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要は努力

この週末の「伊勢市クラシックギターを楽しむ会」のコンサート「スペイン音楽への旅」の前半プログラムに、「エスパニョレータ」(作曲者不詳)を入れようかどうか、迷っていました。
技術的にはやさしく、初見でも弾ける曲です。
……そういう曲ほど、暗譜があとまわしになるんですよね(笑)。
つまり、迷っていたのは、「これ1曲だけのために譜面台を立てるのも、不自然じゃないかな」という思いからです。
午前中30分ほど時間ができたので、「この時間の中で暗譜を完了させよう」と決めました。
まずは、普通に譜面台を見て弾いてみます。大丈夫です。
次には、譜面台を1メートルほど離して弾いてみました。
私の目はひどく悪く……話せば長くなりますが……音符が五線のどこに位置しているか、これだけ離せばもう見えません。
でも、練習した曲ですと、見えない音符でもだいたいわかるものです。
さらには、2メートル離しました。
……ほとんど見えないけれども弾けます。
最後は全く見ないで弾いてみました。
今度も大丈夫です。
ここまでの所要時間は約10分でした。
まだ20分残っています。
「たった10分で目的達成!」……てなわけがありません。
一晩寝れば忘れるに決まっています。
それでも、こういうことを繰り返すことによって、暗譜は確実なものにしていけます。
要は努力するかどうか……それだけです。
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