一青窈ジャーナル

ジャーナリズムの中の一青窈/ジャーナリスティックな一青窈

朝日新聞 GLOBE 映画クロスレビュー 一青窈

2012年05月10日 21時15分07秒 | 一青ジャーナル・映画
『朝日新聞』(2012年 5月 5日朝刊)       1頁【朝日新聞社】

*映画クロスレビュー『オレンジと太陽』 
                「児童移民」に寄り添った女性の実話


ひとと語録
“何より、主人公が人生を通して裏切りを受けた人たちのために働き、彼らを絶対に裏切らない!という真摯(しんし)な態度で活動してきたことが支柱にあるので、この映画の感触は気持ちが良い。たくさんの人々の悲しみを一気に背負って、それでも「あなたの苦しみはあなたの歴史で私の歴史ではない」と言える彼女の生き方は実直だ。人のために働く人は、人に助けられる”

“人は話す前から答えを知っている。けれども苦しみを、経験として通過してゆくことが大切なのだ”

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