円もの建築費をかけたかんぽの宿を109億円で売ろうとした。それも一括。どう強弁しても説明が出来ない取引だし、常識的にはありえない話です。鳩山大臣だけでなく国民も疑いの目で西川社長を見ている。郵政には不正DMの問題もある。前任者の不祥事であっても、現在のトップが責任を取るのは当たり前。ふつうの感覚では辞めるはずです」

 それなのに、辞めないのは米国を含めた大きな力が働いているとみるべきなのだ。

「麻生首相と私は仲がいいから、彼が迷うのもわかる。しかし、ここは敢然と西川氏を切るべきだと思います。経済学者の中谷巌氏も小泉改革を支持した誤りを認めました。8兆円も国費を投入した長銀を外資に10億円で売ったのが小泉改革です。誰が見ても、誤りは明らかなのです。だとしたら、決断し、大ナタを振るった方がいい。麻生首相も、西川問題の本質、真相はよくお分かりのはずですよ」

 さもないと、国を売り続けることになる。

(日刊ゲンダイ2009年6月12日掲載)
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日月神示のことを全く知らないベンジャミン・フルフォードさん

2009-06-17 06:38:03 | 日月神示の実践
 7月号の「たまゆらPremium」では中矢伸一氏と古歩道ベンジャミン氏の対談が掲載されるとのことです。神道のことも日月神示のことも全く知らない古歩道氏ですが、未来の予測などについては日月神示の内容と同じように考えられているようです。

<記事転載>
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今週の一言

              2009年6月15日

 「世の中いよいよ神示通りに動き始めた!?」


先日、『たまゆらpremium』の対談収録のため、ベンジャミン・フルフォードさん
とお会いしました。
その話の中でも大変興味深い裏情報がありましたが、結論として言えることは、
下記の5点に集約されると思います。

1) 闇の支配勢力の内部でも分裂が始まっている。
 馬鹿げた人類支配計画などもうやめて、より良い地球社会づくりのために力を
 尽くすべきという「善」の勢力と、これまでの古い考え方を変えられない
 「悪」の勢力の二つが争っている。

2) いわゆる「悪」の勢力は急速に力を失い始めている。

3) 「悪」の勢力がこれまで独占し、封印し続けてきた画期的技術がたくさんある。
  それが次第に表に出るようになる。

4) ユダヤ教・キリスト教などの一神教ではもう世界は治まらないことが彼らにも
 わかっている。

5) 一神教に替わる新しい宗教的価値観を彼らは模索している。
 それは多様性を認め合い、人類どうしや自然と融合する価値観。
 言い換えればそれは日月神示的価値観と言えるのではないか。

ベンジャミンさん日月神示のことはまったくご存じないようですし、神道のことも
ほとんどご存じないようです。
でも、ベンジャミンさんの思い描く未来像などを伺うと、「それはまさしく日月神示
に書かれてあることです」という部分が多々あり、驚きました。

まさに世の中は神示の通りに動いているということを実感させられた対談でした。

この内容は、『たまゆらpremium』7月号にて掲載します。

(中矢伸一)
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 ●中矢伸一氏の今週の一言
  http://www.nihoniyasaka.com/
コメント (1)
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日本は年々平和になっている

2009-06-16 06:49:14 | 日月神示の実践
 「たまゆらPremiun」の記事を船井幸雄氏が引用されています。

警察白書によると、殺人は年々減っており、日本は平和になっているそうです。

 殺人件数
1954年(昭和29年) 3081件
1958年(昭和33年) 2683件
1991年(平成3年)  1215件
2007年(平成20年) 1199件

 強姦認知件数
1964年(昭和39年) 6857件
2007年(平成20年) 1582件

強盗や放火も、昔はいまよりもはるかに多かったそうです。
それにしても、この10年くらいは凶悪事件が多くなっており、社会は悪くなっていると思ってましたが、実際は逆だったようです。世の中はすべて真理とは真逆だと改めて思いました。

<記事転載>
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「老い」も「若き」もよさを活かそう

                   船井幸雄

 先週相ついでなつかしい人に会いました。相ついで私を訪ねてきてくれたのです。
 6月1日に谷田大輔さん(ヘルスメーターで有名なタニタを創った人です。いまは同社会長です)。
 6月2日に下島淳延さん(日本一の文具、雑貨などの卸会社シモジマの前社長で、いまは同社相談役です)。
 また、6月2日に工藤進さん(日本一の豆腐、納豆メーカーの前社長で、いまは同社相談役です)。
 3人とも、特に親しく付きあってきた人だけに、しかも現役時代、同業者中日本一の会社を率いて来た人たちだけに、つぎつぎとおもしろい話しが出ました。
 しかし結論は、
①いまの若い人はしっかりしている。
②ただ、ものごとの打開力が弱いようだ。
③もう少し自分の責任で積極的にやってくれるといいのだが?

 ということでした。
 私も同感です。
 ところで6月3日に中矢伸一さんが創っている月刊『たまゆら』の6月号を読んでいましたところ、「激減する少年凶悪犯罪」と「激増する高齢者犯罪」についての巨椋 修(おぐら おさむ)さんの記事がありました。以下のように書いています。                           



 
 インターネットの『少年犯罪データベース』(http://kangaeru.s59.xrea.com/)にでているグラフをみると、少年による殺人検挙者数が1960年あたりから激減していることがよくわかります。
 1960年前後に10代後半であった人は、いま60数歳になっているわけですから、二十一世紀の少年が年々凶悪化しているというわけではなく、むしろ60代の人たちが若かりし頃の人たちのほうが、いかに荒れていたかがわかります。
 なぜこれらの“事実”を多くの人が知らないかというと、こういうことをマスコミで発表しても、新聞や雑誌が売れるわけでもなく、テレビの視聴率が上がるわけでもないからです。
 「最近の若者は凶悪化していない」と、新聞に書くよりも「連発する少年凶悪犯罪!」と書いたほうが、人々は興味を惹かれるのです。
 「最近の若者は……」というのは、万葉集や古代エジプトの文書にも残されているくらい、人間がいつの時代でも思っていることのようですし、年長者が若年者をたしなめて教育するのは、間違っていることではありません。

激増する高齢者犯罪
 さて、2005年の年齢階層別の殺人率をみると、いかに少年による殺人事件が少ないかがよくわかります。(※図2)
 ここで驚くべきことは、少年の殺人犯がわずか71人であるのに対して、50歳代が247人。60歳代が171人と、異様な多さを示していることです。
 このような現象は日本独特なものであり、殺人のような凶悪犯罪は海外では10代後半から20代がもっとも多いのが普通なのですが、日本だけは高齢者の犯罪が多く、多くの人が思っているのとは逆に、少年凶悪犯罪は激減し、高齢者犯罪が、激増しているのが実態なのです。
 法務省の2008年版犯罪白書によると、一般刑法犯として検挙された65歳以上の高齢者は、検挙者全体の13%を占め、20年前に比べると受刑者は6倍も増えている結果になっています。


 
 ちなみに凶悪犯罪というのは、殺人、強盗、放火、強姦のことで、その中で暗数(よくわからない数字)がもっとも少ないのが殺人です。
 つまり、暗数の少ない殺人事件が、その時代の平和さを知る目安のひとつと考えて良いわけですが、「最近、殺人が増えている」と、感じている人も多いのではないでしょうか?
 時代が進むと同時に、わけのわからない事件が増えてくるのも事実ですが、もっともひどい犯罪である殺人に関しては、やはり激減しているのが事実です。
 警察白書によると、1954年(昭和29年)の殺人件数は3081件、1958年(昭和33年)では2683件、1991年(平成3年)では1215件、2007年(平成20年)では1199件と、殺人は年々減っています。(※図3)
 暗数の多い強姦認知件数も、1964年(昭和39年)では6857件、2007年(平成20年)では1582件と、やはり激減しています。強盗や放火も、昔はいまよりもはるかに多かったのです。
 これらの数値を見る限り、日本は年々、平和になっていると考えていいでしょう(転載ここまで)。

 びっくりしました。私の知らないことでした。
 そして、これがわれわれ年代からみた前期の三つの結論になるのだな…と思ったのです。
 ともかく「老い」も「若き」もお互いのよい特性を活かすと、より良い日本ができそうです。
 ちょっと反省した先週でした。
                                           =以上=
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 ●船井幸雄.com
  http://www.funaiyukio.com/funa_ima/

 

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避けて通れなくなった小泉・竹中郵政改革の責任追及 天木直人氏

2009-06-15 21:35:10 | 政治・社会
 小泉・竹中の構造改革は米国の手先になって国を売った仕業だ、その典型が郵政民営化だ、こういう噂は世の中に溢れかえっていますが、今度の鳩山大臣の罷免により、国民が注目しはじめたため、小泉・竹中の構造改革の真相が暴かれる日も近いように思います。

<記事転載>
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 「避けて通れなくなった小泉・竹中郵政改革の責任追及」
  
                   天木直人
 
  久しぶりに政局について書いてみる。おもしろくなって来たからだ。

  このまま蓋をされて誤魔化されそうになった郵政民営化の実態が、ひょっとしたら国民の目に明らかにされるかもしれない。そんな可能性が出てきた。

 麻生首相はつくづく愚かな男だ。かつて小泉首相が田中真紀子と野上外務次官の二人を同時に更迭したように、今回の騒動を鳩山大臣と西川社長の同時更迭で幕引きをしておけば、あるいは誤魔化す事ができたかもしれない。

 しかし、鳩山大臣だけの一方的な更迭は、問題を大きくしてしまった。見ているがいい。日本郵政の問題はこれからが本番となる。

 メディアは意図的に一般論にすりかえようと報道しているが、今回の問題の本質は、「西川を更迭したら麻生降ろしの政局にするぞ」と小泉一派に脅かされて、本来は郵政民営化に反対だったにもかかわらず、そして西川社長の更迭を考えていたにもかかわらず、麻生首相が腰砕けになったところにある。

 なぜ小泉一派はそこまで強気になれるか。後ろに米国の庇護があるからだ。そう言われて久しい。しかし誰もその真偽を突き止めるに至っていない。米国の日本支配の証拠がでてこない。

 小泉・竹中の構造改革は米国の手先になって国を売った仕業だ、その典型が郵政民営化だ、こういう俗論は世に溢れかえっている。

 しかし、それが俗論に終わっているからこそ国民の関心の広がりは無く、小泉元首相は平然として来れた。竹中元担当大臣は今でも大きな顔をしてメディアに登場し続けてきた。

 だけど、今度の日本郵政問題はこじれてしまった。その混乱を報じれば報じるほど、日本郵政の正体について書かざるをえない。言及せざるをえない。

 あの読売新聞でさえ、6月13日の社説で、日本郵政の説明責任を問う鳩山大臣の主張には頷ける部分が少なくないと書き始めた。関連記事の中で、小泉元首相に連なる財界人脈が西川続投を強引に後押ししたと書き始めた。

 極めつけは6月13日の東京新聞「こちら特報部」だ。メッキがはげた「改革」 300兆円外資が狙う、という見出しの下に、識者の言葉を借りる形で、小泉元首相は「構造改革」と称して米国の要望を次ぎ次に実現していった、郵政民営化の進路は危うい、とまで書いた。

 さらにまた6月13日の日刊ゲンダイは平沼赳夫元通産大臣にインタビューして、西川社長が辞めないのは、そもそも就任の時から大きなシナリオがあったからだ、そのシナリオとは、日本の郵貯、簡保の資金の米国金融資本への開放だ、私が大臣をやっていたころから、何度も政府間協議が行われていたが、その会合に米国の民間保険会社の社長が来ていて驚いたものだ、などと話している。
 研究よりも米国との人脈づくりに励んでいたと思われる竹中平蔵氏が郵政民営化を推し進め、米国のゴールドマンサックスと強い絆がある西川氏が生田正治氏に変わって日本郵政の社長に就任した、などと語っている。

 これらは日米関係に関心のある一部の識者にはおなじみの事柄だ。しかし一般国民の多くはまる気づいていないに違いない。

 ところが今度の騒動で一般メディアが報じるようになると、はじめて気づく国民が増えてくる。

 おまけに今回の失態によって麻生首相の支持率はさらに下がるだろう。政権交代の流れを駄目押ししそうだ。

 そして政権交代が起きれば、郵政民営化の是非が再検証されることは間違いない。

 小泉・竹中一派は麻生イジメをして墓穴をほることになったのではないか。おもしろくなってきた。
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 ●天木直人氏ブログ
  http://www.amakiblog.com/blog/


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資本主義解散、今までいろいろ楽しい思いでをありがとう。

2009-06-14 06:32:58 | 日月神示の実践
 ふぐり玉蔵氏も資本主義がいよいよ解散すると言われてます。表現方法は独特ですが、副島隆彦氏や船井幸雄氏と同じことを言われてます。
 面白いと思ったのは、資本主義さんいろいろと思い出をありがとうというところです。


『資本主義さん、思えば、今までいろいろ楽しい思いでをありがとう。
 資本主義のことを拝金主義、お金こそ全て、そんな悪口を言う人もいますた。
 しかし、なかなか、それはそれで楽しめたではないですか。
 きらびやかでキチガイな時代ですた。
 資本主義万歳!
 一つの時代の終焉です。

 思い出をありがとう。
 そしてさようなら!』

 この言葉を聞いて、私はバブルのころを思い出しました。銀座で飲むとタクシーが全く捕まらず、夜中の3時ころにやっと乗れたこともしばしばでした。高級鍋専門店に行き、メニューを全て頼んだり、高級リゾートホテルやゴルフ場に会社で何十回も連れていってもらったりと、今思えば常軌を逸した時代でした。
 玉蔵氏ではありませんが、それはそれで楽しい思い出です。そしてさようなら!です。

<記事転載>
-------------------------
 「資本主義解散、グランドフィナーレについて」
 
                     ふぐり玉蔵

ワタスが5月9日に書いた記事をお読み下さい。

雨にも負けずの人その2

そこで株価は、株価は1万円。上がっても1万200円がせいぜいと書いています。
まさに今日、1万200円に近づきますた。

くほほほ。

ワタスのことをキチガイとおっしゃる皆様。
なぜワタスが伝説の投資家と呼ばれたのか。
そこのところを良く考えて下さい。

くほほほ。
まぁ、投資は自己責任と何度も申し上げております。
ワタスのようなキチガイを信じて大損しても誰も責任は取ってくれません。

さて、ここに、面白い動画があります。
この動画。不都合な真実という映画のパロディでしょうか?
要するにこの赤いグラフで、どれだけお札を刷ったかということを説明しています。

その昔、地球温暖化を警告したアルゴアさんの有名な映画がありますたね。
映画「不都合な真実」では、二酸化炭素の量を、グラフに描いて今現在の状況がどれだけひどいのかを現す場面がありますた。
まぁ、実は地球は、温暖化などではなくこれから氷河期になるのですが。



この動画で、梯子を出してるところは、そのパロディで現在どれだけお札を刷りまくっているのかを強調して見せているのです。
今までどれだけ、元手がゼロの紙を刷りまくったのか。
世界には今、どれだけの紙っぺらが刷り巻かれて、ばら撒かれているのか。

今の資本主義経済が、いかに砂上の楼閣。蜃気楼、幻であるのか分かろうというものです。

それが来週から弾ける。
米国債の急落、そして金利急上昇、金利の上昇すなわち企業の資金調達が難しくなる。
お金の流れがストップする。そういう流れです。

実は何もなかったんだ。我々は中身がスカスカの空っぽなものを信じていたんだ。
そう気づく時がくるのです。
夢から覚める時がくるのです。

暴落では生ぬるい。
羞恥心解散。いや、資本主義解散。

いよいよ今日がその記念日。グランドフィナーレです。

資本主義さん、思えば、今までいろいろ楽しい思いでをありがとう。
資本主義のことを拝金主義、お金こそ全て、そんな悪口を言う人もいますた。
しかし、なかなか、それはそれで楽しめたではないですか。
きらびやかでキチガイな時代ですた。
資本主義万歳!
一つの時代の終焉です。

思い出をありがとう。
そしてさようなら!

本当にありがとうございますた。
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 ●黄金の金玉を知らないか?
  http://goldentamatama.blog84.fc2.com/

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