おやつと本と絵で綴るhirorinの思い出

お菓子大好き、可愛いもの大好き、小さいもの大好き。これからも健康に注意しながらお菓子を食べ続けることを誓います。

子育てはもう卒業します 柿谷美雨

2018年04月01日 19時51分28秒 | 読書

「いくつになっても心配だけど、遠くから見守るしかないよね」
母親業に終わりはない。だけど、‘子供のために生きる私‘のままでいいの?

故郷を離れた18歳から40年、大学で出会った3人の女友達が就職、結婚、出産、子育て、嫁姑、実家との隔週、職場復帰色々な悩みを抱え語り合う。
口には出せない痛みを抱えながら。

↑の紹介に引かれて読んでみた。この3人の主人公たちは、私と同じ年。著者は1959年生まれ、兵庫県出身。私より1歳下だし。

私は短大だったけど、この3人は4大で就職状況とかよく分かる。確かに「自宅通勤に限る」とか赤で書いてあったわ。学生課の求人票。その後のお勤めの状況も全く同じ。

私たちの頃は、今みたいにずっと働くとかは少数派。学校出て何年かお勤めして結婚して専業主婦というのが主流だったし。女の子は、いいとこに就職していい旦那さん見つけて寿退社というのが、幸せだと刷り込まれてたし。学校の先生とかナースさんとかは、別だけど。

そして、この3人の子供達の状況もよく分かる。塾に受験に就職してからのあれこれ。いつまで続くの?と右往左往するのも同じ。

最後に3人の子育て反省会で終わっているけど。2014年、55歳でね。
とにかく、自分達の頃と全く状況が違う、学校も会社も世の中もと3人が言うてるのが私も同じです。

最近、友達とよく言うのは「もっと若い時に真剣に考えてちゃんと方向性定めて勉強してたら別の生き方があったんちゃう?」って

時既に遅しですが。

地元の毎年行くお花見スポットへ。駐車場も無料だし、それほど混んでないし。
トイレに続いて掃除機が壊れたので(モーターがブーンと音がして焦げ臭い匂いがしたので慌てて夫が線抜いたて)買いに行った帰りに。

息子と行ってきました。なんとそこで名前は存じ上げないが、お稽古で一緒の人と出会う。その人も息子さんと。推定年齢、うちの息子よりは上。お互いに息子ですと挨拶したけど、母親と来る息子も多いんやとちょっと安心。

息子、桜はほとんどどうでもいいようで。クワガタの幼虫を見つけてました。

安定のおいしさ甘酒とカルピス。

本、一日もかからず読めます。子育て真っ最中の人が読むのもいいけど、私らみたいにいちおう終わった人が読むのもなんとも言えないしみじみとした味わいが・・・

でも私は、もう終わった人なんだろうか?子育て以外でもね、色々考えます。

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8 コメント

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時代によって変わる価値観 (pukariko)
2018-04-02 11:47:12
こんにちは。
仕事も子育ても、同じ女の一生なのに、
時代によって価値観が変わりますね。
専業主婦が当たり前の頃のほうがむしろ生きやすかったかも。
今の女性は選択肢がたくさんありすぎて、逆に迷ってしまう。
結局は、周りに惑わされず自分の思うとおりに
ってことなんでしょうが、どう生きても
「これでよかったの?」の思いはずっとついて回るんだろうな~。

「自分のやりたいことを早く見つけて、実現するよう努力しなさい」
と子どもにはエラソーに言ってましたが、
自分は見つけられず、アバウトに生きて今に至ってます^^;
昔は子育てが終わるころには人生も終わったけど
今はそこからが長いからね~。
それこそ、前例なき長い老年時代の生き方?を見出さなくては。
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 (ココア)
2018-04-02 17:51:27
子育てというか、子供に親が育てられていることもありますね。
子供に教えられることや、親になってこそ学ぶことも多いです。
今のお母さんたちは、仕事が忙しく
一番可愛い時を、保育園に預けて可哀想だなと思うこともあります。
私たちの時代は、小学校の高学年くらいまでは、
専業主婦がほとんどでしたものね。

母は、還暦過ぎの娘を捕まえて、何か頂くと
ちゃんとお礼をいいなさいとか、よく言われます。
ちょっとうんざりしちゃいますけど。
いくつになっても、子供なんですよね。
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pukarikoさま (hirorin)
2018-04-03 08:39:48
私たちの頃は、本当に夫が働いて妻は専業主婦というのがモデルケースだったけど。友達の中で、結婚してずっと働き続けている人というのはいないんです。
独身の人は、働いているけど・・・
色んな人生があるんだけど、今若い女性が働こうとしても保育園などの施設も整ってないし。
難しいところですよね。
今の時代、専業主婦って恵まれた階層みたいです。

子育て終わってからが、長すぎて。
ついつい色んなことに手を出してみたり、お孫さんのいる方だったら、お孫さんのお世話とかね。
介護もあるだろうし。

でもまあ、健康が一番ですよね。体が元気ならなんでも出来るから~
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ココアさま (hirorin)
2018-04-03 08:44:34
親になって初めてわかることがありますね。
親の気持ちだとか、こうやって子供達を大学まで行かせてくれたとか。
私、自分がしてきたことに悔いはないですが。なんかそれに見合ったものを息子が出してくれないことにやや不満。でも親の愛は、無償の愛だから。仕方ないですかね?
健康で働いてくれてたらOKかと。
この本の最後の辺で、主人公の一人が息子の会社から帰って来たときの顔色見て一喜一憂するのにもう嫌だあ~その年の時、自分達は子供を生み育てて結婚して色々がんばってたんだあと爆発するシーンがあるのですが。
私も同じです。息子の会社から帰って来た時の顔色が気になる。
ほんまにいい加減にして欲しいです。
私は、職場長いから人間関係のトラブルはありませんが、ぐったりするようなこともあるのに~

うちの母は、もうボケてしまってるからそういうことは言いませんが、それでも何年か前までは「洗濯物の干し方が悪い、たたみ方がなってない」と私に怒ってました。
いずこも同じなんですね。
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分かるなぁ・・ (kinshiro)
2018-04-03 16:23:38
hirorin三の時代でもそうだったんだぁ・・!

私たちはそれよりも7~8年上だから、銀行とか、金融関係は自宅ないし、親類(伯父叔母の類ね)にかぎられてて・・それでもうるさかったからほとんど自宅だったわ・

子育てって・・どこまで親がかかわるか・・でね・・結婚したって、孫ができればあてにされるけど、でも責任はなくなるわね・・

進路も自分で決める・・決められるのが本当だろうしね・・
難しいわよね
私も終わった!と 一応は思うけど、やっぱり、、息子が一人でいればそう簡単にはいかない・・

我家も息子が買い物について来てくれて(たまに来た時ね)荷物持ってくれるんですよ・・夫にされたことがないので、なんだかくすぐったいけど、今の子は優しい・・・これも時代の流れなのでしょうね

親のいるうちまだ子供という言葉あるけど、ホントいるうちしかかかわれないから・・過干渉にならない・・ということよね♪

とにかく自分の生き方は自分で、人生の責任は自分で! これだけは強く言いましたね
家にはお金ないから・・・援助も何もできませ~~ン…ってね♪



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kinnshiroさま (hirorin )
2018-04-04 16:33:25
そうですよね。私たちのときでも24歳まで、自宅通勤に限るとかでした。
女子は、おおむね男性社員のアシスタントでしたね。
今のような時代が来るとは、思いませんでした。
でもそんな時代でも少数派だった、自分の道を決めて進んで結婚しても仕事を続けていた人を尊敬します。

アホやったわあ~

子供も結婚するまで~結婚しても孫守り?もう永遠ですね。
いつかは、私たちもいなくなるから一人ででもやっていけるようにして欲しいですね。
どうなることやら~

今日も午前中のお稽古でいつまでも結婚しない息子を持つ人同士で慰めあいました。
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結婚退職 (風のフェリシア)
2018-04-04 20:29:00
私たちの時代(hirorinさんのやくひと回り上)は、就職時に、結婚したら退職しますっていう誓約書を書かされました。
23歳位までに結婚しないと売れ残りと言われ、とても生きにくかったようです。
時代は流れ、いまや生涯独身でも生きていける。すごい変化です。
女性ひとりでも生きていけるだけの職場があり、収入があるんですもの。

うちの子たちは2人とも、独身のまま40歳を超えましたよ。「はぁ」、です。
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風のフェリシアさま (hirorin)
2018-04-04 20:52:18
ええ?フェリシアさん、私より約一回り上なんですか?
5~6歳、上かな?って思ってました。
誓約書ですか・・・そんなん今頃したらどえらいことに~
さすがにそれは、なかったですが。
もう24歳で結婚できなかったら~みたいな空気が。
それにお局様になるのが嫌で、働いて3年くらいしたら結婚の予定なくても辞めて、アルバイトや当時は限定職種だった派遣で働いたりしてました。
今は、いいですよね。
確かに女性には厳しい世の中ですが、働けるんですものね。

うちは、来月30歳になります。
どないするんやろ?と思いますが、こればっかりはねえ~ご縁のものだし~と嘆いています。
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