日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

日本は年々平和になっている

2009-06-16 06:49:14 | 日月神示の実践
 「たまゆらPremiun」の記事を船井幸雄氏が引用されています。

警察白書によると、殺人は年々減っており、日本は平和になっているそうです。

 殺人件数
1954年(昭和29年) 3081件
1958年(昭和33年) 2683件
1991年(平成3年)  1215件
2007年(平成20年) 1199件

 強姦認知件数
1964年(昭和39年) 6857件
2007年(平成20年) 1582件

強盗や放火も、昔はいまよりもはるかに多かったそうです。
それにしても、この10年くらいは凶悪事件が多くなっており、社会は悪くなっていると思ってましたが、実際は逆だったようです。世の中はすべて真理とは真逆だと改めて思いました。

<記事転載>
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「老い」も「若き」もよさを活かそう

                   船井幸雄

 先週相ついでなつかしい人に会いました。相ついで私を訪ねてきてくれたのです。
 6月1日に谷田大輔さん(ヘルスメーターで有名なタニタを創った人です。いまは同社会長です)。
 6月2日に下島淳延さん(日本一の文具、雑貨などの卸会社シモジマの前社長で、いまは同社相談役です)。
 また、6月2日に工藤進さん(日本一の豆腐、納豆メーカーの前社長で、いまは同社相談役です)。
 3人とも、特に親しく付きあってきた人だけに、しかも現役時代、同業者中日本一の会社を率いて来た人たちだけに、つぎつぎとおもしろい話しが出ました。
 しかし結論は、
①いまの若い人はしっかりしている。
②ただ、ものごとの打開力が弱いようだ。
③もう少し自分の責任で積極的にやってくれるといいのだが?

 ということでした。
 私も同感です。
 ところで6月3日に中矢伸一さんが創っている月刊『たまゆら』の6月号を読んでいましたところ、「激減する少年凶悪犯罪」と「激増する高齢者犯罪」についての巨椋 修(おぐら おさむ)さんの記事がありました。以下のように書いています。                           



 
 インターネットの『少年犯罪データベース』(http://kangaeru.s59.xrea.com/)にでているグラフをみると、少年による殺人検挙者数が1960年あたりから激減していることがよくわかります。
 1960年前後に10代後半であった人は、いま60数歳になっているわけですから、二十一世紀の少年が年々凶悪化しているというわけではなく、むしろ60代の人たちが若かりし頃の人たちのほうが、いかに荒れていたかがわかります。
 なぜこれらの“事実”を多くの人が知らないかというと、こういうことをマスコミで発表しても、新聞や雑誌が売れるわけでもなく、テレビの視聴率が上がるわけでもないからです。
 「最近の若者は凶悪化していない」と、新聞に書くよりも「連発する少年凶悪犯罪!」と書いたほうが、人々は興味を惹かれるのです。
 「最近の若者は……」というのは、万葉集や古代エジプトの文書にも残されているくらい、人間がいつの時代でも思っていることのようですし、年長者が若年者をたしなめて教育するのは、間違っていることではありません。

激増する高齢者犯罪
 さて、2005年の年齢階層別の殺人率をみると、いかに少年による殺人事件が少ないかがよくわかります。(※図2)
 ここで驚くべきことは、少年の殺人犯がわずか71人であるのに対して、50歳代が247人。60歳代が171人と、異様な多さを示していることです。
 このような現象は日本独特なものであり、殺人のような凶悪犯罪は海外では10代後半から20代がもっとも多いのが普通なのですが、日本だけは高齢者の犯罪が多く、多くの人が思っているのとは逆に、少年凶悪犯罪は激減し、高齢者犯罪が、激増しているのが実態なのです。
 法務省の2008年版犯罪白書によると、一般刑法犯として検挙された65歳以上の高齢者は、検挙者全体の13%を占め、20年前に比べると受刑者は6倍も増えている結果になっています。


 
 ちなみに凶悪犯罪というのは、殺人、強盗、放火、強姦のことで、その中で暗数(よくわからない数字)がもっとも少ないのが殺人です。
 つまり、暗数の少ない殺人事件が、その時代の平和さを知る目安のひとつと考えて良いわけですが、「最近、殺人が増えている」と、感じている人も多いのではないでしょうか?
 時代が進むと同時に、わけのわからない事件が増えてくるのも事実ですが、もっともひどい犯罪である殺人に関しては、やはり激減しているのが事実です。
 警察白書によると、1954年(昭和29年)の殺人件数は3081件、1958年(昭和33年)では2683件、1991年(平成3年)では1215件、2007年(平成20年)では1199件と、殺人は年々減っています。(※図3)
 暗数の多い強姦認知件数も、1964年(昭和39年)では6857件、2007年(平成20年)では1582件と、やはり激減しています。強盗や放火も、昔はいまよりもはるかに多かったのです。
 これらの数値を見る限り、日本は年々、平和になっていると考えていいでしょう(転載ここまで)。

 びっくりしました。私の知らないことでした。
 そして、これがわれわれ年代からみた前期の三つの結論になるのだな…と思ったのです。
 ともかく「老い」も「若き」もお互いのよい特性を活かすと、より良い日本ができそうです。
 ちょっと反省した先週でした。
                                           =以上=
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 ●船井幸雄.com
  http://www.funaiyukio.com/funa_ima/

 

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