一青窈ジャーナル

ジャーナリズムの中の一青窈/ジャーナリスティックな一青窈

ダ・ヴィンチ 一青窈のふむふむのヒトトキ 穂村弘(後)

2005年01月10日 03時12分59秒 | 一青ジャーナル・家族
■『ダ・ヴィンチ』(2005年2月号・月刊誌)2頁
    <取材、文・瀧晴巳/撮影・冨永智子>【メディアファクトリー】

*連載・一青窈のふむふむのヒトトキ(18回)
      [ 穂村弘 X 一青窈 (後編) ]


詩人・穂村対談、後編は恋愛談義に花が咲く。

ひとと語録①
“私も自転車盗まれた時に、自分は人を信じていたのにどうして盗まれるんだって唖然として。だったら鍵をかけないよ、いくらでも持っていけばいいさと。それを遂行していけばいずれ誰もとらなくなるんじゃないかって。おかげで何台もなくしてるんですけど”

ひとと語録②
“100%の(愛情を注がれた)状態のまま両親をなくして、その夢の中に今も居続けている。それは私の強みであり同時にもろい部分だとも思うんですけど、そこを信じていないと書けない”

ひとと語録③
“私、(記憶が)すごい抜けがちで。最近親友に真顔で言われちゃったんです。「人と関わっていく上で記憶が抜けていくというのは思い出がなくなるってことだから私は悲しいよ。そんな窈は人を好きになる資格はない」って”“『博士の愛した数式』みたいですよ。博士は体中にメモをはってましたけど、私はパソコンの中に記録を残していて。自分はこういう仕事をしてるから忘れてもしょうがないんだって言い続けてはきたんですけどね”


ひととpic up
『博士の愛した数式』/マイケル・J・フォックス