一青窈ジャーナル

ジャーナリズムの中の一青窈/ジャーナリスティックな一青窈

バッフアウト! 一青窈 ニュー・アルバム「Key」①

2008年08月29日 02時45分37秒 | 一青ジャーナル・スタイル
■『バッフアウト!』(2008年3月号・月刊)
         4頁<対話・山崎二郎>【ティー・シー・アール・シー/幻冬舎】

*一青窈  叙情性はしっかりありつつ、
     穏やかなグルーヴ感あるサウンドが、とてもいい相性


ひとと語録①
“ずっと住んでいた実家を、姉が建て直すことになったんですよ。なので、家をつぶして鍵だけが残ったんです”“これまで、アルバムやシングルから出てきた言葉たちって、そこの実家から生まれてきたものだったので、もう帰る場所はないんだけれども、そこを開く鍵だけが残った、という形で……”“で、戻っても、ここに家族が住んでた実感もあんまりなくて”“つまり、1つの扉みたいなものが、世界中どこにでも散らばっているはずで、そこを開ける鍵が自分だとすれば、必ずその思い出の世界には行けるんだ、と”

ひとと語録②
“例えば、この2年の間に、シングルも含めて、叙情的なモノを書くと、ひょっとすると、私を本当に知ってくれない人は、私をエエカッコしぃ、と見るかもしれない、と。「綺麗ゴトばっか述べてるぜ、一青 窈」みたいな(笑)。もっと、私自身を吐露していかないとなって。まぁでも、もうちょっと、ちゃんとリアルなことを書かないと、世の中に向き合えないよって、武部(聡志:プロデューサー)さんやその他のスタッフも言ってくれて。じゃあ、痛くてもちゃんと書こうと思って”

ひとと語録③
“ニートは否定しません。やっぱり、彼らは彼らなりに積んでいる気がして……。私もデビューする前まではニートでしたからね(笑)”“バイトで繋ぐ人生、みたいな(笑)。まわりのみんなは就職をして行き。大学4年の頃はすごい焦りましたけどね”“そして1年が過ぎても、2年が過ぎても、形にならない毎日、みたいな(笑)”“でも結局は、あの時に積んでたんだな、と”


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