「アルゴ船座」は、今はない。
18世紀にフランスの天文学者ラカイユが、アルゴ船座はあまりにもでかいからというので、
帆・帆柱・艫(とも)・竜骨(りゅうこつ)のパーツに4分割してしまった。
さらに、ラカイユは帆と帆柱は似たようなものだと、帆柱を削除して、当時の最新航海機器、
羅針盤に変えてしまった。念の入った改ざんだ。
おかげで、全くイメージがわかなくなった。帆も艫も竜骨も元の絵姿すらよくわかっていないのだから。
もっとも、ラカイユが勝手すぎるとばかりは言えない。
星座は、もともと星空の場所を示すのに使っていたわけだから、星座を設定したプトレマイオスの頃から
「アルゴ船座の帆の部分に..」などとわざわざ小分けして言い伝えたようで、
ラカイユはただ「アルゴ船座の」というフレーズを省略したにすぎない。
勝手な改ざんとすれば帆柱を羅針盤に変えたくらいか。
ただ、物語となると、アルゴ船全体として登場してもらわねば、幕が開かない。
18世紀にフランスの天文学者ラカイユが、アルゴ船座はあまりにもでかいからというので、
帆・帆柱・艫(とも)・竜骨(りゅうこつ)のパーツに4分割してしまった。
さらに、ラカイユは帆と帆柱は似たようなものだと、帆柱を削除して、当時の最新航海機器、
羅針盤に変えてしまった。念の入った改ざんだ。
おかげで、全くイメージがわかなくなった。帆も艫も竜骨も元の絵姿すらよくわかっていないのだから。
もっとも、ラカイユが勝手すぎるとばかりは言えない。
星座は、もともと星空の場所を示すのに使っていたわけだから、星座を設定したプトレマイオスの頃から
「アルゴ船座の帆の部分に..」などとわざわざ小分けして言い伝えたようで、
ラカイユはただ「アルゴ船座の」というフレーズを省略したにすぎない。
勝手な改ざんとすれば帆柱を羅針盤に変えたくらいか。
ただ、物語となると、アルゴ船全体として登場してもらわねば、幕が開かない。
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