七つの会議 | |
クリエーター情報なし | |
日本経済新聞出版社 |
司法書士のような自営業をしていると,「サラリーマンはいいなぁ」と思うことがあります。
先ず,給料。サラリーマンは月々の給料と退職金が約束されていますが,自営業者には,そのいずれもありません。
次に転勤。2,3年ごとの転勤は考えただけでも嫌ですが,5,6年毎に好きな地方に転勤をするというのなら,気分転換にいいのかも知れません。まぁ,こんな身勝手な転勤はないでしょうが……
そして,人が多いこと。人が多いと気の合う友達もできるでしょうし,特に若い女性がいると,やる気が出てくるような気がするのですが,実際はどうなんでしょう。
しかし,サラリーマンを見ていて絶対にうらやましいと思わないのは「ノルマ」と「定例会議」。これはきつそうですねー。
『七つの会議』。売上目標を達成するために,心血を注いだサラリーマンとそのサラリーマンが働く会社の物語。「真犯人は誰なんだ?」と,まるで推理小説の様に面白い本です。
サラリーマンも自営業者も,働くって大変ですよね。頑張ろう。