土曜日はDVDを観た後、本屋さんにスケビ:SAを見に出掛けました。
モスキートを作り始める前にタミヤのHe219を作ろうかと思って、20年以上前の創刊号を出して読んだばっかり。
今回のSAもUhuの記事があったので、ご購入。
SAが出た時、こんなマイナーな機体が特集なんて、飛行機プラモ専門誌はやっぱ違うな、と期待したものです。
Nobさんと今邦さんのページが、個人的な目玉だった頃。
創刊号より前にドラゴン1/72は作っていました。
実物のUhuの上面迷彩は、明るい灰色の地に暗い灰色のスポットを塗ったのではなく、暗い地色の上に明るい灰色の線をウネウネと塗ったということを後で知りました。
なので次にタミヤを作る時は、下面は黒で上面は実物通りの手順で塗ろうと思っているのでした。
そのドラゴンのUhuと百式司偵、まだマスキングを取っていないモスキートと並べてみました。
大柄なのに極端に胴体が細いUhu。
司偵も重心より前の荷重が過大なので、機首を引っ込めている感じですね。
確か重心の位置の胴体内に燃料タンクという、飛ぶだけなら理想的な配置だったかと。
ナセルの空力処理に各々の設計思想の違いが、見て取れるのかも。
下面のミディアムシーグレーは金曜日の晩に塗ってあったので、土曜の午後からは上下の境界をマスキングして、2色迷彩のオーシャングレーを全体に吹きました。
ずっと雨が降っていますが、室内は湿度59%なので吹けないことはありません。
でも、水取りフィルターのドレンを切ったら、ティッシュが一発でグジャグジャになるほど水が溜まってました。
1/72だし迷彩の塗り分けは、浮かせないでピッチリ貼ってクッキリにします。
デジカメ時代なるとは想像もせず、写真を本気でやるならリバーサルフィルムだと、30年前にフィルムチェック用に買ったライトボックスの上でマスキングの切り出し。
原寸大に拡大した塗装図に、ケータイの保護ガラスを乗せて、ガラスに貼ったマスキングテープをカットします。
画像では見えないけど、ガラスが置いてあります。
カッターの刃が立たないし、表にはコーティングが掛けてあるのか、糊が効かないので、すぐ剥がせます。その上、裏面が粘着質なので、適度に図が貼り付いてズレません。
境目のウネウネラインだけ写し取って、中はテキトーに貼ります。
几帳面で上手い人のマスキングは、こんなにグジャグジャではありません。整然と貼られていて、マスキングすら美しいのです。
この画像は、こんなグジャグジャでやってるやつもいますよ、という意味。
それにしても、なんて狭い作業エリアなんでしょうか。
ミディアムシーグレーは、MRカラー飛行機特色のC363とC335の色調が違うので、2色を使ってムラに吹きました。
オーシャングレーはC362のビン生。
最後に吹いたダークグリーンはC361が何か茶色っぽくって、グリーン感が少なく、気にいらなかったので、日曜の朝5時から吹き直し。
特色を買ったので、今後使う予定のない旧ダークグリーンC23にテキトーに青を足して吹きました。
これは土曜の晩の状態。まだC361がイマイチだなあと思っているところ。
朝の一瞬だけ雨が止んだので、15分ほど犬の散歩に行けました。
画像ではわかりにくいですが、C361よりグリーンがかなり青いんですよ。
朝食後、長男と二人で録ってあったエヴァンゲリオンの映画を半分観て(一気に全部は疲れて、ジジイには無理です)から、マスキングを剥がしました。
ラウンデルとレターが一体型のニスの多いデカールなので、事前にクリアを吹いて乾燥中にこれを書いています。
私もマスキングの切り出しに何か良いものはないかと物色して、30年位前にカメラマンから上がってきたカラーポジのチェックに使っていたポジライトを使ってP-51Dのマスキングを切りました(4月28日の記事です)。
もう使わないと思っていたツールが思いがけずに役立つと嬉しいですね。
机の上で始めたのですが、迷彩の境目が見にくかったので、ふと思い出して数年ぶりに引っ張り出しました。hajimeさんの記事が潜在的に頭に残ってたんですね。なるほど。
古い安物なので蛍光灯が、インバーターじゃなくてチカチカするのが懐かしいというか。レトロでした。