一青窈ジャーナル

ジャーナリズムの中の一青窈/ジャーナリスティックな一青窈

ガイアの夜明け コロンビア復活の鍵 一青窈  

2006年07月23日 02時55分36秒 | 一青ジャーナル・社会
◆『日経スペシャル・ガイアの夜明け 検証!“ハゲタカ”の正体~
  外資ファンドは日本を救ったか~』(2006年7月19日OA)60分
<案内人・役所広司、ナレーター・蟹江敬三、構成・岩井田洋光>【テレビ東京】


 コロンビア復活の鍵、それは層の薄いJ-POP部門の強化にあると松村さんは(松村克己日本コロンビア社長兼CEO)自ら先頭に立って取り組んでいきました。合言葉は「J-POPでヒットを作ろう」。その一方で社員の4分の1の人員削減を断行。構造改革も同時に進めていったのです。その矢先、松村さんは出張先で仕事の不調を訴え、帰宅後心不全で亡くなりました。再生の柱を失ったコロンビア。株価は最安値を更新<テロップー2002年11月19日株価69円(最安値)>。再建が一時危ぶまれたのです。

 <もらい泣きを唄う一青窈の映像/テロップーアルバム3枚で150万枚>しかし、松村さんの引いた路線は着実に根付いていました。音楽プロデューサー・酒井政利さん「J-POPが欠かせないけど、J-POPの流れですよね、いま。それが本流になってると思うんですね。演歌とか歌謡曲がややこう支流になってきてると思うんですね。何年かかけてJ-POPの波もコロンビアが持ったというものを、大きく打ち出していく、だから一青窈があと4・5人いたらいいわけですね」

オリコンスタイル 好きなアーティスト・ランキング 一青窈

2006年07月21日 20時32分11秒 | 一青ジャーナル・データ
■『オリコン・スタイル』(2006年7月31日号・週刊誌)5頁【オリコン】
*特集・音楽ファン2万人に聞いた
        ’06好きなアーティスト・ランキング
 

 10代 一青窈 選外 (1位 aiko)
 20代 一青窈 29位 (1位 aiko)
 30代 一青窈 25位 (1位 B'Z)
 40代 一青窈 24位 (1位 サザンオールスターズ)

ぴあ ap bank fes '06 完全ガイド 一青窈

2006年07月20日 00時14分18秒 | 一青ジャーナル・環境
■『Weekly ぴあ』(2006年7月20日号・週刊誌)7頁【ぴあ】
*開催直前 ap bank fes '06 完全ガイド
  フェスに向かうその前にエコへの意識を…
   「ap bank dialouge vol.3」 
    小林武史x GAKU-MCx 一青窈x 山本良一x 高岡美佳
 

ひとと語録①
“最初に「フェスに参加して頂けませんか?」ってお話を頂いた時に、1アーティストずつ本当に真剣に説明して頂いて、それに本当に感動して、まさにそこからレゾナンスが始まったって感じがしたんです。その情熱みたいなものに動かされて、ああそれだったら私もアーティスト・パワーとして参加したいって思いました。そこでもうダイアローグ(対話)がはじまっていた”

ひとと語録②
“私が山本先生とお話したときに印象的だったのが、2028年までにちゃんと健やかに生きたいならば、君、やることがいっぱいあるんだよって。気温が2℃上昇してしまうと、コワイ現実がたくさん待ってるぞと、なかば脅しにも似たようなことを言われて本当にビックリしたんです”

ダ・ヴィンチ 一青窈のふむふむのヒトトキ 桜井進(後)②

2006年07月07日 23時02分34秒 | 一青ジャーナル・作詞
■『ダ・ヴィンチ』(2006年8月号・月刊誌)2頁
     <取材、文・瀧晴巳/撮影・冨永智子>【メディアファクトリー】

*連載・一青窈のふむふむのヒトトキ(23回)
 [ 桜井進 X 一青窈 (前編) ]


 桜井先生直伝の数の魔法を、一青さんは歌にそっと潜ませてみる。対談の後編は言葉と数字の不思議な関係。

ひとと語録①
“例えば『ハナミズキ』の歌詞の「五月のこと」も単に初夏だから5月というんじゃなくて、5ってなんだろうと。その詩の中でどこに置いた時に美しいかという感覚にしても「誰が見てもここ!」というポイントがあって、それを感覚的にとらえている自分をもう少し理解したくて数字を分析してみるんですね。『いろは紅葉』にも「二百二十日過ぎて」という歌詞があって、220という数字も確か特別な数字ですよね”
“日本語でも二百二十日は特別な意味を持ってて、季語になりますよね。222の方はパチンコで揃ったみたいで素敵かもしれないのに、そうじゃない。220に意味があるのはなぜだろうと。別に「これは実は友愛数でして」とかいちいち説明したりはしないけれど、そういうことを調べていくと数字のロマンにたどりつく。そんな感じで数字が作詞する時の手掛かりになってたりするんです”

ひとと語録②
“数字の7も気になっていて。それこそなんでてんとう虫の背中に7つの星があり、キリスト教に7つの大罪があり、ラッキー7といわれるのか”“ドラゴンボールも7個集めるとミラクルパワーが起きる。πの答えを知ってるかしら。3.1415…あれ?なかなか7が出てこないわ”


ひととpic up
アガスティアの葉/フィボナッチ数列

ダ・ヴィンチ 一青窈のふむふむのヒトトキ 桜井進(後)①

2006年07月06日 22時07分35秒 | 一青ジャーナル・戦争
■『ダ・ヴィンチ』(2006年8月号・月刊誌)2頁
     <取材、文・瀧晴巳/撮影・冨永智子>【メディアファクトリー】

*連載・一青窈のふむふむのヒトトキ(36回)
 [ 桜井進 X 一青窈 (後編) ]


 桜井先生直伝の数の魔法を、一青さんは歌にそっと潜ませてみる。対談の後編は言葉と数字の不思議な関係。

ひとと語録①
“ツアーが終わった次の日にカンボジアに行ってきたんですよ。キリング・フィールドと地雷原を見てきました”“ものすごい目的意識を持って行ったというより人の縁で、たまたま地雷除去の活動をしている友達がいるので行こうかなと。ゴミの山からメタンガスが出ているのとかも見てきました”
“私もカンボジアに行ったからといって、今すぐ何かしようというんではないんですけど、ただ今、自分に何ができるだろうと思ったときにもっと世界を知るべきだと。先生にエネルギー問題についていろいろ聞いたことで、ap-bankに参加することにつながったりもしてるんです”

音楽と人 一青窈の新曲「指切り」が導くもの

2006年07月05日 22時36分20秒 | 一青ジャーナル・スタイル
■『音楽と人』(2005年12月号・月刊誌)2頁<txt・Aoki You>
                 【シンコーミュージック・エンタテインメント】

*FRONT ISSUE N°8  一青窈 

 混沌とした世界、崩れ落ちていくような感覚はいったい何なのだ
 今までにない領域に足を踏み入れている一青窈の新曲「指切り」が導くもの
 
“両者(一青と小林武史)の出会いはBank Bandが7月に行った<ap bank fes'05>への出演オファーが発端で、曲作りはその時期をまたぎながら進められていったという。この過程では彼女の作詞作業においても小林側からかなり厳しいチェックがあったらしい。その結果仕上がったこの曲で、一青は引き裂かれそうなほどアウト・オブ・コントロール状態に陥った自分をさらけ出していたというわけである”
“自分の感情をえぐり出すように唄う一青に対し、戸惑いを覚えるファンもいるかもしれない。なにしろ彼女は家族愛だとか他者を求める思いの切実さなど、とても尊い心理を描いてきた人である”“人間なんだから、ほんとはもっと汚いところも危なっかしさもあるんじゃないか。どうしようのない、ネガティブな一青窈だって、絶対どこかにいるはずだよ……と”“不安な心をしぼり出し、涙ばかりか血までも見せかねないこの歌が今後に導くものはとてつもなく大きいのではないだろうか”

ダ・ヴィンチ 一青窈のふむふむのヒトトキ 土屋賢二 (前)

2006年07月05日 00時59分20秒 | 一青ジャーナル・作詞
■『ダ・ヴィンチ』(2005年7月号・月刊誌)2頁
     <取材、文・瀧晴巳/撮影・冨永智子>【メディアファクトリー】

*連載・一青窈のふむふむのヒトトキ(23回)
 [ 土屋賢二 X 一青窈 (前編) ]


 「私、今回は煙に巻かれてもいいと思ってるんです」。笑う哲学者・土屋賢二との対談。プロフェッサー土屋の特別講義・前編の開講。

ひとと語録
“先生のエッセイには格言のパロディとか結構出てきますけど、詩とか書いてると、名言というか名フレーズにはおのずと興味が湧いて。あんな難しいこと本当に言ったのかしらと”
“その一行にすべてが詰め込まれすぎていて、ちょっと詩的な自由度は足りないかなと。詩の場合、9割はどうでもいいことでも1割真理があればいい。ひと言だけキュンとくればいいと思ってるんですけど、そのキュンとくるワードを探すのが難しくて。哲学的にキュンとくるとかってありますか”

音楽と人 一青窈 世代や地域、時代を超えて人々の心に響いていく

2006年07月01日 12時57分29秒 | 一青ジャーナル・家族
■『音楽と人』(2005年1月号・月刊誌)2頁
       <txt・Nagahiro Atsuo>【シンコーミュージック・エンタテインメント】
*FRONT ISSUE N°3 一青窈 

 一青の歌にあふれる、家族や他人に対する感謝の念
     それは、世代や地域、時代を超えて人々の心に響いていく
 
“「どうして一青窈はこれほど広く愛されるんでしょうか?」-なぜかというと、彼女は心の底から自分以外の他人のために唄い尽くしているからだ。音楽とは本来、自己実現の場だから、まわりまわれば確かに歌は、彼女自身が表現するためにある。ただ、それを一番先に置いてしまうと、唄う喜びはないのと一緒。自分のためと思って励ます歌には限界があるし、きっとそんなに頑張れない。誰か他人のため、自分じゃない誰かに喜んでもらいたいと思ったときにこそ力がでる”

“誰かのためにと考え抜いて、正直に、素直に、本気で歌われる唄だからこそ、人の心に響き、聴き手の人生に関わってくるんだと思う”“自分のことはどうでもいいとまでは言わないけれど、彼女はきっと僕のため、あなたのために歌ってくれていると思う”

“家族や他人への感謝の念を持つことは、自分がひとりじゃないんだという実感にもつながっていく。自分のためより他人のために。それはこれから先の人生でも大切にしていきたい、世代や地域や時代を超えた真実じゃないかと思う”