4月は、5冊です。
『事件記者、保育士になる』は、元朝日新聞記者で強面の著者が、62で早期退職、保育士目指して、なんと短大保育科に入学するお話。ほぼ女子の中に混じる、著者。なぜ、著者が保育士を目指そうと思ったか?色んな事件を取材していて子供を取り巻く環境がひどくなってきたこと、子供への愛に溢れていること。そして悲しいかな、「子供が好き」と言うのを憚られる時代になってきたこと。←子供をターゲットにした忌まわしい事件が多すぎる。
予想どおり、ピアノの鍵盤実技に苦労しながらも同級生や家族の助けを借りてなんとか乗り越え、不条理なことを言う先生には迷わず抗議をする。あっという間に読めました。
今さらながらの角田光代『対岸の彼女』。やっぱり、感動したなあ。角田さん、読ませます。直木賞受賞作というのも納得。これが書かれたのは、約20年前。もうこの当時とは、時代が大きく変わっている。イジメ、専業主婦対ワーママ、シングルマザー、容赦ないマスコミ、作中のこととはいえ、ナナコどうなったんだろう?元気でいて欲しい。
『ミナミの春』遠田さんなので、用心して読んでたのだけど(不穏な作品多くて)大阪を舞台にした約50年間のお話。丁度、大阪万博に合わせた?最後の章では、泣けてしまった。全編、関西弁で書かれているし、場所もよく分かるので、感情移入しやすい。
『おいしい推理で謎解きを』料理やレシピが、かなり本格的。この中の一篇が、かなりぞぞー。矢崎存美さんの「ぶたぶたさん」は、相変わらず可愛い。
もう最近の作品は、コロナを背景にしたり、歴史の1ページとして確実に反映されている。
『うちの老猫のいうことにゃ』は、もものことでかなり参考に。大体、同じ感じをたどってる。猫との暮らし・衰弱・看取り。著者のふじのはるかさんが、魯迅『藤野先生』の末裔にあたることなど、新しい発見だった。
万博がらみ~モチモチ~
ホームセンターで、苗購入。サンパチェンスが、モリモリになるそう。黄色のを植えたら「金運アップ」らしいよ。
7日で、ブログ20周年になる。その辺りで、完全に「はてな」へ移行かな?
と言っても最後はgooで記事書きたい。未確定。
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↑息子が「母の日」に買ってくれるそう。
『事件記者、保育士になる』と『おいしい推理でなぞ解きを』を予約しました。
連休中は特に外出する予定もありませんので、読書に勤しもうかと思っています
goo ブログが終了しても、読書メーターで hirorin さん
うちの図書館では、誰も予約かけてないんですよ。何でかなあ?
新聞の書評欄に出たのは、即予約が埋まりますね。
後は、丹念に週刊誌の書評欄を調べてます。
読書メーターでは、色々な方の書評を読むことができて、気づきも得られるし、自分では手に取らなかった作品と出逢いがあるので嬉しいです。
Julietさんは、今後ブログどうされるのでしょうか。まだ、お時間ありますしね。