goo blog サービス終了のお知らせ 

模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

梅雨明け第1週

2020年08月02日 | お船

64年東京五輪の開会式は、晴れの特異日の10/10に計画して見事に晴れましたが、今年コロナ禍が無く予定通り先週行われていたとしたら、梅雨明け第1週の晴天の連続という思惑は外れていたわけですな。
晴れたので、担当者が2時間くらいかけて収穫した、ブルーベリーです。

3種類植えてあるのですが、一番早く熟す木の獲れ始めは大きくておいしいそうです。
そうですというのは、あまり果実は好きではないので、生では食べないので。

英輸送船団の忠実な牧羊犬であるところの、護衛艦。
ウエザリングとフィルターを並行して進めるため、デカールを貼ってつや消しクリアを掛けることにしました。
まずはデカール貼り。

船体は塗料自体がつや消しだった上、雑に吹いてしまったので、表面がザラついていましたが、デカール下地にクリアを吹かずに進めます。
この条件でシルバリングしないで済むかどうか、タミヤの新しいマークフィットスーパーハードのお手並み拝見です。
旧モデラーズのデカールフィットとGSRのデカール軟化剤は香りが似ているので、同系統の成分だと思っていますが、その代替えとなれるのか。
タミヤは同社従来品ハードタイプとはまったく成分を変えてくるのかと思ったら、この新製品もIPAそっくりの似た匂いです。

モデラーズのは塗るとクシャクシャになるくらい軟化して一瞬焦りますが、乾燥するとちゃんと密着しているという用法。
「塗ったら、あとは俺に任せとけ、おめえはいっさい手を触れるんじゃねえ。さっさと寝ちまいな。俺が密着させている間、部屋を覗くんじゃねえゾ!」という、まるでアニキ肌の鶴の恩返しのようなお方。
待てずに2度ほど乾燥前に触って破いたことがありますが、放っておけば翌朝うまく貼れてる感じ。

一方、タミヤの新製品は効きは穏やかですが、ちゃんと軟化させます。
その軟化の具合が絶妙で、軟化してから綿棒で触っても、破れるほどには溶かしません。
1回塗って、それが乾燥し始めてシルバリングが起こりそうになったところがあれば、再度上から塗り重ねると、よく浸透してエアの空間を埋めて、エアを集めていきます。
そこを綿棒で押して密着させる感じ。外周部が密着していると押し出し切れないので、針で突いてエア抜きをしました。
「ボクは軟化させて密着するように働きかけるから、君はボクのいう通りに綿棒でエアを集めて押し出して!さあ始めよう。」という、なんか優等生がリーダーシップ発揮して共同作業を強要するというか、子供の頃から最も嫌いなタイプのヤツです。
でも今回、このレベルのデカールとは相性が良いようで、うまくいきそうです。
これだけザラザラな面でシルバリングしなければ、かなり優秀だと思います。今のところは。

このキットのモデルであるK166スノウベリー号の主砲には、アヒルのマスコット画が描かれています。
デカールの黒枠の中は無色透明なので、砲塔シールドの対角線下半分の水色を吹くときに、デカールの形に下地を同時に水色で吹いておきました。
黒枠の中の色が、少し違って見える気がするのは、目の錯覚かニスの透明度が悪いからです。

平日にスムーズクリアを吹くつもりですが、船体の舷窓にはガラスを入れてあるので、マスキングが面倒だなあと思う今日子のゴロ寝。

アラド240はサフで傷チェックして、RLM76で全体を塗りつぶし。
双尾翼の内側は吹きにくく、ザラつきを起こしやすいので塗装後接着します。

リモート銃座は、銃身だけ後から挿し込めるようにしました。
銃座は回転可動に組む指示ですが、追ってくる敵機はいないようなので、固定で接着します。

ラジエーターが見当たらないのですが、ダクテッドスピナーってことは、エンジンの前方に円形のが置いてあるということなのでしょうか。
飛行機は左右、上下のモナカ合わせの接着線消しが下手なので本当に面倒くさいです。
何か自分に合った楽な工法考えないとなあ。まず最初の接着時点がダメなんだと思うんですよね。

1週間行けば、お盆休みだ。在宅自粛の。


4連休が終わってしまう

2020年07月26日 | お船

この週末が、今年の梅雨の最後の週末になりそうですね。
ずっと家にいても食べる量を減らさないから、どんどん太ってしまいます。困ったもんだ。

カナダのエスコート艦はこの連休でだいぶ進みました。
整形、塗装、貼り付けというサイクルですが、塗装後、貼り付けないで載せた状態で記念写真。
そろそろデカールを貼って、つや消しクリアを吹いて、ウエザリングしておかないと、全部部品を付けてからでは、ふき取りが届かないところが出てきそうな気がします。
なので、先週作ったカッターや救命ボートはまだ接着していません。


前部のキャビンのルーフはウイングというんでしょうか、左右に張り出しており、それをトラスで支えています。
イギリスものに非常に詳しい方が、このキットを実物に忠実に改造して素晴らしい作品を完成させていらっしゃいます。
そのツイッターを参考にさせて頂いて、自分のウデでやれる範囲で真似させて頂いています。
例えば、このX字のトラス部分などがそうです。
実物と形状が違うとのこと。キットのパーツはヒケもひどかったので使わずに、エバグリのプラ棒で作り置き換えています。
おかげで実物と似てるかどうかよりも、細くスッキリできました。
資料も持っていないし、この艦に詳しいわけでもないので、忠実なスケールモデルを作る気は元々ありません。
実物と違う箇所を見つけたら、できるレベルなら改造し、択一の部品があれば、自分好みの形状の方を採用するという、ユルユルなナンチャッテモデリングです。


砲台のフェンスの上辺には、プラストラクトの0.3X0.3プラ棒を貼りました。
伸ばしランナーの丸棒よりも接着面積が広く取れると考えたので。

アップで見ると、フェンスのセンターと合ってないなあ。
このレベルならできると思って改造しましたが、片目つぶって70点っていう甘々採点ですな。

湿度が高いのと、ゼリー状瞬着の使用が、たまたま今日は合っていたようで、比較的容易にできましたが、ズレてちゃねえ。
肉眼ではわからないから良しとします。


連休、矢のごとし

2020年07月25日 | お船

今年のお盆の埼玉帰省は、あきらめた方が良さそうですね。
墓参りに年寄りを連れ出すのも無理そうだし、ウイルスを持ち帰ってもまずいですから。

さて花級の駆潜艇。20個くらいまとめて部品を切り出し、バリ取りして塗装し組立、また20個くらい切り出し・・というサイクルで匍匐前進のように進めています。
いちいちエアブラシを洗ったりするので手間ですが、似たような部品が多くてわからなくなりそうだし、無くすのもイヤなので我慢して。


パッと見、変化が無いですが、どこが進んだのか。
前のキャビンの三方にはテラスのような回廊があります。
テラスの左右には衝立がありますが、それを立てました。
それと煙突のハシゴとH型のキャップが付いた烹炊用(?)の黒いパイプ煙突を、メインの煙突に沿わせて付けました。

小物の艤装ばかりではつまらないので、主砲の砲台も進めました。
ふるいのメッシュに2mm幅の帯金を半田付けしたフェンスの素材に、5mm幅に切り出したマスキングテープを貼り、罫書線の代わりにして所定の幅に切り出しました。
マスキングテープは予め砲台の外周に貼り、長さを実物合わせにしてあるので、幅と長さを一度に切り出しました。
塗装して、フェンスを砲台よりも小さなビンに巻き、曲げクセをつけ接着します。
接着はガッチリ付けたかったのでエポキシにしますが、乾燥時間が長いので固定治具を作りました。
急がば回れです。


その辺に転がってたアルミ板に3mm孔を明け、砲塔の穴を3mmに拡大して、M3ネジで固定。
最初、ハタガネで締めようかと思いましたが、1本しか掛けられないので断念。
針金でバンセンのように巻いて締め上げようかとも考えましたが、塗装を苛めるのでボツ。
こんな風に固定しました。

エポキシは位置合わせがゆっくりできるので良いのですが、初期粘着力が弱いので、すぐに動いてしまい何度もやり直しました。
始点だけでもゼリー状瞬間などで仮止めするのが良いのかな、と後から思いました。
一晩置いたらしっかり付きました。

治具に接着しないように、シールの剥離紙を間に挟みました。
メッシュの上辺には何かをぐるっと貼らないと、切りっぱなしが剥き出しではおかしいです。
現在の第一候補は伸ばしランナーですが、思案中です。

さてと、塾に迎えに行きましょう。


暑くはないのでまだいいが

2020年07月23日 | お船

先々週の検診の結果が届きました。
検査当日のエコーの技師の振る舞いが気に掛かっていて心配でしたが、脂肪肝の疑いと書かれていただけで、久々に再検査指示のない診断でした。
再検査が無ければ無いで、見落としではないかと心配になる、小心者なのでした。


さて、4連休初日。
粉フルイから取り出したメッシュを片付けてしまおうと、手を付けました。
仕事中も、切り出しから半田付けまで、何度もイメージトレーニングしました。
枠から外したらテンションが抜けて、メッシュが歪んでいるのを、目が直交し平らになるように手で矯正。
45度の傾斜になるように基準線を引きました。
フェンスの高さは5mmに決めたので、広めの8mm位で短冊にエッチングバサミで切出しました。

切り出すときも、同じラインで慎重にマスがずれないように。

砲台は直径が約40mmで、8時20分の所に2か所出入り口があります。
なので、長さは80mmと50mmの2個、長めの短冊に切り出しました。
ここまでがうまくいけば、成功すると予想していましたが、なんとか合格。
結構時間が掛かりましたが、この先半田付けはあっという間です。

帯金は2.0x0.4が在庫にあったので、やや厚いけど採用。
砲台のプラの厚みが1.7mmほどなので、帯金が砲台床面より0.3mm立ち上がる感じになるはず。

帯金の片面に半田メッキしてから、1本線を引いたボール紙に曲がらないようマスキングテープで固定。
帯金の上に、下辺に合わせて、メッシュをテープで数か所固定。
テープは長手ではなくクロスに貼りました。

フラックス塗布。テープとテープの間に鏝(鰻は今年はまだ食べていない)を当てて仮止め。
テープを移動して全体に半田を回しました。
帯金が厚めだったせいか、熱で伸びたりせず変形しなかったので、ガッチリ、ヘロヘロならずにできました。
高さと長さををトリミングして、丸めればできあがり。
イメージトレーニング通りできて、今日はいい日だ。

雨はシトシトだったので、アラドの内部色のパーツ、脚庫内や脚柱などRLM02の部分をまとめて塗ってしまいました。
合いが良いので、助かります。

主翼は後縁を薄々攻撃して貼り合せ。
胴体へはまだ付けてません。
翼面荷重が大きくて取り扱いが難しかったというだけあって、翼も全体も随分小さいですね。

休日なのに、今晩、受験生は塾だという。休みなのに飲めないのか。


今週は短かった

2020年07月22日 | お船

GOTOという文字を見るたびに、全国の後藤さんはドキッとしていることでしょう。
旅行に行けと国に言われてもねえ、雨ばかりじゃどこに行っても面白くもないでしょうに。
我が家はこの連休、ステイホームを率先して実践しますよ。

今月のアマモは、ネットモデラーこぞってステマかと思うほどの高評価でした。
「オラはぜってぇその手には騙されねえだヨ」と用心深く読みましたが、ハイ、永久保存版決定です。
いつかはジオラマもやりたいし、鉄道模型のレイアウト製作にも戻るかもしれない。
小学生の頃、近所の材木屋からおが屑をもらってきて緑に染めてパウダーを作ったり、大人になってからは、納品の梱包材として入っていたスポンジを集めて緑に染めてストックしたり。
部屋いっぱいに線路敷くためには大量の緑が必要だと、集めていました。(今も捨てずにあるけど)
そんな私には非常に有益な情報満載。でも今時の既製品はリアルで楽な分、高価ですね。
つまり時間を買う、昨今はポテサラ効果というらしいです。
グリーンマテリアルのカタログとして、雑誌よりムックに近い、かなりの情報量でございました。
そしてお約束の。

言えてねえし!プロの編集者が趣味人師匠並のギャグのセンスか、はたまたタイプミスか!
職場の昼休みこれを見つけて、ひとりニヤニヤしておりました。

なんの旅行計画も何にも無いのに、半年も前から有給休暇を申請させ、半ば強制的に消化させられます。
実は今週の月曜日、きっと梅雨明けしていて釣りに行くだろうと、半年前に読んで有給を入れていましたが、見事に外れダラダラした休日となっていました。
なので、今週の出勤はわずか2日で、連休に突入であります。

月曜日もおうちで一人、お船の工作。
1/72のフラワー級を製作されている、イギリスの方は円形の砲台の外周に、エッチングでこんなフェンスを付けてらっしゃいました。

1/144でもエデュアルドのエッチングはあるのですが、高価なので買えません。
ここで逆ポテサラ方式、貧乏人は手を動かせ!です。
20年近く前に100均でこんなものを買ってありました。未使用なのに、いつの間にか錆びてるし。

かなり細かいメッシュなことと、SUSではなく黄銅製なので扱いがよさそうで、何かに使えるはずと思い買いました。

これをバラシて、ブリキかトタンの枠は捨て、網を取り出しました。
黄銅なので半田が容易です。それでも上辺の線の表現に真鍮線は難しそうなので、帯金でも付ければちょっとゴツイけどらしくできるかも。
後甲板から組み始めて、やっと前のキャビンまで手が付き始めました。

実に楽しいです。
1/144のフギュアを乗せたいなあ。