一青窈ジャーナル

ジャーナリズムの中の一青窈/ジャーナリスティックな一青窈

ダ・ヴィンチ 一青窈のふむふむのヒトトキ 佐藤弓生(後)

2008年01月09日 23時20分43秒 | 一青ジャーナル・スタイル
■『ダ・ヴィンチ』(2008年2月号・月刊誌)2頁
     <取材、文・瀧晴巳/撮影・冨永智子>【メディアファクトリー】

*連載・一青窈のふむふむのヒトトキ(54回)

 [ 佐藤弓生 X 一青窈 (後編) ]


ひとと語録①
“不思議なものをなんでなんだろうって学術的にひもといていくのは好きなんですけど、わからない何かに触れる時は私、すごい怖がりになります”

ひとと語録②
“そっか。きっと私の場合は「これは大丈夫って思えば大丈夫」みたいな勝手なSF感覚があるのかなあ”

ひとと語録③
“ああ。私もいっぱい自分だけのおまじないみたいなものを持ってて、それこそ横断歩道の白いところしか歩かないみたいな、子供じみたくっだらないことだったりもするんですけど、そういうのはまだ自分の詩に落とし込んでないかも。誰かに伝えたらその効力がなくなってしまいそうで、言葉にしてしまうことすら怖いんですよね”

ひとと語録④
“好きですね。建築って詩とわりと近いような感じがするんです。建物を観てると、物語あるいはその人物が見えてきて。それって映画を観て監督を想像するよりはるかに、建物を見て建築家を想像するほうが容易で”

ひとと語録⑤
“上海バンスキングの時代、私もすごい好きです。異人娼館とかキャバレーとかそういう世界に興味があって”


ひととpic up
パントマイム集団「水と油」/フィリップ・ジャンティ