goo blog サービス終了のお知らせ 

蹴球放浪記

緩まない、緩ませない。
横着しない、横着を許さない。
慌てない、「だ」を込める。

疾風怒濤の一日。

2007-08-12 23:24:50 | 現地観戦記

本当にふへぇ、の一日。

 

朝早く起きて、ご飯食べて自転車で天神に出る。
薬院の麺通団、「開いてます」という札がかかってた、
時計を見るとまだ10時、うそだろ、と思って入ってみるとまだだった。
「準備中」の札をちゃんと下げてね。

 

隣のローソンで蒸しケーキ食べて、岩田屋地下の駐輪場に自転車入れて
西鉄ホールのロビーでペットのアイスコーヒー飲んでぼけーとしてると
えりこさんがやってきたので、先週のお礼を言ってキャッチボールを少し。
プロフの写真、前のやつがインパクトがあっていい、ということばをいただいたので
入るかどうか再度やってみたら、何とかなりました。

 

そのあと地下の牛心で牛丼食べて、また上に戻るとおーたさんと
ホルブラのあやさんがキャッチボールしているのを片目で見ながら
シリーズチケットを交換してなんとなしにお客さんを観察する。
・・・なんかお子様連れが多いですね。
こういうほのぼの感がいいよね。

 

・・・内容の話は明日に回します、ごめん。

 

終わって、雲仙さんに挨拶をして自転車で博多の森。
準備してメインで試合を見て撤去しておしまい。

 

やりようによっては勝てた試合だった。
福岡が仙台や山形、京都、桜大阪のようなスィングできないチーム用に
少々荒めに試合を仕上げるチームフレームをこないだの草津戦から
1969戦、そして今日の愛媛戦である程度練り上げてきて、という按配。
このフレームの真価が問われるのが来週、というところ。
水戸、山形と勝ち点取れたらすごいアドバンテージにはなるのですが。
われらが愛媛は来シーズンに向けたフレームの形はできた。
が、全体的に練りがまだまだ足りない、特に攻撃面。

 

ジョジマールと宮原両選手を軸に千島選手、森脇選手を絡める、という
基本線はよくわかる、現有戦力の「こぼれ」を必要最低限に抑えないといけない。
フレームの練り度を上げるためには「お金集め」を前倒しで進めないとまずい。
そういうことを感じた。


辛抱、辛抱、辛抱。

2007-07-15 22:34:04 | 現地観戦記

まあ、自分を出して、縁があればあったで、なければそれはそれでよし。
足りないところはまた学べばいい、そのための場所も確保できたし。
とにかく、自分の人生、また少し前に進めた。

・・・問題はフットボール。
U-20ワールドカップ、俺らスタンド廻りがきちんとしてたらこんなことに
ならなくて済んだ(はず)。
審判の技術についての問題は世界共通の問題。
それをスタンドがカリカリしていたら選手にカリカリが伝染してしまう。
そうなるとまともな判断ができない、リーグ戦でそうなったら代表戦でも
まともな判断が難しくなる。
まず落ち着け、とにかく落ち着け。

それにしても今日の福岡対仙台、大概なものでした。
・・・なんか政治的な力が(以下略。
3月のとき痛い目にあったヨンギは「殺す」ことができた、ただそれだけ。
もぐらたたきのような試合は、もうこりごり。
またジレンマだよ、糞。


なんか、複雑。

2007-06-30 19:10:52 | 現地観戦記

・・・やっとこさ、このシーズンから福岡をきちんと追っかけるようになって、
久しぶりに博多の森に毎試合行くようになった。
その反面、愛媛の皆様にはえらいご迷惑を掛けているのが心苦しくて。
何とか時間作ってもう2~3回砥部陸のほうにお邪魔したいのですが。

博多の森に行く前にまずはこのお話から。

華原朋美 復帰も心身回復せず引退も(スポーツニッポン) - goo ニュース
・・・この話聞くと、すごく複雑なんですよねぇ。
「お姫様の生活」なんざ、そう長くは続かない、続けたら続いただけ
その反動で人間がやばくなってくる。
そんなことわかっているのに、もう一方で「きゃんきゃん」とかに代表される
ファッション雑誌の売れっ子モデルの人みたいな「永遠の幸せを約束された」人生を
見て「自分を信頼している女一人も幸せにできない」自分にいまだ苛立っている。
そんなこと正直考えたくないから、お前ら雑誌の中に留まってくれ。
テレビや他の媒体でちゃらちゃらしてくれるな、腹立って仕方がない。

苛立ちはここまでにして博多の森のお話。
リティの言葉に選手が奮起したのか、点を取るべき人がきちんと仕事して、
抑えるところをきちんと抑えて勝つことはできた。
けどな、まだまだ試合の入りが相手に合わせている。
90分のうち60分だけ何とか自分を貫けたかなぁ、それだけ。


やっぱり、怖がっている、いろいろなことを。

2007-05-27 17:32:57 | 現地観戦記

いつもは博多の森バックスタンド真ん中上上段にポジションを取るのですが、
今日は札幌戦、と来れば関東コンササポの大将に久しぶりに会いたくて
メインアウェイ側、指定席との境目ぎりぎりに席を取る。
・・・あれから4年、いろいろな意味で変わって「しまった」ことを痛感するのですが。

なおさん(自分はその人をそう呼んでいる)は仕事の合間を縫って、
コンサのアウェイ戦中心にいろんなところに行ってた、
特に福岡がえらく気に入ったようだ。
自分はそのとき、うまく顔を出せばよかったのですが、舞台計画のトレーニングとか、
お金の都合がどうのこうのとか、という勝手な事情で行くことが出来ず、
おまけにキャッチボールが自分の感情の問題が元でうまくいかず、
半ば切れてしまった状態に。

それから自分は舞台計画と愛媛FCというムーブメントを何とかする活動、
この放浪記やこりっちで文章を書いたり、ということで自分を取り戻し、
まあ、何とか彼女も出来た、後はお金のことだけ。
そんな自分をなおさんに見てもらいたかったな。
なおさんはなおさんでチームに近いポジションについていて、
4月の東京引越し公演を陰で支える立場だったらしい。
・・・いろんな意味で大きくなったよな。

試合?
福岡蜂のへたれさ、さらに倍増、といった趣。
初めてスタンド廻りが「俺らはピッチ廻りのすべてを信じているから」という
プラスのメッセージを出していたというのに、応えることが出来ず。
というか、いろんな意味で迷ってる。
「お上品」にたたかいたいのか、「乱暴」にたたかいたいのかということを。
本当は「乱暴」にたたかうことを選べば少しは楽になる、しかしさじ加減が。


もっと工夫を!!

2007-05-03 23:31:52 | 現地観戦記

われらが愛媛、今年はどうやらロッキーづいてる。
博多の森に初登場の試合だって映画本体のプロモーションでオブジェの除幕式。
今度のホーム戦はスポンサーの太陽石油様のキャンペーンでグッズがあたる。
ついでに「勝利の女神」としてパンシャーヌのお姉さんが。
(代表作が出来て、よかったですね)

その前にだ、今日の博多の森から。

・・・今年の湘南はディフェンス・マンのペアリングの妙で何とかなっているようなもの。
  攻撃面はアジエルを潰しさえすれば何とかなる。
問題はどうディフェンス・マンのペアリングを崩すか?
こういうとき、まきみたいにアイスホッケーの心得がある選手が一人前線にいれば
何とかなるのですが。
という感じで福岡蜂も四苦八苦。
ジャーンがいないからよかった、ただそれだけの試合。
・・・愛媛戦でりんこん、覚醒してしまったなぁ。
ああいうことをうまく出来たらいいのですが。


あのときの裏焼き。

2007-04-26 03:54:31 | 現地観戦記

・・・よくよく考えてみれば、桜大阪のシャツがピンクピンクしてた「演歌調」から
  ピンクと紺の縦縞になってから、福岡蜂はどういうわけか、苦手にしている。


そのときのきっかけが、曜日だけ違ったナイトマッチ、という今日とおんなじ状況、
どんどん攻め込みながらもヨーロッパ帰りの西澤選手にええようにやられて、
最後の最後にとどめさされての引き分け、大きすぎるショックを引きずって、
中3日空けてのアウェイ戦1‐8で無残にもやられてしまった。
それからなんかしっくりしない試合の連続。
というか、スィングしないんだよ、ったく。

てなわけで、博多の森へいそいそと出かける。

・・・あのーっ、平日かもしれませんが、なんかまったりしているんですけどぉ。
自分もお酒飲んでいない以外は日ごろ食べ慣れないもの食べて、まったりしてます。

そんなスタンド廻りの空気がピッチに伝染して、しっくり来ない試合の入り。
桜大阪の守備ががちがちの「セメント」を仕掛けている所為か、
ボールが前へこない、というか「潰されてしまってる」状態が。

空中戦に持ち込んで、りんこんが頭で「有言実行ゴール」を決めて先制。
しかし、セメントはまだまだ続く。

後半になって、セメントを我慢できなくなった福岡の守備が崩れる。
そこをスピードで衝いて、立て続けに2点とってひっくり返す。

・・・正直、やばい、とは思いませんでした。
逆に、「追いつくのは俺らだ、勝てないけど」とさえ思った。
そうしたら、林、覚醒。
気持ちのいい、同点ゴールをありがとう。
あとはカウント2.9の攻防が続いておしまい。

まあ、これがトラウマ外しのきっかけになればいいのですが。
この借りは長居2で8‐1という逆スコアで勝てばいいのです。
自分の人生も、そういうきっかけが出来たからまあ、よし。

われらが愛媛、苦闘は続くよどこまでも。
彼女は妹のことで、自分は彼女を食べさせていくことの思案で、おんなじくらい
苦闘は続くよどこまでも。


たたかえども、たたかえども。

2007-04-07 18:45:08 | 現地観戦記

・・・楽にならず、我が展開、じっと己の姿を見る。

例のサイト、書けども書けども東京の見手のプロが本気を出したから
なかなか追いつかない、自分が一本見るだけでひぃひぃいってるのに、
あの人たち、日に二本も三本も見てる、さすが東京とは言いたくないが。
どんな仕事しているのかな?
見て、書くことがお仕事です、とか言われたら身も蓋もないけれど。

オフィスのTさんが「福岡の底力が出てきて」とか言われているし、
加えて、博多の森での福岡蜂のJリーグの試合の広告看板にも
「ようこそ劇場のある街福岡へ」とか掲げているわけで、
ここを踏ん張らなくちゃ看板に偽りあり、になっちまう。
自分より優れた見手が福岡にいて、
その人が自分を追い越せたら楽になるのですが。
なんか顔の見えない、バックボーンも知らない変態と戦うのは正直、きつい。

ということを福岡蜂対1969戦の開始前思っていた。

今日の博多の森は正直、「戦争」のような雰囲気だった。
・・・わけもない、いろいろな意味で1969には痛い思いをしてきたわけで。
  上がりたてのころにはスター軍団にぼこぼこにリンチされ、
  やっとこさ互角に戦えるようになったかな、と思ったら下に落ち、
  ユースの小僧たちだっておんなじ様にやられてばかり。
われらが愛媛にとっても、福岡にとっても1969、というか読売クラブという
存在は「現時点では完全に越えられない壁」になっている。
その壁を無理やりにでも越えるためにはピッチ廻りだけの努力では無理、
スタンド周りも「ぶっ壊してでも超えてやる、この壁を」というメッセージを
ある種の狂気を持ってまでも伝えないといけない。
・・・珍しく、今日のオブリはそれができていた。

その気迫がピッチ周りにも伝染して、いつものようなお上品なサッカーを
かなぐり捨てて、がつんがつんと潰していくサッカーを選択してる。
数々のチームが煮え湯を飲まされてきたフッキだって、ボールを持とうとすれば
うまく体(たい、と読んでください)を入れて、動きを無力化してる。
・・・愛媛の守備陣が学んでほしいことはこのこと。
  「反則を取られないように」うまく体を入れるどころか、体を入れること自体を
  恐れているように見受けられるのですが、今の守備陣は。
位置取りのうまさで止められる状況というのはものすごく限られているわけで。

・・・そうすりゃ、どこかで必ず相手はミスをする。
そこをずどんと仕留めて、蜂先制。
このあと、相手攻撃陣のプレッシャーに負けて、
オウン・ゴールを与えたのはもったいなかった。

それからはハーフタイムを挟んでお互いの持ち味を出した壮絶なぶん殴りあい。
これがいい塩梅でスタンド廻りに伝染して、サポーター席から、バックスタンドに
応援の手拍子、歌声が伝染してる。
こうなったらホームの思う壺、ロスタイムに1969の守備陣が致命的なミスをして
PKをもらって、それを丁寧に決めて勝った。

どうすれば、こんな一種、狂気とも思える空気を砥部陸で実現できるのだろうか?
というか、今の観客動員の伸び悩みは、「スタンドの空気をどうしたいか」という
ことに迷っているから、これ一点に尽きる。
客は、その空気が心地よいから、その空気を再び感じに舞い戻る。

四国という地区(除く徳島)の共通の課題なんだけど、Jリーグを含めた
「興行」、もしくは「エンターテイメント」を恒常的に楽しむ、ということに慣れていない。
まだ、「生活を省みる必要のない人しかできないこと」という認識があるようだ。
そこをどう工夫して、巻き込んでいくか、思案するよりも、
現時点でいろいろな形で楽しんでいる人々が、「そんなことなんかないよ」と
今よりももっと楽しく、工夫した形でやるしかないのですが。


うぃぁーな人、福岡、大分を席巻する。

2007-04-02 00:18:41 | 現地観戦記

本当は前の日に広島に乗り込んで、ビッグアーチで広島対マリノスをみて、
当日朝、ゆっくりと船に乗って松山、そうしてわれらが愛媛をみたほうが
良かったのですが。

2月の予定を練る段階で、いろいろ難しいことがこの流れだと多くなることが判明。
(@博多の森陸上競技場の机つきスタンドで)
・・・もういい、これ以上お話しすると言い訳になっちまう。
お金使いすぎだから、近場の大分対浦和をみることに決めた、ただそれだけ。

朝早く、大分駅から九石ドームまでの往復バス代と若干の飯代を工面するために
近所の24時間営業の古本屋にDVDを数本、売りに出す。
1400円、まあ何とかなるかな。
それからJRの駅まで歩いて、切符を買って、今日はなんだか指定な気分だったの
ですが、JRも2枚、4枚切符に限っては「公共交通機関、春の大ぼったくり期間」に
しっかり500円指定料金上乗せしてやがる。
まあいい、始発から乗る分には九州の特急列車は自由席多いから。

博多で10時の特急に乗り換えて一路大分へ。
まだ時間も時間だった分、うぃぁーな人々はまだ姿を見せない。
というか、福岡と北九州を分ける山を越えてから乗る人が面白くて。

中でも黒崎から乗ったピンクのコートを着た、ひざ上数センチのミニスカートを
履いたお姉さん、自分の隣に座るはいいけれど、何か落ち着かない。
小倉で方向を変換するために一度立ったら頓珍漢な方向へ移動する。
・・・切符、大分行きを持っているというのに小倉で降りようとしているよ。

あと通路挟んで自分の隣に座った馬鹿っプル、あれ、最低だよ。
人目をはばからずいちゃいちゃするのは問題だ、もっと問題なのは
車内販売の駅弁をまだ食べられるのに食い散らかしたままにして、
別府で降りるときに弁当の箱だけ持って、包み紙はそのまま、
テーブルは出したまま、栄養ドリンクの空き瓶は窓に置きっぱなし。
・・・彼女と旅行に行ったとき、あんなまねはしたくない、自分。

そういったことを観察しつつ、6月の愛媛@味の素遠征の行きの足を
携帯使ってスカイマークで取るわ、音楽聴いてぼぉっとしていると
いつのまにかうぃあーな人々がわらわらと。

大分の駅について、バス乗り場まで歩いてみると少しづつ増えてきているよ。
3本目の臨時バスに乗って九石ドーム、ホームゴール裏にある
屋台村のにおいが悩ましい、そして今日日帰りの浦和のお姉さんに
会えないかな、とわくわくするがどうも時間が合わなかったらしい。
・・・残念。
アウェイスタンドとの仕切りの金網ぎりぎりまで行って、警備のおじさんと
雑談しながら誰か会えないかな、と待つ。
・・・まあ、普通の人にはあの浦和サポの情熱、というものが理解できないかも。
  という話の内容でしたが。
結局、誰にも会えず、おとなしくメインスタンドの自分が座るポジションに。
セブンイレブンで出すチケット、全体的に文字が小さいんで、
改札の人がとても苦労していたよ。

で、ホームゴール裏の屋台村で「九州で一番うまいたこ焼きてったこ」を食べる。
・・・うまい、うますぎる、ソースがソースじゃなくて甘しょうゆたれ、
  それにマヨネーズだから、くどくない、何ぼでも食べられそうだ。

で、彼女にメールして、今度は6月の愛媛@味の素の帰りの足を手配するが
携帯の操作ミスで予約を一件飛ばしてしまう。
おまけに電池切れでどうしようもできない状況に。
仕方ない、試合に集中だ、というか、こないだ行ったときより
数段上がっただけのポジションじゃないですか。

・・・斜め前の池沼が試合の前、途中にかかわらずうろうろしやがる。
  通路際なんでそいつの足、蹴って、スタンドの下まで叩き落してやろうと思った。
  がな、トラブル起こすと九石ドームはもちろん、博多の森だって鳥栖スタだって
  下手すると砥部陸まで出入り禁止になったら辛いわけで、「誰か注意してよ」と
  アピールして、なにかあるたびに「ぼく、ぼく」と注意するにとどめる。

まあ、「エンターテイメント」としては上出来の試合展開でした。
これはわれらが愛媛のフレーム作りにかかわること、スタンド廻りのことと
リンクして書かないとまずいので試合のこと、スタンド廻りのことは明日以降に。

まあ、浦和はこの試合で水曜のACL,上海申花とのホーム戦の準備をした格好か?


 


殴り、殴られ。

2007-03-27 22:03:45 | 現地観戦記

・・・契約のタレントさんも「アナウンサー」と呼ぶことに疑問を感じる今日この頃。
「ニュース読み」の訓練を受けて、そのローテーションに入っていけることが
自分にとっての定義なのですが。
つーか、最近は言葉を知らなさ過ぎ。
どんな気持ち、どんな姿勢でこの人たち、働いているのかな。

そんなはなしはさておき、当分、時系軸が狂った形で東京遠征のお話をします。
読み手の皆様には、大変申し訳ないけど。

真夜中から降り続いている雨は強さを増している。
その中を傘も差さずに近くのコンビニまで道を急ぐ。
コンビニで傘を買い、景品のティシュをもてあまし、新宿の地下街へ。
ああ、心も重い、体も重い。
JRの新宿駅でホリデーパスを買い、まずは中央線で東京駅まで出て
帰りのドリーム号のためにかばんを八重洲口のコインロッカーに預ける。
あれっ、改札の中にあったコインロッカーがどこかいってしまった、なぜ、なぜ。

それから東海道線に乗り、生まれて初めて横浜を越える。
数年前までは東京から横浜ですら遠いと思っていたのに。
藤沢、辻堂、茅ヶ崎と東京でも、横浜でもない不思議な空気が。
そんな空気を感じているともう平塚だ。
競技場の最寄口の反対側には競輪場、そこでは年度おさめの
日本選手権決勝がある、ポイントカードにも何かつけてあげないといけないし、
久しぶりにお金を競輪に突っ込みたいな。
と思ったけど、どうも気持ちが動かない。

仕方ないから競技場まで道路にはってあるタイルを目印にひたすら歩く。
地面の土が異様に黒い、黒と灰色しか見えない。
自分が住んでいる福岡は黄色と茶色しか見えないのに。
・・・ここにも西と東の違いが。

競技場がある公園が、これまた広い。
家の近所にある公園もそれなりに広いけど、それよりも恐ろしく広い。

競技場の周りを一周して、まわりを観察。
それから開門までじっとアウェイゲートで待っている、本を読みながら。
みんなが続々集まって、ゲートが開いて、いつものように準備をして、
たたかっている。

・・・なんかゴール裏の雰囲気、空気がおかしい。
  変にばらばらしている、というかどうたたかえばいいのか、まだ迷っている。
ピッチ廻りも同じ、今後数年間たたかえるフレームを作る年、とは言えども
どんな寸法で、どの位置にしなりを効かせるか、どの位置に剛性を効かせるか、
というところですごく迷っている。

その迷いが重なって、どうも煮え切らない展開になっている。
ピッチ廻りは殴れども、殴れども、クリーンヒットになりにくい状況が続く。
何とか守備も四国ダービー、1969戦のばらばらだった状況からは
立て直せている。
しかし、あと一息の工夫が足りない、というか選手それぞれが
自分の持ってる「しなり」や「剛性」に気がついていない、
特に今年入ってきた選手が一番気がついていない、仕方ないけど。
結局は選手一人一人がそこのところをきちんとわかっていて、
加えて、まわりの選手の「しなり」や「剛性」を理解しておかないと肝心なところで
得点に結びつく工夫は生まれにくいのかな、そんなことを感じた。
・・・溶接していない、まだ「仮組み」の段階で結果を求めるのは酷だけど。

スタンド廻りは気迫の塊をどう投げ込んでいいか、迷ってる。
自分も含めて、前半は「爆心地」にいる人同士が遠慮しながらやっている。
声は出しているけど、なんか声と同時に気迫が出ている感じじゃなかった。
・・・ハーフタイム前になんか呼びかけた一般人、気持ちはわかる、
  がだ、試合中にあなたの声は聞こえなかったよ、
  それを言うならきちんと出そうよ声と気迫を。
後半やっとエンジンがかかった、残り5分、フル回転。
何とか点を取られそうなピンチも凌げることができた。

負けはしなかったが、勝ちもできなかった。
1グロスのパンチを浴びながらも同じくらいぶん殴れたけど。
そんな試合だった。

最後、浦和のお姉さんにさらっとしか挨拶できなくて申し訳ない。
もう少しお話できたらよかったのですが。

・・・去年は自分が「大全集」の中で一番「危ないこと」を言っていたけど、
  今年はやけに「わかった振り」をしている人が誰か、とは言わないけど
  「大全集」の中に二人いる、その人とその周りがいいものを壊していっている
  ということが、正直、怖いのです。

 


「変わる」だけじゃない、「化け」なければ。

2007-03-21 20:20:07 | 現地観戦記

じぶんの「見手」としての目を疑ってしまうようなことが多すぎる。

そこのところ、どうよ、というお話を初めてぐだぐだやってる。
・・・まあ、自分の意図しているところをつかんでいるようで、一安心。
  兎に角鍛錬と修練の連続、これに尽きる。

うーん、8月の頭にわれらが愛媛と福岡蜂が四国で中一日の間隔を置いて試合。
金曜日に徳島に渡って福岡の試合を見て、土曜日は高松近辺でうどんでも
食べて、(しょうゆ、ひやあつ、あつひや、ひやひや食いまくり)、
日曜はわれらが愛媛を見に行って、という按配。
がだ、例のサイトで福岡メンバーの交流会、というのがあるらしい。
・・・ゲストにあのxxxさんだって。
まあ、どんな人が書いているか、観察してみよかぁ。
日程は・・・えっ、うどん食いまくり予定日じゃないですかぁ。
まあいい、うどんは逃げないがこういった集まりは一度はずすと縁がない。
予定変更だぁ。

さて、今日は博多の森、正念場の福岡対仙台戦。
去年の12月、福岡蜂が何とか首の皮一つ繋がった試合の裏番組で
U‐18の小僧たちがJユースの決勝トーナメントを雁ノ巣で戦っていた。
おんなじカードで、スコアしか追っかけていないが、僅差で負けて、
ベスト8以上にたどり着けるチャンスを逃してしまった。
・・・正直、悔しいのですよ。

というわけで、今日は復讐戦、という意味づけなのに。
先制したところで前半を終わったのはまあいい。
問題は後半の試合の入り方。
ちんたらちんたらしやがる、攻めがきっちり殴れていない、
守りもきっちり殴れていない、まるで誰かの「猫パンチ」のような
試合の入り方しやがる。

・・・案の定真ん中にぼっかりスペース作って失点。
あせって猫パンチを繰り出すものの、点が決まるどころか、シュートすら届かない。
そうしていると、また真ん中にぼっかりスペース作ってやられた。

仙台が久藤選手ばかり「潰し」に行っている時点で、福岡も潰しあいを
選択すれば、ちったぁ荒れたかもしれないが、何とかなったはずなのに。
お上品なサッカーをして勝てるほどJ2は甘くないのをわかっていながら。
何でお上品なサッカーを目指そうとする?
目指しすぎて失敗の連続でしょ、そして現状失敗の許されないところまで
福岡蜂、というチームは追い詰められているんでしょうが。
そこのところ、早くわかってよ。

さて、われらが愛媛だ。
水戸という、非常に難しい相手にスコアレス・ドロー。
勝てたかもしれないけれど、今日勝ったことでフレームに狂いが出るより
ましな結果だった、としかいえない。
少しずつ、「変わり」ながら「化ける」、「進み」ながら「化ける」ということが
スコアからわかるよ、という見方なのですが。

若葉、行きたかったです、しかし仕事が・・・。