うべプラネタリアン

プラネタリウム解説の活動を通じ、いろいろ感じたことをさまざまに語りたく....

かみのけ座銀河団....(10101)

2010年05月05日 20時50分31秒 | うべプラネタリアン
数日前、NASAのHP“APOD”にかみのけ座銀河団の画像が載っていた。
太陽から数億光年離れたところにある大銀河団で、映っている米粒状の星は全て銀河。
それぞれが、恒星や星雲やブラックホールやらなんやらかんやら何千億個という天体を含んだ
天の川銀河と同じ銀河だ。そりが何とたくさんあることか。
この画像の画角は空のピンポイントの範囲、かみのけ座の一角だ。
かみのけ座は、今一番見頃の星座で、しし座の臀部にある。
ライオンが尾を振れば掃き落とされるようなところに位置する小さな星座だが、
そのむこうのむこうの更に更に彼方の世界は膨大な深淵の覗けるところだ。
こんな映像を下敷きにして、こどもの日に、わけのわからない宇宙談義をしたいな。
来年の企画として、「親子で遊ぼう深宇宙(仮題)」という天文講座を企画しよう。
ままよ、来年まで待つこともないか。

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