伊勢の広垣(教室開設10年)です。
クラシックギター(6弦、11弦)を手に、今日も走りまわっています!
私の音楽日記
原則的に朝
「夕方に三郷山を歩けるようになったので助かります」と昨日の日記に記しましたが、天候その他の事情が許す限り、三郷山行きはやはり原則的に朝(早朝)です。
ひとつには、朝の方が静かで音楽を聴くのに好都合ということ。もうひとつは、夕方山から帰って草を引くのは体力的にきつく、したがって山へは朝行くしかないのです。
土に触れるのは嫌いではありませんが、少し頑張るだけでもその日の練習に支障が来ます。
したがって草引きの時間帯は夕方のわずかな時間のみ、コンサートが近づくと絶好の草引き日和でもパスを決め込みます。
だいたい30分で切り上げるようにしていますが、それでも夜の練習には「指が重い」「すく眠くなる」等の支障があります。速い難しい曲、長い曲の通し練習はまずできません。
ここのところ草を引いた日の夜は「アルビノーニのアダージョ」をよく弾いています。今日はソルの「ラルゴ」(第2幻想曲の第1楽章)の部分練習を中心に行いました。「アダージョ」はこの夏初めてとりくんだ曲で、今日は朝に一度弾いたきりです。眠くなったら、仮眠してでももう1回は通しておいた方がいいでしょうねえ。
夕方、三郷山へ
彼岸が過ぎると、朝夕が肌寒いほどになりした。先週までエアコンが切れなかったのがウソのようです。
今日は午前中に出張レッスン(南伊勢町のサークル)が入っていたので、三郷山へは夕方行きました。この間までは日が沈んでもまだ暑いので、朝から用がある日でも無理をして(朝の練習を5時半に切り上げて)朝歩くようにしていました。これは助かります。いくら早起きしても終了時刻が5時半では、いかほども練習できませんからねえ。
コンサートを終えた週は
14日に今月のコンサートを終えたので、今週はユーチューブ(10月アップロード)の準備とレパートリーのさらいなおしをやっています。
ユーチューブはまもなくネタ切れですが、とりあえず音源だけできました。後はなんとかなるでしょう
それから、この時期(コンサート終了後)の通し練習では、「生涯弾いていきたい」と思っている曲のうち、ご無沙汰気味で、しかも演奏予定がない曲を弾きます。早い話が「今どのくらい弾けるか、弾けないか」をチェックするのです。
今日はリストの「ラ カンパネラ」と「ハンガリー狂詩曲第2番」を弾いてみました。練習記録表を見ると、ともに最後に弾いたのが8月のコンサート終了後で、いずれも「わ」(忘れていて弾けなかった)と記載されています。今日は、ともに「テ」(テンポの設定に難あり)という書き込みが入りました。
暗譜については、自分が施したアレンジなのでさほど気にしていません(すぐに覚えなおせます)。テンポ感は私のウイークポイントです。これこそ継続してとりくまねばと思いますが、使える時間が限られているので、基本的にテンポが乱れるところだけをメトロノームを使って反復し、時々は曲全体を通してみる……という方法になるでしょうね。
1曲で手一杯
一昨日、今月のコンサート「秋のはじまり、ギターのしらべ」を終えました。例年9月のコンサートは翌10月に「特別企画」と銘打って気合いの入れた会を控えているので、長年弾いてきた曲ばかりで、しかも10月に弾く曲を外してプログラムを組むことが多くなっています。
プログラムには「リュート組曲第3番より 前奏曲」てのを入れました。この組曲全6曲を初めて弾いたのは今から40年以上も前、現役の中学校教師の時でした。日曜日の午前中も学校に出て仕事をし、峠を越えて伊勢市駅裏の中央公民館(当時)まで車を走らせて会場設営をしたらフラフラになり、並べたばかりのパイプ椅子を合わせてベッド代わりにして仮眠した記憶があります。
その後全曲演奏は5~6回やりましたが、「我ながら上手く弾けたな」と思ったのは30年ほど前の1回きりで、あとはいつもどれかにミスがいくつも出てガックリくることばかりです。
最近は「集中力を全く切らさずに弾くのは無理」と考え、全曲演奏は控えてきました。そしていつの間にか半分(3曲)は暗譜もおぼつかなくなりました。残りの3曲は今年1月の会で弾きましたが、今回は前奏曲1曲のみとしました。結果はこれまでの中で一番良く(ましに?)弾けたように思います。
私は現在67歳、もう「曲の大きさで勝負する」というのはやめた方がいいでしょう。この曲の他の5曲をすべて手放すと、私が手がけるバッハの大曲は「シャコンヌ」だけとなります。でも、考えてみれば「シャコンヌ」1曲でずっとふうふう言い続けているのですから、他の曲で欲張れば欲張るだけ、結局この曲(シャコンヌ)が苦しくなるわけです。
これは使えます
昨日三郷山で、ボイスレコーダーを使って朝録音した演奏と、たまたまスマートフォンに残っていた練習動画の音を聴き比べてみたところ、動画の方がずっとクリアな音で録音できていることがわかりました(あたりまえの話かもしれません)。
それで今日は、朝の練習録音を動画に撮影する要領で行いました。
果たして、録音機(行方不明)でとった音に比べても遜色ないような気がしました。これは使えますね。
しかし、スマートフォンで作った動画をユーチューブにあげる方もみえるようです。こんな単純なことにどうしてもっと早く気づかなかったのでしょう。
明日から(少なくとも録音機が見つかるまでは)この方法で行きたいと思います。今月のコンサートは明後日です。明朝は最終リハーサルのつもりでスマートフォンを操作することしましょう。
めげずに次の手
今月のコンサートが近づいてきました。
コンサートが近づくと、演奏予定曲はすべて朝の練習時に録音して三郷山を歩きながら聴くというのをここ何年かやってきましたが、録音機が行方不明で(この暑さで探すこともできず)それができません。
練習録音はパソコンにマイクを直接つないでやっています。でも、せっかく録音した演奏を全部再生する時間がとれません。特にこの時期は、録音時間も長くなる上、楽器を構えた練習を優先せざるを得ないです。
「やはり山で聴くしかないか」と思い、試みにスマートフォンのボイスレコーダーを使ってみました。でも駄目です。簡単に録音できても、音質が悪すぎました。めげずに次の手を明日、打ってみます。
何ともはや
今日午後、やっと今月の例会案内をブログにアップしました。先月の例会直前に重大なミス(日付の誤り)を発見し「以後気をつけます」と言ったばかりで、何ともはや……すみません。
正直に言いますと、忘れていたわけではなく、コンサートのタイトルや演奏曲目がなかなか定まらなかったのです。
8月例会と9月例会の間隔はたった3週間です。最初の1週間は「今月のアップロード」と、レパートリーのさらいなおしに使い、残りの2週間で9月例会の準備をする……という計画だったのが、連日の暑さで体力も集中力も落ちていたのか、弾いていたわりには練習効果はあがらず、それでプログラムが迷走してしまったわけです。
やっと、朝夕だけは少し涼しくなってきました。あと9日です。結局長年弾いてきた曲ばかりで組みました。その上で当日汗ばむことも想定し、準備にあたろうと思います。
スパニッシュ・ギター
9月になりました。今日は防災の日、台風10号による被害が懸念されます。
今月のアップロードです。録音機が今だ行方不明なので見送ることも考えましたが、以前から編集作業に使っていた「サウンドエンジン」というフリーソフトで録音し、音質が若干気になったので、同じくフリーソフトの「オーダシティー」で少しだけ加工しました。
20世紀北アイルランド生まれのアーティスト、ゲイリー・ムーアの代表作品(詞・曲)です。原曲の歌詞には、休暇で過ごしたスペインのある女性への思いが切々と綴られています。ぜひご視聴ください。
▽スパニッシュ・ギター(ゲイリー・ムーア 演奏/広垣 進)
https://youtu.be/2suentx1_8Y