日本海側の雪はひどいことになっているようですが、幸い濃尾平野の東の端では8cm程度しか積もりませんでした。
雪は降ったりやんだりですが、陽が出る時間が長かったので道路の雪は溶けてしまいました。
4連休の初日、土曜日はヨメはんが仕事なのでたっぷり自由に過ごせました。
新PCで発見。買った当初は電源ボタンが目立たず毎回探すので、目立つテキトーなシールを貼っていました。
この前PCデスクの掃除をしていた時にキーボードの何かボタンを触れたと思ったらいきなり電源が入りました。
すぐにシャットダウンして試しにテキトーなボタンを押したらやっぱり電源が入りました。
最近のPCはそういう仕様なんですねえ。知らなかった。
今朝はウキウキで張り切って5時台に起床し、ゆっくりと朝刊の土曜版を読みながらヨメはんが出かけるのを待ちます。
行ったらまず録り貯めたビデオの自分しか観ない番組を2本観てから2階に上がり、らじるらじるでNHK-FMウイークエンドサンシャインを大音量でかけて9時過ぎに作業を開始しました。
こういう時、玄関は施錠します。チャイムが鳴っても聞こえないので。
煙突のファンネルキャップ部の雨除け格子3個は整形型に両面テープで付いているので、エナメルシンナーで糊を溶かしてから外しました。
外したのを再度整形型にはめて、内側の輪を載せ瞬間接着剤(CA)で接着してからメタルプライマーにそのままドボン。
引き揚げてキムワイプの上で水切りしている画像です。
拡大するまで中央のハブ表面がこんなに汚いとは気づいてませんでした。
整流板を貼った煙突の穴の中は先に艶消し黒で塗装しておきました。
型から外す前に脚の長さを切り揃えてあるので、ほぼ修正なしで煙突の薄い縁にピタリと載りました。
3個で36本の脚のうち3本ほど短くカットしすぎて接地しないのがいたので、間隙の大きいのは銅線の破片を接着し、間隙の狭いところはCAでつなぎました。
CAはゼリー状とノーマルの2種類をパレットに出し、混ぜながら濃度を調整して使用すると本に書いてあったので真似しました。
ちゃんと治具立てをして事前に計画した通りに丁寧に作業すればできて当たり前だとは思いますが、想定外にうまくできて少しびっくりしています。
仕事中もずっとイメージトレーニングしてたもんなあ。
かなり時間をかけて整形型のサイズを煙突口よりひと回り小さく調整したのですが、その「ひと回り小さく」がたまたまピタリだったのでしょう。
この時点では手前の第一煙突の前後の煙道の間に整流板が必要なのに気づいていません。
ダマにならないように薄めの塗料で何回か吹きました。
艶消し黒ビン生ではなく少しグレーを足してあります。
塗装の途中で格子の前後間にある仕切りのような整流板を追加しました。
格子の前後間隔を狭くしすぎたので、整流板に角度を付けられませんでした。
整流板はストライプのt0.14、w1.0mmですが、高さはもう少しあった方が良かったかも。
あれっクモの糸。拡大するまでCAの糸を引いたまま塗装したことに気づきませんでした。
第二煙突の方がすっきりできました。
糸も引いてないし、中央のハブをやすって平らにできたので。
塗装しても内側の環状線は上にちょこんと載っている感じが否めませんね。
艶消し黒は煙突を吹く際に船体にも吹いておきました。
舳先を日本刀のようにシャープエッジに削ったので、肉厚が薄くなって光が透けて軽く見えるのを防ぐためです。
艦底色は手持ちのクレオスのにしようと考えていましたが、赤ではなくレンガ色のようで茶色過ぎると以前から思っていました。
なので試しにタミヤラッカーのダルレッドを買ってみました。
タミヤのはかなり赤く、艦底に塗った塗料そのものの色という感じで、使用感がなくこれも少しおかしい。
クレオスのは塗ったあと月日が過ぎて、濁って汚れた色を表現しているのだと思いました。
汚れは場所によって様々なレベルで着くはずなのに、汚れた色を全体に均一に吹くというのに違和感がしたのです。
クラキンさんがシルバーを吹く前の下地の色を変えることによって、上塗りのシルバーの仕上がりを変化させるというテクを使われていました。
それを応用して、下地に黒を吹いてから赤いタミヤの艦底色を上塗りしようと思いつきました。
隠ぺい力が強いシルバーでさえ下地が響くなら、赤系は隠ぺい力が弱いのでどんな色になるのか実験です。
甲板の部品が付いて見えなくなる位置にM3のタップを切って、塗装の持ち手をネジ込みました。
やっぱり黒の上から赤いタミヤを吹いてもクレオスのようなレンガ色っぽい色になり、なかなか赤が発色しません。
あともう一層薄めに赤をムラに吹いてウエザリングの下地とします。
並行して艤装の部品を組んでいますが、船体には接着せずにリノリウム甲板と鉄甲板の塗分けまで進めてしまいます。
その後、リノリウム押さえを半埋め込みにするためPカッターでミゾ彫りの計画です。
4連休の2日目は買い出しかな。
楽しい初日はあっという間に過ぎました。でも飛び石の3日目も独りなんだな。
食習慣を変えて1年半以上になりますが、徐々に減っていた体重が5Kg減ったところで停滞していました。
一方で休肝日は年に5日ほどで、30年以上ほぼ毎晩酒を飲んでいました。
ふと、もっと歳をとっても飲み続けられるようになりたいと思い、平日に2~3日飲まない日にしてみました。
すると2週間で体重が0.5Kg減りました。
そのうえ今まで昼飯なんか食べなくてもひもじくもなかったのに、夕方になると腹ペコです。
今までカロリーの収入と支出がトントンだったのに、どうやらアルコールを控えたら赤字になってしまったみたい。
アルコールで体重を維持していたんですねえ。少し休肝日を続けてみようと今は思っています。
休肝日にすれば夜もプラモデルを作れるか、と考えていましたがそうでもないようです。
ハセガワの雪風の探照灯の見張り台は、手すりが壁のように成型されています。
たいていの作例は壁のモールドを切り取って、PEパーツに置き換えています。
純正のPEパーツにはここの手すりは入ってないので、他から流用しているようです。
ここの手すりのためだけに高いPEパーツを買うのはもったいないので、伸ばしランナーでやってみようと思いました。
こういうことも大渕本では当たり前のようにやってます。
縦の柱はイモ付では弱いので、ドリルで穴を明けて挿し込み接着したいところ。
小径の穴あけはモーターツールを使います。
しかし昔から使っている安物はブレが大きく、ラフに削る作業には問題ないのですが、細いドリルに使用するには少々心許なく。
これの唯一良いところはドリルチャックが使えるところで、一般的なモーターツールは2.35mm径のビット専用なのでいろいろな径のドリル錐を咥えられないのです。
でヨドのポイントが溜まっていたのでブレが少ないと評判のスジボリ堂のモーターツールを買っちゃいました。
モーターツールと書いているのはリューターというのが登録商標で、ある1社のみの呼び名だからなんです。
ドリルを咥える2.35軸のチャックも合わせて買いました。
ビットを見ないと回っていることを忘れるほどブレません。
おかげでポンチマークに正確に当てられてスムーズに穴を明けられました。
伸ばしランナーを芯金に巻き、熱湯を掛けると輪状に形状が固定されます。
真鍮線の感覚で狙いの径よりも細めの芯金に巻いたのですが、まったくスプリングバックせずぴっちり芯金の径になりました。
ランナーは最初0.2mmにするつもりでしたが、強度的に非常に弱かったので0.22〜0.25mmの箇所を使うことにしましたが、この0.数mm差でまったく硬さが違うことを知りました。
拡大して気づきましたが、右の2本目の縦の柱は輪と接していませんね。
接着を外して付け直すか、縦柱の位置を変えるか。
煙突のファンネルキャップ雨除け格子は3個とも線材の整形は済みました。
格子を煙突に接着する前に整流板(ルーバー状の)を付けました。
この整流板を付けるために煙突の穴を塞いだんですから。
タミヤのt0.14プラペーパーよりもイエサブのストライプの方が接着しやすいので1mm幅のストライプを貼りました。
数はテキトーで実物の枚数は確認していません。
手すりを伸ばしランナーで作ったり、整流板をストライプで作ったりしてだんだんこのスケールのサイズ感がわかってきました。
船首楼のラッタルもプラバンでできる気がしてきました。
リモコンや操作盤で「3秒長押し」とあると、ただ長く押せばいいだけなのに他のボタンよりも強い力でギューッと押してしまう私はおバカさんです。
雪風を作るのに実物資料としては手持ちの 歴史群像 太平洋戦史シリーズ 水雷戦隊2 陽炎型の方ばかり見ていましたが、ふと水雷戦隊1 特型の方も見てみたら1/50の精緻なフルスクラッチ潮の模型が掲載されていました。
1/50と大きいためかなり細部まで作りこんであり、戦争当時の不鮮明な写真よりもよっぽど参考になりました。
気になっていた煙突の雨除け格子の様子もよくわかりました。
放射状の管は12本で格子中心の円形のハブまで再現してあります。
12本にしておいてよかった。
船体にサフを吹くのと並行して、格子の曲げ型の中心にt0.5のプラバンを3mmのポンチで抜いた円盤を貼り、両面テープで銅線のクモヒトデを固定し曲げてみました。
長めの脚をニッパーで切りながら位置決めします。これほど細い銅線ならばプラニッパーでも切れます。
1段目と円盤の段差をパテで滑らかに埋めるのを省略してもなんとかなると思っていましたが、さてどうか。
もう少しふっくらと、お椀を伏せたように修正する必要があるようです。
12本と数が多いしハブに見えるように中心にハンダを盛ったのですが、やや多すぎました。
目視ではよく見えず、写真に撮って拡大してやっと気づく感じです。
両面テープから剝がすときはエナメルシンナーをつけると糊が溶けるので変形させずに外せます。
これもこの大渕本から得たノウハウです。
この著者は非常に考え方が合理的で、賭けとか偶然の成功とかではなく、堅実で再現性の良い科学的な工法を考案されるので勉強になります。
キットでは板状のモールドになっているけど、実物では手すりのPEパーツには無い箇所を見つけてしまったので、どうしましょうかねえ。
中部地方は晴れて風もなく穏やかな週末になりました。
食器洗い乾燥機の設置業者が来るので外出せずに家で過ごしました。
今月はエアコンと食洗器合わせて40栄一消えるというのに、国の補助金が切れるためか電気代がべらぼうに高く寒い1月になりました。
多額の政治献金をする輸出中心の大手メーカーや投資家の株価維持のために、金利を上げず円安を容認している政策のせいでエネルギーコストが上昇する、そのしわ寄せなんですよね。
駆逐艦のファンネルキャップの雨除け格子(機関を止めて停泊中に煙突から雨水が侵入しないようキャンバスを張る際の骨組み)を半田付けで組んで、キットのファンネルキャップパーツに付けようとしたところおかしいことに気づきました。
試作品はなにも疑わずにキットと同じ10本で銅線を半田付けしました。
キットのモールドを切り飛ばして銅線を刺す穴を明け始めたらなんかおかしい。
他の方の取り付けた角度と違う気がします。
それでネットや手持ちの雑誌で何本が正しいのか確認を始めました。
艦船模型スペシャルNo90号のインフィニモデルのPEを使用したハセガワ1/350の作例は12本でした。
艦船模型スペシャルNo3号のニチモ1/200のキットに真鍮線で自作の雨格子を付けた作例では10本。
学研歴史群像No19陽炎型駆逐艦の表紙の画では12本のように見えますが、本文中の1/200のフルスクラッチモデルは10本で作ってありました。
森恒英著 日本の駆逐艦の図では12本でした。
新しい作例や新しいネット記事で12本が多く見られたので、本番は12本で半田付けすることにしました。
試作の10本は一発でうまくいったので12本でも問題ないだろうと考えていましたが、新たに3個半田付けしてテープを外したら3個とも11本しかついておらず1本取れました。
試作を踏まえて、中心に密集する先端は斜めにカットする(竹やり)などの改良をしたのにダメでした。
それで取れた1本を足して手直ししようとそのまま11本の中心にコテを当てた途端、一瞬のうちにあちこちに散らばって修復不能になり没。
手抜きしては駄目ですね。再度11本をテープで止めて1本足すとうまくいきました。
3個必要なので試作の10本やつにも2本足してなんとか3個確保しました。
ファンネルキャップのモールドを取り除いた楕円の輪状のパーツは、強度がガタ落ちで非常にもろく何度も折ってしまうので先に煙突に接着しました。
雨格子を細くすると中が丸見えなので、薄板で煤煙の整流板をルーバー状に貼るつもりです。
そのベースとするために煙突の穴を塞ぎました。艶消し黒で塗るので穴が開いていなくてもわからないはず。
12本足のクモヒトデのような格子をフリーハンドで上手くドーム状に曲げる自信がないので、曲げ型を作ることにしました。
煙突の外周よりも0.4mmほど小さくプラ板を切り出しました。
これにもう一回り小さいプラ板を上に貼って厚さを稼ぎ、段差をパテで埋めればなだらかな古墳のような型にできるのではないかと。
土曜日は食洗器の工事終了後から晩飯まで半田付けして、日曜日の午後は煙突のふた2個と曲げ型の1段目を3個作ったら夕方になりました。
銅線を曲げ型で曲げて同じ長さにカットし、脚の長さを揃えることができるのか。
当初は外周縁の輪に0.2mmで穴を12個明けて刺すつもりでしたが、縁の幅が0.5mmしかなくうまく穴を明けられませんでした。
穴ならば脚の長さが多少違っても調整可能ですが、ただ載せて接着するだけでは12本すべて接地は少々難易度高いかも。
孔を貫通させないまでも、ニードルの凹みだけでもあれば位置決めにもなるし接着強度も上がるかな。
検討とイメージトレーニング中です。
年末に購入した新PC:WIN11機が快適です。
前のPCは立ち上げまで5分以上掛かっていたと思いますが、それが10数秒でPIN入力です。
12世代のCORE i5なのでそれほど高級グレードではありませんが、ゲームなどやらないので十分すぎるほどです。
15年位壊れずにもってくれれば人生最後のPCになるのでしょう。
それと3連休中に新しいエアコンが付きました。
リビングダイニング20畳弱で以前のは4.0KWでしたが、パワーに余裕がなかったので5.6KWに上げてみました。さてどうでしょう。
甲型駆逐艦は船体を仕上げつつ、飽きたら艤装部品をひとつひとつ調整ながら組んでいます。
艦橋の窓ですが、たいていの雑誌作例ではオリジナルの透明樹脂で成形したパーツを使用せずにエッチングパーツ(以下PE)の窓枠に置き換えていました。
窓に使用できるPEを持っていないので成形のパーツを使うことにしました。これだけのために買うことはないと。
金型にキズがあるのかパーツの内側表面が荒れており大げさに言えば氷砂糖状態だったので、#800のペーパーからコンパウンドまで磨いて透明度を上げました。
表側にもヒケがあるのですが、窓枠のモールドがあるので手を付けませんでした。
煙突の上部:ファンネルキャップの雨覆管(雨格子)ですが過去のキットに比べるときれいに抜けているし、昔より表現が格段によくなりました。
1/350ならこれで十分だと思いますが、この雪風はいつかニチモの1/200初月を組むためのテストベッドも兼ねているので、ネットの先達の真似をして金属線で置き換えることにします。
うまくできるかどうかわからないので、成形パーツを切り取る前に試作しました。
最初ワイヤーカットで使用済の焼鈍された0.2mmの真鍮線を使ってみましたが、まだ少し弾性があって整形しにくいので家電用電線の中身の銅線を使用しました。
実測で0.17mm径だったので、手持ちで一番細い0.2mmドリルの穴に挿せば丁度良さそうです。
実物の雨覆管の写真を見ると径20~40mmくらいの鋼管を鋲で組んでいて、放射状の中央には直径200~300mmくらいの円形のハブのような部品がありました。
道路で例えれば環状線の内側の線の整形には型を作りました。これもネットで1/700でやられている方の工法を真似しました。
この型に4周ほど巻き付けてカッターで4個一度に切り落とします。
形状を少し手直しして、マスキングテープで固定し半田付けの準備をします。
環状線に対して甲州街道のような放射状のものは6:00のみ直径1本通しで、他は半径長で中心に突き当てです。
線材に柔軟性がないとあとでドーム状に曲げるのに苦労しそうですが、あんまりグニャグニャでもこういうときに伸ばしながらやるはめになります。
テープでの固定に時間が掛かりますが、半田こてを当てるのは1秒程度。
半田の量はこての半田メッキ分だけで十分。
よいフラックス(うちは二子玉のいさみやの)を使えばすぐ流れます。
放射状の方は少し半田を足して、中心のハブに見えるよう丸く盛ってやすりで平に削りました。
0.1mmの銅板を0.8mmのポンチで抜いたものを上から貼ろうかと用意しました(右斜め上の銅色の丸いやつ)が半田だけで良さそうです。
環八の内側の環七は瞬間接着剤で貼ります。
何とかやれそうなので、モールドの雨覆管を切り取って環八モールドの位置に穴を明けます。
あと2個なんとか頑張りましょ。
明日は出勤だ。早く引退したい。
もうすぐヤリイカ釣りも始まるし忙しいな。
夕方、犬の散歩をしていたら大きな月が出ていた。調べたら明日が満月でウルフムーンというそうだ。