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ひとつ教訓

昨晩のコンサートの反省です。
プログラムは長い間弾いて来た曲が中心で、はじめて取り組んだ曲もすでに収録作業を終えていますので、曲についての不安は、さほどありませんでした。指をこわして初めてとりあげる「モーツァルトの主題による変奏曲」も、遅めのテンポで練習してあります。
問題は湿気とエアコンの音です。
エアコンからは割と大きな音が出ていています。
会場に着く前から、「エアコンをいつ切ろうかな」と迷っていましたが、結局、演奏開始前に切りました。あまり解説を入れず、次から次へとプログラムを進めましたが、やはり暑くなってきました。
汗で、右指のすべりが悪くなります。
客席の方々も暑かったことでしょう(すみません……)。
それで後半の半分はエアコンを入れ、最後の3曲だけ切ることにしました。
これは正解でした。
夏が暑いのはあたりまえです。
ひとつ教訓です。
今の部屋を使う限り、エアコンの使用を考えてプログラムを組んだほうがよさそうです。
次回は7月10日、確実にエアコンは必要でしょう。
「ここで連絡と休憩」「ここで長いトーク」…etc.その都度、エアコンをどうするか、考えておくこととします。休憩の回数を多めにとり、3部構成あるいは4部構成にすることも、視野に入れておいたほうがいいでしょう。
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ありがたい話

「伊勢市クラシックギターを楽しむ会」のコンサート「スペイン音楽への旅」が終りました。
ワールドカップ・サッカー、オランダ戦の中継時間と重なったので、集客についてはほとんど諦めていましたが、常連さんたちはだいたい来てくれました。ありがたい話です。
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今度歩けるのは

私の苦手な季節です。
昨年の梅雨といえば、3月末に聾学校(津市)を退職し、「さぞかし身体も楽になるかな」と思いきや、活動パターンが大きく変わった加減で、逆にどんどん体力が落ちてきて、コンサート活動にも支障が来て「これはいけない」と思いつつも、初めての講座や教室の準備に追われていた時期でした。
足腰も弱り、「このままいけば、何か大きな病気を患って早死にするんじゃないかな」という不安の中、近くの三郷山を歩き始めたのは2ヶ月後のこと。これは私にとって大きな転機となりました。
体力は少しずつ持ち直し、紅葉の季節になると、自分のペースをほぼとりもどしました。近くに小さな山があるというのは、本当に幸せなことです。それ以来、私は「三郷山歩き」に、かなりの「こだわり」を持つようになりました。
晴れ間の少ない今の季節、折りにふれては「気象情報」に目を通し「今日は、何時ごろ山に行こうか」と考えるのが日課になっています。今日は残念ながらあいにくの雨、「今度歩けるのはいつかな」と思案中です。
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何ともはや

今日は木曜日、メルマガ「コンサートニュース伊勢」の配信日です。20日発行の「印刷配付版」の原稿作成にもとりかからねばなりません。それから明後日には、「伊勢市クラシックギターを楽しむ会」のコンサートも控えていますので、その関係の印刷物も2つ作らねばなりません。
てなもんで、少々混乱気味です。
まず、「伊勢市クラシックギターを楽しむ会」の次々回のコンサート(7月10日)には、Yさんの賛助出演(二重奏)が、すでに決まっていますが、それがもれていて、演奏者が私だけとなっていました。
次に、今月26日の「ほのぼのミニコンサート」は「演奏者募集」のままになっていました。これは記事のミスではありませんが、当日までにろくに日がないことを今ごろ気づきました。募集をかけたときから、「演奏者が見つからなかったら、自分で演奏すればいいか」という腹積もりはありましたが、いつまでも「募集中」ではいけません。演奏者がわからないコンサートに人が集まるわけがありませんからねえ。で、演奏者を自分に書きかえることにしました。
最後は、月に一度、村井楽器伊勢店の2Fホールをお借りして続けている「ライブスペース勢のっ!」です。7月の会を書き落としていました。この企画では、半年前に司会をさせていただいたきり、ご無沙汰していますが、一応、「スタッフ」のひとりです。「行けなくても、できるだけの協力はします」という立場でいますので、それすらなかったら、いよいよ「幽霊スタッフ」になってしまいます。
そんなわけで、メルマガの方は、「加筆・修正号」を出すことにしました。
「印刷配付版」はこれから作るので大丈夫です。でも、印刷作業は明日になりますね。
それにしても、記事の加筆・修正はいずれも、私が関係するものばかりです。何ともはや、お恥ずかしい限りです。失礼しました。
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親指を離す

今月のコンサートが近づいてきました。
プログラムには、ソルの名曲「モーツァルトの主題による変奏曲」など、左手親指の腱鞘炎を患って以来、「もう二度と弾けないかもしれない」と思っていた曲が少し入っています。フェレールの「4つの小品」は、「指がなおったら挑戦しよう」と思っていた曲です。
指の痛みはずいぶんとやわらぎましたが、治ったわけではありません。
ですから、「痛くなったきたな、今日はここまで」と思うこともたびたびです。
痛めた直後は、「弾ける曲がろくにない」という状況の中、親指を楽器から離して基本練習を続け、その弾き方でも弾けるくらい技術的にやさしい曲ばかりを、ゆっくりと弾いていました。
それを心がけていたおかげでしょうか、コンサートもCD制作も中断することなく、かろうじて、ここまできました。
でも、症状がおさまってくるにつれて、その(親指への)気配りを怠ってきているような気がします。「痛くなってきた」というのは、そういうことです。
まだ無理はききません。
今となって曲目を変更すれば、それは、あらたな負担となります。
せめて一番症状がひどかったときにやっていたこと、すなわち「技術的にやさしいところでは、親指を離す」ということを徹底させましょう。
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今、必要なこと

一昨日の日記と矛盾することを書きます。
今私が必要なのは、少しでも早く指の調子をとりもどすことです。
簡単な曲であっても、繰り返し弾きこんでいけば、それだけ指を痛めてしまう可能性も高くなります。楽譜を見ればすぐ弾ける曲を、わざわざ暗譜で弾くために、大事な指を痛めていてはいけません。
この2日間、「この季節だから、調子はよくないな」と思いながら弾いているうちに、私の気は変わりました。
やはり、暗譜に少しでも不安がある曲は、ためらわずに譜面台を立てることにしましょう。
一昨日の「エスパニョレータ」は、もちろんです。今春初めて手がけたフェレールの「ノクターン」も「4つの小品」もそうです。もう20年来弾いてきているデ・ムルシアの「プレリュードとアレグロ」も、指の故障にともなって、運指を変えたところがいくつかあります。
これらの曲は、すべて譜面を見て演奏します。
そうと決めたら、少し気が楽になりました。
「伊勢市クラシックギターを楽しむ会」の今月のコンサート「スペイン音楽への旅」は、この土曜日です。
どうやら今の指の状態では、「弾きこみで勝負」というのは無理です。
でも、さほど指を痛めつけなくても、できることはたくさんあるはずです。
これから先、老い衰えていく身体とつきあいながら、少しでも長く活動を続けているには、そういうことも考えなくてはいけません。
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梅雨入り宣言

昨日、ここ東海地方でも「梅雨入り宣言」があったそうで……正確なところはわかりません。相変らずです(笑)。
気圧や湿度の変化と関係があるのでしょう、ここ2~3日、身体の調子はどことなく良くありません。
たびたび睡魔が襲ってきますし、腰や指にも少し痛みがあります。
(今日の指の痛みは、ひと通り練習をこなしたところできました…)
でも、これは「想定内」です。
「栄養」「睡眠」「運動」の3拍子に気を配り、生活のリズムを安定させて、特に苦手なこの季節を乗り切るより仕方ありません。
その意味では、6月のアルバム制作(の収録作業)を早く仕上げたことは正解だったと思いますし、来月のアルバムの構想を早くたてて、(体調を見て)その機をうかがうことが必要だと思います。
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要は努力

この週末の「伊勢市クラシックギターを楽しむ会」のコンサート「スペイン音楽への旅」の前半プログラムに、「エスパニョレータ」(作曲者不詳)を入れようかどうか、迷っていました。
技術的にはやさしく、初見でも弾ける曲です。
……そういう曲ほど、暗譜があとまわしになるんですよね(笑)。
つまり、迷っていたのは、「これ1曲だけのために譜面台を立てるのも、不自然じゃないかな」という思いからです。
午前中30分ほど時間ができたので、「この時間の中で暗譜を完了させよう」と決めました。
まずは、普通に譜面台を見て弾いてみます。大丈夫です。
次には、譜面台を1メートルほど離して弾いてみました。
私の目はひどく悪く……話せば長くなりますが……音符が五線のどこに位置しているか、これだけ離せばもう見えません。
でも、練習した曲ですと、見えない音符でもだいたいわかるものです。
さらには、2メートル離しました。
……ほとんど見えないけれども弾けます。
最後は全く見ないで弾いてみました。
今度も大丈夫です。
ここまでの所要時間は約10分でした。
まだ20分残っています。
「たった10分で目的達成!」……てなわけがありません。
一晩寝れば忘れるに決まっています。
それでも、こういうことを繰り返すことによって、暗譜は確実なものにしていけます。
要は努力するかどうか……それだけです。
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家でゆっくり

ここのところ、左手親指の腱鞘炎のおかげで、「自分で企画するコンサートは、月にひとつだけ」というペースできています。
そのため、今日は土曜日ですが、家でゆっくりしています。
「ゆっくり」とは言いましても、「コンサートのある日よりはゆっくり」ということです。やっぱり4時過ぎに起床、ひと練習してから、「コンサートニュース伊勢」の配り残し分を配り、家にもどって家の仕事をやって、また弾いて……という具合です。
練習は、1週間後に控えた「伊勢市クラシックギターを楽しむ会」のプログラムが中心です。規模は小さくても、完全なソロコンサートなので、10曲以上弾きます。指の負担を考えると、他の曲をさらったり、「試し弾き」したりすることは避けたほうがいいでしょう。
それでも、今月の録音作業が終了しているので、気持ちの余裕が少しあります。
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序奏を省く

F・ソルの名曲「モーツァルトの主題による変奏曲Op.9」は、序奏とテーマに5つの変奏がつき、最後にコーダで締めくくるという構成です。
私がギターを始めたころ、セゴビア、イエペス、ジョン・ウィリアムズという名だたるトップギタリストの面々か、序奏を省いて演奏してみえたことがあって、プロ・アマチュアを問わず、序奏を省く人の方が多かったようです。
「じゃあ、自分は序奏から弾いてやろう」てなもんで、私は30年余りもの間、序奏をつけて弾いてきました。
けれども最近気づきました。
序奏から弾いたときと、序奏を省き、テーマから弾き始めたときでは、明らかに「弾きたいテンポ」が違います。「序奏との速度の対比」を考えなくてよいからでしょうか、(序奏を)省いたときのほうが、テーマから第1変奏にかけて、遅めのテンポをとり、少し優雅に弾けそうな気がします。
今度のコンサートでは、30年ぶりに序奏を省いてこの曲を弾きます。
おりしも、左指の故障のあと、はじめて(この曲を)演奏することになります。
ただでさえ、長時間弾きつづけることは、避けたほうが賢明です。
その意味でも、「序奏を省く」というのは、妥当な選択肢であると考えます。
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