一青窈ジャーナル

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ブリッジ 一青窈 新作「key」その転機を語る①

2008年06月11日 23時50分48秒 | 一青ジャーナル・スタイル
■『ブリッジ』(2008年5月号cut増刊号)10頁
    <インタビュー・井上貴子 写真・高橋剛>【ロッキング・オン】

*「みんなの一青窈」としての自分を受け入れた新作「key」、
                  その転機を語る

 
ひとと語録①
“そうですね。うん。ベスト・アルバムが売れたというのが、私はすごい意外だったので”“改めてベスト盤ってそんなに買うものなのかな?っていうのがあったので、すごくびっくりしたんです”“それまでは期待をいい意味で裏切れたらいいなと思って、実験的なことをやってたんですけども、もうちょっと素直に自分が受け入れられたっていうのが、多分、今回のアルバムの一番大きな発展なんじゃないかなって思ってます”

ひとと語録②
“なんかそれは、人の意見にわりと今まで左右されてたなと思って。こう見られてるとか、ああ見られているとか、こう書かれた、ああ書かれたってことに対して、すごく振り回されてて、勝手に傷ついて勝手に怒ったり、すごーく意味のないヴァーチャルな世界のことだなと思って”“そういう単純なところで、見えない声に振り回されてたっていうのを、すごく実感して、そこらへんは変わりましたね”“そもそもたくさんの人に伝えようってこと自体が無理な話で、ひとりでも聴いてくれる人がいるんだったら書きたいって思えるところにーまあ、初心に返るというのか、そこに戻って。だったらば、今、見える人たち、ファンも含めて、スタッフも含めて、その人たちに響くものを作ればいいなと思って”

ひとと語録③
“うらやましいなと思ったことがありますね。なんか、グレるみたいな(笑)。でもやっぱり想像するんですよね、その先を。痛そうだなとか、後で学校行けなかったら補習とかーいろいろなことを考えてくと、今やった方が楽だなとか。たとえば委員会に入ったりするのは一般的に考えればめんどくさいかもしれないですよね。自分が変えられるんだったら変えたいからそういうとこ入るとか、でも、変えられるんだったら、先生とも仲良くなれるし、そういう発想ですかね”

ひとと語録④
“そうですね。やっぱ。私がグッと入り込める世界って、どうしても昭和の香りがすると言うか。あのきっぷのよさとか”

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