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平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い2867 啓蟄、平和主義のゴキブリ  

2023-03-09 09:16:00 | 日記

啓蟄が過ぎ、人間にも、虫たちや草花などにとっても、寒い冬が終わり、浮き立つ春です。

でも、プーチンのウクライナ侵略戦争のお蔭で、ウクライナの皆さまにとっては、ツラい春ですね。

ウクライナでも、虫たちがうごめき始めるのでしょうね。

人類が、地球上に生き残れる可能性が無くなっても、生き残れる生物はゴキブリだ、と言われています。

 

何年か前に、日経夕刊「明日への話題」で、龍谷大学農学部伏木亨教授がお書きになった「戦わずして」

という、ゴキブリのお話しを、ブログに使わせて頂いたことを思い出しました。

伏木先生が30年前にお読みになり、衝撃を受けられた欧米の科学雑誌の論文。

論文の筆者らは、2匹のゴキブリをカップに入れ、戦わせた。

最初は両者睨み合っているが、触覚でコミュニケーションをするらしく、すぐにどちらかがひっくり返って

腹を見せ、全面降伏する。戦わずして勝敗が決まり、どちらも負傷しない。何匹かを対戦させても同じ。

ゴキブリの体臭に含まれている4種類の化学物質の「におい」が、優劣を決めると言うのです。

自分より強い「におい」物質を振りかけられると、降参。

伏木先生は、

「ゴキブリのシステムには考えさせられる。戦わずして勝負を決するなんて、実にエレガントな文化だ。

無駄な血を流さない。さすが、何億年もしぶとく生きながらえてきた種の知恵だ。(中略)

人間のすることは、どうもきな臭い方向に向かうようだ。軍拡競争もしかり。ゴキブリの知恵に学ぶ、

スマートなコミュニケーションの道具はないものだろうか」

と結んでいらっしゃいました。

プーチンの、悪魔のような侵略戦争、もしかして、人類滅亡への「核兵器」も使いそうな狂行をほのめか

しています。

ボタン一つで、勝負を決するどころか、戦争当事国の衰亡ばかりではなく、人類滅亡に繋がるのです。

人類が、地球上で生残れるかは、「話し合い」による、スマートな平和的解決しかないのです。

人類が滅亡しても、平和主義のゴキブリは生き続けるのです。

だって、人間同士は、殺し合い自滅するけど、ゴキブリ同志、殺し合うことはないのですから。

十三夜の月も。

3月9日、「今日は何の日カレンダー」より 記念切手記念日、関門国道トンネル開通記念日、

エスカレーターの日、レコード針の日、ありがとうの日、マッチの日、クジラの日(毎月)
▲剣客・塚原卜伝、没。83歳(1571)▲甘藷の栽培に成功(1735)▲学習院の前身、学習所できる(1847)
▲親兵を廃止し、近衛兵を置く(1872)▲クラーク博士、没。59歳(1886)▲日本初の記念郵便切手発行。

第1号は明治天皇・皇后陛下ご成婚25周年記念(1894)▲ロシア首都をペトログラードからモスクワへ(1918)
▲B29、東京に飛来(1945)▲三原山、大爆発(1951)▲世界初の海底道路、関門国道トンネル開通。(1958)
▲新都庁落成式。48階建て、総工費1570億円(1991) ▲戦後初国産戦闘機F-1全退役(2006)▲宮城県北部

で、東日本地震の前震M7.3(2011)▲スペースシャトルディスカバリー最後のミッション終了(2011)

▲インドネシア中心に日食(2016)